宇津井優一の鬱ブログ

うつ病になったらこうなる

嫌われたくない症候群でうつ病!時間は解決してくれるは嘘!

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「えっ?なんで風景がどんどん横にながれてる?」

同僚が初めて私に見せた焦りの顔と動く口元。

皆がこっちに走って何か言ってるけど、耳鳴りが酷くて何を言っているのか全く聞こえない。

私が職場で最後に見たのは、世界が横に流れる風景でした。

嫌われたくない症候群の不安と人間関係

元々は特養ばかりを経験してきた私でしたが、子供が小学生と言う事もあって日勤のみのデイサービスからスタートし子供の成長と共に自分がやりたい特養に移動しようと思い、正社員の雇用枠で面接し、その日に雇用が確定しました。

時間面や、利用者様は全く問題なく最初の1ヶ月は楽しく有意義な時間を過ごせました。

でも、10年ぶりに配属される新人と言う事もあってか、同僚の輪に中々なじむことが難しく、それでも仕事さえまじめにこなせば無理して馴染もうとしなくてもいいかなと思って過ごしていました。

1ヶ月を過ぎた頃から「教えられていない業務をやれていない」と指摘され、次にその業務をこなせば

「やり方が違う!誰が教えたか言え!」

と怒られる様になり、メモを取っていても、教えた事をメモも取らないと怒られる日々。

3ヶ月過ぎる頃には、上司から呼び出され、メモを取っていない事、言ったやり方に従わない事などを2時間以上怒られ、夜Lineで長文の文句を送られるようになりました。

その頃にはすでに夜眠れなくなっていて、眩暈と吐き気、耳鳴りの症状がありました。

嫌われたくない。

私はその感情のみで身を粉にして働く毎日だった。

当時の気持ち

弱すぎる自分が惨めに感じる

4ヶ月過ぎた頃、怒鳴られる私を見て、同僚がにやけて見ている所が目に移りました。

漫画に出てくるような本物のにやけ顔を初めて見ました。

そして、この人たちが上司に私の事を報告しているのだと気付きました。

私は初めてこの職場で1人きりなんだと悟りました。

全員が敵に見える。こんな弱い自分が許せない。

その気持ちは私の心を段々蝕んでいき、どんどん自分が崩壊していきました。

家に帰っても表情が無くなり、食べれない、寝れない日々。

眩暈、嘔吐、耳鳴り、多発性円形脱毛症。

病院へ行こうと旦那に言われたとき「私は病気じゃない」と涙がとまりませんでした。

何で、皆が我慢出来る事が私だけ我慢できないのか。

何で、私の身体は誰よりも敏感に反応し壊れるのか。 何で私だけこんなに弱いのか。

生きている事が惨めで、こんなに弱い私が息をしている事が申し訳なく感じて、毎日が地獄でした。

暗闇に見えたひとすじの光

診断はうつ病。 命の保証が出来ないから今は仕事を長期休暇を取るよう言われました。

長期休暇で有給を消化し退職させて欲しいとお願いし退職しました。

辞めたはずなのにどんどん病状が悪化し、家から出ると過呼吸をおこし倒れたり、急に怖くなってしまい耳鳴りと共に眩暈が酷くなり吐いてしまったりと、急に外に出る事が出来なくなってしまいました。

唯一外に出るのは病院の受診に旦那に付き添われて行くくらい。

そんなある日、病院の帰りによりたい所があると旦那が声をかけてきました。

どこ?と聞いたら病院の帰り道にある巨大ショッピングモールと笑顔で返す旦那。

嫌々、サングラスにマスクをし、挙動不審を隠し旦那に手を引かれ、今にも過呼吸になりそうになりながら向かった先は小動物コーナー。

昔、ゴールデンハムスターを飼いたいと言っていた事を覚えていていてくれたのです。

前のめりに見つめる私に、どの子にする?と聞いてきました。

「この子とこの子」と小さな声で答えた私の横顔には7ヶ月ぶりに笑顔がありました。

ハムちゃん達のおかげで、少しずつ自分らしさを出せるようになっていきました。

あれから4年。私の横に4才になったハムスターと一緒にいます。

この子が私を必要としてくれる限り、私も生きる事を頑張ってみよう。

亡くなったハムちゃんと約束したから。

この気持ちは、4年間支えてくれた旦那と息子にも同じきもちです。

時間が解決してくれるは嘘

時間が解決してくれるなんて周りは言いましたが、何年経っても解決しないときはしません。

しかし時間が解決するように「行動」することで解決。

4年間治療をして学んだことですが、自分が悪かったと反省する事ではなく、納得する事だと思います。

怒鳴られて嫌味を言われても、自分が全部悪いと思い込めば心が楽に過ごせますよね。

でも、全て自分のせいにする事こそ間違いなんだと気付きました。

もちろん怒られているのですから、私の悪い所もあります。

ただ、怒られた全てが私が悪いわけではありません。

ゆっくりとここは私が悪かった。

次はこうしようなど対策を考えながら、相手の悪かったことを許すまでは行かなくても、嫌な思い出だなくらいに思えるようになれば最高だと思います。

うつ病患者嫌われない為の努力をやめるべきなのです。

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