うつ病を発症してから「弱い人間」と言われた事があります。
うつ病になるということはメンタルが弱く、ストレスに対して耐久性がない人間というレッテル張りをしている人はいませんか?
たしかにそのような一面もあるかもしれません。
しかしそれが全ての性格ではありません。
うつ病で自分の弱さを理解したからこそ、本当に強い人間になるのです。
うつ病は弱い人間ではない!そもそも強い人と弱い人ってどう区別するの?
鍛え抜かれた筋肉があり、マッチョなタイプな人は強そうに見えます。
あるいは、弁護士のように幅広い知識を詰め込み、知識武装した人は知的な争いでは負けないでしょう。
しかし私が定義する本当に強い人は、知的でも肉体的でもないのです。
本当に強い人は、自分の弱さを知りぬいている人なんです!!
うつ病は弱い人間ではない!辛く苦しい思いをしたからこそ強くなれる!
うつ病を経験すると弱い人間と思われることもあるでしょう。
しかし辛く苦しいうつ体験を乗り越えた人はこんな特徴があるのです。
人の痛みが分かる人間
自分が辛い経験をした分、他人に対して優しく出来るようになります。
本当に強い人間こそ、相手の事を心配してあげることや助けてあげることが出来るのです。
自分の限度を知り無茶はしない
うつ病を体験し、自分の限界値を知る事が出来た。
だからこそ無茶なことはしません。
本当に強い人ほど、嫌なことはきちんと断る事が出来ます。
広い心を持っている
うつ病を克服すると、小さなことでも感謝出来る体質になっている方が多いです。
常に自分を満たす事ができ、その溢れ出た幸福度を相手にもお裾分けすることが出来ます。
偉そうにしない
本当に強い人ほど、偉そうにしません。
うつ病になるとどんなに自意識過剰の人でも、自分の限界を思い知られます。
そんな体験をすることで、人に対して偉そうにしなくなるのです。
うつ病は弱い人間ではない!克服したら本当にとても強い人間!
うつ病になった人は、一度自分に負けてしまったと感じる事でしょう。
こんな自分が情けない
もう自分が嫌だ
周りからの目が怖い
自己否定の言葉の数々を乗り越え、うつ病を克服すると自分自身に対して向かい合い、それに立ち向かえ乗り超える事が出来たという自信に繋がるのです。
誰もが難しいとされている心のコントロールを制御出来るようになったのです。
自分と向き合う事は、とても怖いですし、嫌なことですし、できれば目をそらしたいところです。
それを克服できたのがうつ病患者なのです。
うつ病は弱い人間ではない!こんな歴史上の人物も!
戦国時代の武将に織田信長がいます。
誰もが知っている有名武将の一人です。
歴史をひもといていくと、織田信長は臆病でとても繊細で慎重な武将だったそうです。
まさにうつ病を発症しそうな、弱い人間に見えます。
しかし自分の弱さを理解し、臆病で慎重だったからこそ、天下統一出来たのです。
本当に強い人はうつ病気質を兼ね備えているのです。