宇津井優一の鬱ブログ

うつ病になったらこうなる

うつ病で毎日死にたい、いますぐ消えたいと思っているあなたへ

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うつ病で毎日死にたい、いますぐ消えたいと思っているあなたへ

看護師という仕事についた以上、うつ病についての知識もありました。

また、看護師は激務のためにうつ病などの精神疾患を発症しやすいことも知っていました。

しかし、まさか自分がうつ病になるとは思っていなかったのも事実です。 

私は、新卒で地元から遠い総合病院の産婦人科を含む混合病棟に配属されました。

希望の病棟は産婦人科でしたので、とても嬉しく思いました。

しかし、その病棟は産婦人科以外にも4つの診療科目を担当している女性患者専用の病棟であり、担当したいと思っていた産婦人科の患者以外の患者の看護もしなければなりませんでした。

ただ、それが嫌だったというわけではありません。何事も経験であり、様々な疾患を持った患者を担当することで、看護師としてのスキルも上がると思っていました。

とは言え、毎日担当する患者が異なるため、知識も技術も浅い私は、患者の情報収集さえもうまくできず、先輩看護師の後ろをついてひたすら今の自分にできることを行っていました。

当然それでは、患者のために看護ができているかと言われればノーと答えるしかありません。

日々の業務を流されるようにこなし、残業もして疲れ果てて家に帰ります。

家は、病院が用意してくれた看護師寮がありましたので、通勤は楽でしたが、徐々に家と職場の行き来でしか外に出ず、食欲もないので家に帰ればすぐに寝るという生活になりました。

 実は、私には軽度の発達障害があります。

大学時代は、それほど大きな問題なく過ごせていましたので、社会人になっても上手くできると思っていました。

しかし発達障害の特性である、臨機応変に動くことが苦手ということや、一つの作業に集中しすぎて他のことに気配りできないということが就職してから目立ってくるようになりました。

看護の現場は激務の中、常に気を張り患者の状態変化に柔軟に動けるようでなければなりません。

記録などの作業に集中するとナースコールの音すら耳に入らなくなってしまう私は、少しずつ看護師として、そして人間としての自信をなくしていきました。

自分はダメ人間だと何度も思いました。

しかしせっかく第一希望で就職できた病院であり、病棟内の人間関係も良好だったため、辞めたくないという思いだけで勤務していました。ただ、同期や先輩方には元気がないと思われていたようです。

その自覚はありましたが、そのときはどうしていいか分かりませんでした。 

就職して約3か月後、体調を崩しこのままではダメだと思い、精神科を受診しました。そこでうつ病と診断され、3か月の休職をもらいました。

休職に入った途端に39度の高熱を出し、4日間ほど下がらなかった時は、心身ともに限界だったのだと思いました。

休職中はずっと布団の中にこもり、寝転がって天井を見つめては1日が終わるという毎日でした。不眠症にもなっていましたので、抗うつ薬や睡眠剤を服用して何とか生きていた、という感じです。

休職中に体調が回復することもなく、12月ごろまで休職が延びました。

その間に希死念慮が高まり、自傷行為や物に八つ当たりすることもありました。

毎日死にたい、いますぐ消えたいと思っていました。

12月には少し体調が回復し、復職したいという思いも高まったので主治医と相談し、勤務先の復職プログラムを利用して、病棟に復帰しました。

しかしすぐにうつ病が再燃し、プログラムは中止となり、退職を決意しました。 

退職後は地元に戻り、2か月ほど自宅療養をしてから派遣社員として2か月働きました。

保育園での勤務でしたが、激務ではなくゆっくり働くことができました。

そして少し自信が戻ってきた私は、病院やクリニックで働くために仕事を探しましたが、経験年数が1年未満のため、なかなか仕事が見つかりませんでした。

そうした中、やっとクリニックのパート勤務を見つけ採用してもらえました。

ですが、そこでは医師の診察介助のために、一度に複数の動作をこなさなければならず、また医師と患者の会話を聞き取って、次回の診察のために必要なことを記録しなければなりません。

また、診察の内容によって介助の方法も違い、その場に応じた動きが求められます。私の苦手な動作がたくさんあるこのクリニックでは、長くは働けないと思っています。

もちろんまだ慣れていないからというのもあるかもしれませんが、どうしてもできない部分があるのも確かです。

現在試用期間中ですので、その間に退職し、次に働く場を見つけようと思います。

 自分にできることとできないことを明確にして、できることだけに集中できる職場を見つけることが大切だとやっと気付きました。

そのような職場はなかなかないかもしれませんが、うつ病を悪化させないためにも必要なことだと思います。

今後は看護師の資格にとらわれず、他の職種にも挑戦して自分に合った職場を見つけようと思います。

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