うつ病患者のラインをブロック!音信不通は危険な行動!

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自分の大切な家族や友人がうつ病でラインをブロックした経験はありますか?

ラインの接し方次第でも、患者にかかる負担が大きく変わって来ます。

少しのコツを掴むだけで、うつ病患者と周りの方の心の疲れを軽減することは可能です。

では具体的にどう対応すればいいか解説して行きたいと思います。

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うつ病患者のラインをブロックした理由

うつ病の友人とLINEでのやり取りをする際にこのような出来事がありました。

普段からメンタルが安定している時が少なく、落ち着いている思っても少し何かあったり不安になるとすぐに持ち崩し不安になると精神的に全く余裕がなくなるので相手の都合は考えず仕事中や深夜でも連絡することも。

LINEでメッセージが既読にならなかったり少しでも既読したままにするとパニック状態になりさらにメッセージを追加してきます。

それでも反応がないと通話してきていました。

ひどい時は5分おきくらいにメッセージや通話が来るのでなんとか時間をつくって返事をしたらしたで今度はなんでどうしての質問攻めにあいました。

こちらとしてはしっかり考えた後返信したかったからとその時に言ってもおおかた聞いてもらえないです。

通知をオフにしても連絡が来ないことで逆にパニックがひどくなるらしく、そういう連絡が何度も何度も繰り返され、だんだん私の方が疲れてしまいLINEを開くのも怖くなりこのままでは共倒れになってしまうと思い始めました。

一番辛かったのが相手に希死念慮が生まれてきたことです。
ラインをくれないと命を絶つと言われると心の底から辛いということ。

安定している時はとても優しくて良いところもたくさんあるし傷つけたくはなかったんですが、自分の生活にも支障をきたすことが増え限界を感じ唯一の連絡手段だったLINEをブロックしてしまいました。

しかしこの行動は良くなかったと反省しています。

調べてみると私の対応の仕方を変えれば患者の気持ちを安定させる事が出来たかもしれなかったのです。

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うつ病患者とラインをする際のコツ

うつ病患者のラインでブロックしたくなるくらいうんざりする方も多いと思うのですが、どのように対応したらいいのでしょうか?

ポイントをいくつか紹介したいと思います。

連絡が来た時の対処法

連絡が来たらまずは話を聞いてあげて下さい。
うつ病患者の多くは、家族や友達にすら言えない心の壁があることがあります。

何か連絡をされた際は否定をせず、「うんうん」や「そうだね」というように共感してあげることが大事です。

しっかりと賛同することで患者の心が落ち着くようになります。

希死念慮を訴えて来た場合

自ら命を絶ちたいと訴える場合もあります。

「消えてしまいたい」「もうだめだ」なんて言われた時は、「消えて欲しくない」といったり、もう「ダメなんて言わないで」と否定をしたくなります。ここでは相手を否定することでさらに気持ちや感情を乱してしまう可能性があります。

うつ病患者は、自分の事を理解してもらえない、自分なんて存在価値がないと考えてしまいがち。
このような状態の時は、「何かあったらなら話聞くよ」といってあげてください。

寄り添う事で腹の奥底にしまってある、本当の気持ちを引き出すことが出来るかもしれません。

相手からラインが来るまで返答しない

うつ病患者に「大丈夫」などの連絡を送るのはNG。

相手から連絡した際に、返事をしてあげる事がお互い負担のない連絡方法です。
こちらからプレッシャーのかかるような言葉をかけ過ぎてしまうと、症状が悪化してしまう恐れも。

非常にデリケートな時期の場合もありますから、こちらから連絡する際は普段連絡が来ていたにもかかわらず、突然に音信不通になってしまった時のみぐらいがいいでしょう。

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うつ病患者がラインをブロックされないようにする方法

うつ病患者はラインをブロックしてしまうと、さらに自己嫌悪に落ち入ってしまう可能性も。

最悪の場合自らの命を絶とうとするので対応が非常に難しいことが分かりました。

では患者はどのように対応することを気をつければいいのでしょうか?

家族に理解してもらう

家族の理解があるとないとでは本人にとってもその後の改善に向けての選択肢にも大きな影響を与えます。

やはり家族の支えは大きいと思います。うつ病を理解できなくても受け入れてくれるという環境があることはうつ病で不安になりやすい方にはそれだけで抗精神病薬より効果がある場合もあると思います。

一人に依存しない

うつ病が元で不意に不安になったり誰かに依存してしまうこと自体をどうにかしようとしても難しいのではないかと思いますし本人がコントロールできないからうつになっていると思うので、家族の方がフォロー出来ないもしくはする気がない場合プライベートでの連絡先を一人に絞らずできるだけ複数作ることで相手一人一人の負担も減り一人がその時に都合悪くても他の誰かが対応できるかもしれませんし誰か一人に深入りしすぎたり依存しなくても済むというメリットはあると思います。

医師に相談する

時間や金銭的に問題がなければ服薬やカウンセリングという方法もあると思います。

先生やカウンセラーとの相性もあるようなので個人差はあると思いますが専門家に相談することで初めて気づくことやうつ病が具体的にわからない方への対応にも変化が出る場合もあると思います。服薬することでパニックになっても軽度ですむこともあるようです。

まずは上記3つのことをしてみるといいでしょう。

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自分らしい生き方や考え方にうつがあっても

一言にうつ病と言っても症状も人それぞれで、うつ病だからというところで線引する方は結局後々自分が傷つくことになることが多いようなのでそれ以上深入りせず期待せず放おっておいた方が良いと思います。

パニック症状が辛い方は抗精神病薬を利用するのも良いと思います。うつになりやすい方の特徴に真面目というのがあります。なので無意識に限界を超えて自分が無理しすぎないようにできることは何か、利用できるものは最大限活用した方がいいですしそれは悪いことでもなんでもないです。

なかなか難しいことではありますが自分の症状をありのまま受け入れ、自分だけはその性質を責めない。これができるとうつ病関係なく自分の心が楽に生活できます。

まだまだ精神疾患を持っている、うつ病というだけでどうこういう言う人がいますがその人が本当に自分が理解してほしいと思う相手か考える癖を少しずつつけていければ人間関係も変わってくると思います。

余裕がない時はそんなこと考えようとしても難しいと思うので気持ちが落ち着いているときや気分の良い時などに何度も反芻することで考え方が変わっていきそれに伴い症状や安定している状態の長期化が期待できるのではと思います。

うつ病が理解されない4つの理由とは?患者はどう対応していけばいいの?こちらの記事もオススメです。

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