うつ病になると自己評価を確立させる為に昔話が多くなる可能性があります。
これにはうつ病になったからこそ低下してしまった自尊心を高めようとしたり、自己評価を上げようとしている心理が働いているのです。
周りの人は昔話が多く聞かされている場合どうしたらいいのでしょうか?
うつ病は昔話が多い!理由はどうなっているの?
うつ病になると自分を過少評価してしまう思考になる場合あります。
価値がないという気持ちは、自分の自尊心を下げ絶望的な感情を作り出します。
「自分はダメなやつ」
「自分なんてくだらない」
「自分は人より劣っている」
このような思いがあるからこそ、過去の自分と現在の自分を比べる傾向があります。
だからこそ自分の下がりきった自尊心を上げる為に、心理的に元気だった頃の昔話を多く語ってしまうのです。
うつ病はどんな昔話が多いのか?
過去の昔話をすることは脳に刺激を与え、精神の安定を保たせる効果もあるのですが、実際うつ病の患者はどんな昔話を語るのでしょうか?
過去の栄光の昔話が多い
会社でこれだけ優秀の成績を出せたのに、昔はモテたのに、健康の頃は運動も出来たのに…
このようなうつ病で自尊心が欠落すると、過去の自分と昔の自分を比べてしまうのです。
過去の辛かった昔話が多い
過去の辛かったことを共感や理解を周りに求め、安心感を求める状態になります。
元気な方でも辛かった経験を語る事がありますが、うつ病になるとさらに認めてもらいたい願望や共感してほしいという願望が湧いてくるのです。
過去我慢してきた昔話が多い
自分がどれだけ過去我慢してきたかという、昔話が多いです。
今まで我慢してきた事が爆発してしまい、うつ病になったことをきっかけに過剰に曝露してしまう傾向があります。
うつ病はどんな昔話が多い!周りの人達はどうすればいいの?
様々な昔話を語るようになるうつ病なのですが、周りの人達はどうすればいいのでしょうか?
話をちゃんと聞いてあげる
うつ病になると、自らの発言を控え殻に閉じこもる行動パターンがあります。
せっかく心を開き、話をしてくれた場合はどんなことでも聞き入れてあげましょう。
否定や非難をしない
過去の栄光や、我慢、辛かった事を話始めたとして、それは違うあなたが間違っているという返答をしてしまうとさらに心を閉ざしてしまう場合があります。
どんな話でも、そうだねと共感や理解をしてあげるようにしてあげましょう。
適切な返しをしてあげる
話を聞いてあげることは出来ても、返答の仕方で心に深く傷をおってしまう場合があります。
言語情報としてあなたに話をする行為は、信頼しているからこそ話してくれているはずです。
だからこそデリケートなうつ病になってしまった時は、言葉がけには細心の注意を払ってください。