自分を責める癖がうつ病!絶対にやってはいけない考え方と対策!

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子供の頃からマイペースで、自分のペースで物事を進められない状況に強いストレスを抱えるタイプでした。

大学を卒業するまでは自分のペースで学業をこなして、学校に行っていればよかったので問題はありませんでした。

大学卒業後に会社に入ったのですが、自分のペースをうまく掴めず、心身のバランスを崩すことになってしまいました。

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自分を責めたのがうつの始まり

会社では人間関係も良好で、分からないことは先輩に聞けるし、昼食も同じ部署の人たちと仲良く食べていました。

ただ、一人当たりの業務量がかなり多くて、毎日早めに出社して残業もしていました。

後から知ったことですが、その年は業績が良く特に忙しかったようです。

しかし当時はそんなこととは知らず、どうして私は仕事が溜まってしまうんだろう、私のやり方が悪いに違いない、昔から鈍臭いから迷惑をかけていると、自分を責めてしまいました。

毎日毎日自分を責め立てながら仕事をしていくうちに、うまくいかないことはなんでも自分のせいに思えてしまって、常に自分が何か悪いような気がしていました。

次第に頭が働かなくなって効率的に仕事ができなくなって、会社まで行くのが辛くなり、最後には朝起きても体が動かなくなっていきました。

重い体を引きずって会社に行くのですが、そんな状態の自分が情けなくて出勤中に涙が止まらなくなったり、希死念慮に苛まれたりしていました。

今思えばかなり深刻な状況だったと思います。

そこまでくると、病院に行くという選択肢さえ頭に浮かばなくて、家族が心配して病院に行くことを勧めてくれました。

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回復までの過ごし方

病院では適応障害からのうつと診断されました。

薬をもらって、規則正しい生活をして、遠くへ出かけることは禁止、疲れることはしないようにと念を押されました。

はじめは出かけるなんてとんでもない、ベッドから天井を眺めているだけで日が暮れるような日々を過ごしていました。

少し経つと退屈を感じるようになって、スマホでパズルをしたり塗り絵をしたり、時間を潰すようになりました。

本を読もうと思ったのですが、内容がなかなか頭に入らず疲れてしまったのでこの頃は本は読みませんでした。

本が読めるようになったのはかなり回復してからです。

ベッドから起き上がって活動できるようになると、今までできなかったことをやりたいと思うようになり、部屋を片付けたり料理をし始めました。

体力も気力もなくて、なかなか疲れますが楽しくて、楽しいと感じられたことが嬉しかったです。

退屈とか、楽しいとか、面白いとか、忘れかけていた感情が少しずつ自分の元に戻ってくるような感覚で毎日を過ごしていました。

しかし仕事については、職場に戻っても、同じことを繰り返すだろうと思って結局退職してしまいました。

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絶対にやってはいけない考え方

自分を責めてしまう人の特徴として共通している特徴は心が繊細で傷つきやすいという点です。

調べてみると、幼少期に親から褒められる経験が少ないと劣等感が強くなり、自分に自信を持つことができないこともあることも分かりました。

完璧主義だったり、必然的にマイナス思考となり結果的に自分を責める行為へとつながります。

ではまず何を気をつけたらいいのか?

私が実践したのは「自分を責めないこと」です。

そんなことは分かっていると言われそうですが、自分を責めることで悩んでいる人に、「自分を責める言葉をかけないでください」と伝えても、必ずどこかで自分を責めそうになる瞬間は訪れます。

「自分を責めるのをやめたいのにやめられない」

だからこそ絶対にやってはいけないのが、

「自分を責めない様に意識すること」です。

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私が実践した考え方

私が実際に自己肯定感を高め、自分を責める癖を治していった意識方法を紹介します。

日々の積み重ねの考え方の癖が、いい未来を作りあげます。

プラス思考に切り替える

失敗することはショックですが失敗から学べることもあります。

全ての物事には良い面と悪い面が備わっています。

悪い面を見つけたときは良い面も見つける癖をつけました。

自分の短所についても考えてみましょう。

短所にもポジティブな面が存在しています。

私の場合物事を進められないということを短所に思っていましたが、ポジティブに捉えると慎重に行動できる人と捉えることができます。

自分の長所を知る

自分の長所を正しく認識するこで自己価値を再発見してみるといいです。

自分の長所を客観的に分析することは比較的難しいでしょう。

でも他人に褒められた経験は誰もが経験しているはずです。

それを思い返して紙に書き出して見て下さい。

新しい自分が見えてくると思います。

本当に自分のせいか疑う

揉め事やトラブルがあった時に、大抵両者に原因があったりします。

例えば仕事のミスが多いことを指摘された時、自分を責める癖がある人は100パーセント自分が悪いと考えてしまうでしょう。

しかし教え方が分かりやすく丁寧でなかったり、言葉遣いが乱暴で社内の環境が常に緊張感があることでミスが増えることがあります。

こうして私は思考の癖を少しづつ変えて行く事にしました。

うつ病にならない最強の考え方はナルシストこんな記事もあったので参考に。

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自分に合った生き方

無職になって金銭的な不安もあったので、お医者さんと相談して自分のペースで働ける仕事を探すことにしました。

シフト制の仕事なら疲れたら少しシフトを減らせるという理由で、うつのことを相談した上で雇ってもらえる場所を探しました。

最終的にはフリーターで、飲食店で働くことに落ち着いています。

会社に勤めている頃に比べれば給料も少ないし将来的な不安がなくはないですが、会社勤めでもこのご時世で終身雇用なんて期待できないし、自分の健康が大事だと思うと自分に合った働き方が1番です。

うつから回復して数年経って、自分の心身の声を聞くことが上手になりました。

ストレスや疲労のコントロールができるようになったので生活に余裕が出てきて、趣味が増えたり、やってみたいことが増えてきています。

少しお金も欲しいので飲食店で働きつつ、在宅で稼ぐ方法を試行錯誤しています。

得意な英語を活かして翻訳の仕事をしたり、いずれは翻訳だけで生計を立てていくという目標ができました。

今では考え方の癖が変わり、仕事がうまくいかなくても自分を責めることはありません。

うつは再発する可能性が高い病気なので、自分のペースで生きていける方法をこれからも模索していきます。