日本人なら誰もが知っているドラえもん。
その主人公であるのび太という人間。
気が弱い性格で泣き虫、ぐうたらで運動が苦手、テストにいたってはいつも0点
そんなのび太でも最後はクラスのマドンナのしずかちゃんと結婚するのです。
間抜けなのび太がなぜ誰もが羨む成功を掴めたのか?
こののび太という生き方はうつ病改善の考え方と同時に幸せになれる第一歩になるかもしれないのです。
のび太という人間性
のび太は視点を変えれば実はみなさんが思っている以上に人生を上手に歩んでいると思っています。
ジャイアンとスネ夫からいじめにあったとしても解決策をドラえもんに提案してもらい、難なく問題をクリアーしてしまいます。
のび太はとても心配症なんですが、のび太はあまり事態を深刻に受け止めることなく、何事に対しても、失敗を恐れずに比較的さらりと対応する。
だからこそのび太は失敗をあまり恐れないのです。
失敗しても再度チャレンジするという考え方を常に念頭においているのです。
頑張らないし、無理はしませんが、どんなに辛いことがあっても「くじけない心」という最大の武器をもっているのです。
うつ病の方はのび太の考え方を学ぶと心が楽になる
のび太は、苦手なことを先延ばしにする癖がある。
頑張らない!無理をしない!これがのび太だ。
しかしのび太は人に頼ることが得意だ。
うつ病患者によくあることなのですが、悩みを打ち明けれず一人で問題を抱え込む癖を持っているのです。
のび太の場合は溜め込んで爆発する前に、誰かに頼るのです。
ピンチになればすぐに助けを求めれる勇気をもっている。
だからのび太はうつになりにくい。
自分で自分の非をすぐに認めることができても頑張らない。
のび太は、あるがままの存在を理解し行動できる人なのです。
のび太流幸せの作り方
のび太は最終的にクラスのマドンナであったしずちゃんと結婚する。
その理由は何よりも、のび太の異常なまでの優しさだ。
のび太くんを選んだキミの判断は正しかったと思うよ。
あの青年は、決して目立った取り柄があるわけじゃない。しかし、人の幸せを願い
人の不幸を悲しむことができるそれが人間にとっていちばん大事なことなんだからね。
彼なら間違いなくキミを幸せにしてくれると僕は信じていると思うよ。そして、そんな彼を選んだキミを誇りの思っている。
大丈夫!キミの未来は絶対に明るい
しずかちゃんのお父さんが実際に言った有名な言葉である。
うつ病の方はこの考え方を持っている人が非常に多いのだ。
のび太とうつ病患者の違い
のび太とうつ病患者の違いはあるのだろうか?
うつ病になってしまう人は自分を犠牲にしてまで幸せを願いすぎてしまう可能性があるのです。
真面目で責任感がありすぎるからこそ、自分の限界を超えていても人のために責務を全うするのです。
うつ病の薬を飲んでもよくなっても、根本的な考え方が変わらなければ、またうつ病が再発してしまいます。
自分を犠牲にしすぎず小さな目標に向かって果敢に努力することが大事なのです。
まとめ
頼りっぱなしで、ダメ人間なのび太というイメージが強いですが、頑張らない、無理をしないという考え方で、誰よりも幸福度が高く、幸せな人生を歩んでいるんです。
自分らしい人生を送り、夢を実現させるためのヒントをのび太から学んでみるといいかもしれません。
うつ病になる大きな原因は「頑張りすぎ」にあります。
頑張るという気持ちはとても大事です。
しかし誰かから強制されて身に付く頑張りの場合はどうなのでしょうか?
頑張って結果を出すと褒められる。
結果がでないと「もっと頑張れ」と叱咤されると結果がでない自分を認めてくれない環境が、頑張り続けないといけないという刷り込みが生まれるのです。
ある意味強迫観念に呪縛霊のように取り憑かれているかもしれません。
やりたくないことをするのに慣れすぎてしまっている自分に気づくこと。
自分は本当は何をしたいか鈍感にならないように。