うつ病になると自分には価値がない人間だと勝手に決めつけ、自己顕示欲が強くなります。
自己顕示欲とは「自分の存在を相手に認めてもらいたい欲求」の一つです。
落ち込み方がひどければひどいほど、自己顕示欲が強くなる傾向があります。
どうしたらうつ病でも自己評価を確立する事ができるのでしょうか?
うつ病は自己顕示欲が強くなる!憂鬱な気持ちが起こると体に何が起こる?
憂鬱な心は自己評価を低く判断してしまいがちになります。
些細なミスを気にしすぎたり、一度指摘された事に対してトラウマを抱えてしまいます。
そういった思い込みから自己肯定が始まります。
そうすることで、自己顕示欲が現れるようになります。
「自分をアピールして誰かに認めてもらいたい」という心理です。
自己顕示欲は人に認めてもらいたい心理ですので決して悪い感情ではありません。
誰かに認められたいから努力する
誰かに認められたいから欲求を制御できる
誰かに認められたいから人につくす
誰かに認められたいから迷惑をかけないようにする
自己顕示欲が強くてもいいことはあるのです。
しかし、あまりに自己顕示欲が強くなりすぎると自分の首を絞めてしまう恐れがあるのです。
うつ病は自己顕示欲が強くなるとどうなるの!?
自己顕示欲があることによって、誰かに強く認められたいという欲求が現れます。
しかしあまりにも強い自己顕示欲が現れてしまうとどうなってしまうのでしょうか?
自己否定
認められたい願望が強いが故に、認められなかった時の脱力感から憂鬱な気持ちになってしまいがち
被害妄想
こんなにダメな自分のことだ。誰かが悪口を言っているに違いないと勝手に被害妄想が出てしまう
自己愛の欠如
自分に自信を持つ事が出来ず、前向きな感情にならない
人間不信
誰を信じていいか分からず、心を閉ざしてしまう
自分自信で首を絞め、自分は無価値な人間だと勝手に決めつけるレッテル張りをしてしまうのです。
うつ病は自己顕示欲が強くなる!どうしたら自己評価が高まるの?
うつ病から自己顕示欲が強くなり、自分を悲観的にとらえるようになってしまった。
ではどうすれば自己評価が上がるのでしょうか?
自己否定的な考えを記録する
脳内に自己否定が浮かんだ時、どんな場面でどんな思いをしたか書き出してみる。
そうすることで自分の思考のクセを客観的に分析する事が出来ます。
考えのゆがみの修正
正しいことはできてないという常識に縛れてませんか?
それはとてもナンセンスな考え方です。本当は正しいことを沢山出来ていること知って下さい。
自己否定には反発する
自己否定は受け入れて反発するように心がけましょう。
自分こんなことができなかった、でもそこまで出来た自分が好き。
だから次はもう少しやってみよう。
一度出来なくても、自己否定せず受け入れ、次また挑戦すればいいのです。
挑戦しようとした気持ちがとても大事でもっと自分を褒めてあげて下さい。
うつ病は自己顕示欲が強くてもいい!ただ自己評価は下げないで!
憂鬱な出来事は、小さな幸せにも気付かなかったりします。
今回のまとめなのですが、自己顕示欲は決して悪い感情ではないということ、しかし自己評価は下げないでほしいこと!
仮にネガティブな感情に押し殺されそうになってしまったら、頭で処理せずそれを紙に書き出しましょう。
そして自分はまったくできない人間と思ってしまったその認知のゆがみをただし、自己愛を高めて下さい。
自分をもっと客観的にみて、冷静に自己分析できるようになれば前向きな人生が送れるはずです。