宇津井優一の鬱ブログ

うつ病になったらこうなる

うつ病なんて心が弱い人間がるものだというのは間違い!

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うつ病なんて心が弱い人間がるものだというのは間違い!

うつ病のきっかけは、繁忙期の業務量増加にてキャパシティオーバーになったことでした。

当時、仕事について間もなく、慣れない中でなんとか仕事をこなす日々で、気軽に相談できる相手も居ない環境でした。

そんなある日、同僚が精神疾患を患い休職。人員が不足している状況で繁忙期を迎えました。ただでさえいっぱいいっぱいの毎日だったのですが、繁忙期にてどんどん残業が増えていき、時には休日出勤をしなくてはならず、それに伴い、休息の時間も減っていきました。

すると、次第に体調に変化が出てきました。忙しい毎日となって間もなく、何となく仕事に行く気がおきない、何となく身体がだるい、等の症状が出現しました。

しかし、それも「忙しいだけで行きたくないと思うなんて甘えだ」「家族に余計な心配をかけてしまう」などと考え、休むことなく出勤していました。すると、次第に寝付きが悪く、眠ることができても途中で起きてしまうようになり、その頻度は日を追って増えていきました。

不眠が継続するに伴い、仕事上での集中力も低下し、頭が回らない状態となり、普段はしないようなケアレスミスが増加しました。それでも、なんとか出勤を続けていましたが、「自分はダメな人間だ」「消えてしまった方が良いに違いない」という気持ちが出現し、仕事の前日には勝手に涙が出てきたため、心療内科を受診しました。うつ病との診断を受け、休職になりました。

しばらくは生活リズムも崩れ、家事や趣味さえもやる気がおきない状況が続きましたが、薬の調整が進むにつれて、次第に軽快していきました。

比較的順調に軽快していったため、休職2ヶ月で復職しました。

しかし、程なくして以前と同様の症状が現れたため、再び休職となりました。

その後も治療を続け、再び仕事について考える余裕が出てきた時に、このまま仕事に戻って大丈夫だろうか?という不安が頭に浮かびました。そこで、主治医の先生に相談すると、リワークプログラムを勧められました。

リワークプログラムとは、復職に向けて、再発防止のための心理教育が受けられるものですが、それまでリワークプログラムというものに関しての知識が無かったので、自分だけでは選択肢に浮かぶこともありませんでした。

先生にすすめられ興味を持ったため、さっそく見学に行き、リワークプログラムの受講を決めました。

そこでは認知療法や、病気に関する講座等が受けられ、また、同じ病気を抱え、復職という同じ目標を持った人たちとの交流の場にもなりました。

プログラムでは、自分は完璧主義で手が抜けないこと、自分の悪い所ばかり見て良いところを過小評価しがちなこと、仕事上で何か失敗があると自分せいだと思い込んでしまうこと、など、様々な自分の悪い考え方のクセがあることに気づくことができました。

また、人に頼ることが出来ない、断ることができない、期待に過剰に応えようとしてしまう、など、仕事をする上で自分で自分の首を締めていたことに気づき、その対策を練ることができました。

自分について改めて考えることは、リワークプログラムを受講しなければ決してしなかったと思います。環境が悪かったと周りのせいにするだけでは復職をしてもまた同じことを繰り返していたと考えられます。

現在は無事復職をはたし、何でも100パーセントじゃなくて良いんだよ、時には人に助けを求めても良いんだよ、と自分に言い聞かせながら、自分をほどほどにコントロールしていけてると感じます。

最後になりますが、「うつ病なんて心が弱い人間がるものだ」と思っていましたが、こんなに身近なものであると身をもって実感しました。

ただ、適切な治療を受ければ、時間はかかるかもしれませんが、必ず良くなりますし、無事に社会復帰も果たせます。

しかし、うつ病は再発率も低くないので、再発予防についても取り組む必要があるかと考えられます。

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