うつ病ノイローゼ離婚!悪夢と睡眠不足から解放された道のり!

このページにはプロモーションが含まれています

事務部門の管理職をしていたのですが、再雇用先は事務部門ではなく生産現場でした。

生産現場で品質管理の仕事をするというのが新しい仕事になりました。

当時の私は結婚したばかりで夫の給料が少なくどうしても働かなければいけない状態でした。

しかし私があることがきっかけで旦那と離婚することになってしまいました。

スポンサーリンク

夫の安月給で生活苦


当時40歳だった私だったのですが、やはりもの覚えが悪く仕事が思うように出来ませんでした。

自分よりも若い先輩に同じミスを何回も何回も叱られて、それに答えきれない自分が辛くて辛くて仕方がありませんでした。

そのようなことをしているうちに、だんだんと、職場に行くのに、気が重くなっていきました。

自分が全否定をされているような、そんな感覚になり、夜も眠れなくなって、食欲もなくなって、どうも体調がすぐれない、と感じるようになりました。

そんな私を見ていて、食事を残すものですから、総合病院の消化器できちんと検査をしてもらおうと、夫が強く勧めました。

「ごめんな!俺の給料が低くて!」

と涙を流しながら謝ってくれる夫がいたからこそ頑張ったのに、私自信が限度を超えて仕事を頑張りすぎてしまいました。

しぶしぶ受診したら、胆石があるということで、胆石の手術をしたら、食欲も出てくるのでは、と医師から言われたため、胆石の手術を受けました。

手術後の経過は良好で、すぐに職場復帰ができたのですが、それでも食欲は戻らないし、体調がすぐれないし、夜も眠れない、という状況は変わりませんでした。むしろ、だんだんひどくなっていっているような、そんな状態でした。

再度、夫が勧めるものですから、消化器の医師のところにいったのですが、診察の結果は、特に問題はない、術後の経過は順調、といわれたわけです。

夫も私もおかしいなあ、と思っていたのですが、それ以上はなんともできません。そのような状態が続いているとき、眠れない、という状態がどんどんひどくなっていきました。

それで、息子に相談したところ、息子が自分の会社の健康管理センターの人と相談をしてくれ、心療内科に受診をしてみては、と勧めてくれました。

スポンサーリンク

一生薬を飲まないといけないと言われたうつ病薬


おすすめされた心療内科受診をしたら、うつ病という診断を受けました。

原因はやはり、仕事だろう、ということでした。

カウンセリングをしていて気がついたのですが、私は昔から気分の浮き沈みが非常に激しく、楽しい期間が続いたと思ったら、必ず同じくらいの期間悲しい期間が続いていました。

今思うと10代の頃からうつ病傾向だったと思います。

薬を出してもらったのですが、思ったより病状がひどく「一生薬を飲まないといけない」と言われました。

本当に辛い気持ちになったことを今でも覚えています。

夫も仕事が原因ならば再雇用の仕事だし、辞めても大丈夫といってくれました。

健康を失ってまでやる仕事ではないと私も考えてやめる決意をしました。

スポンサーリンク

うつ病が原因で離婚


今でこそうつ病という言葉が認知されていますが、当時はあまり一般的ではありませんでした。

私自身もノイローゼだと思っていのです。

医師の処方してくれたお薬が合わず、飲み出した途端どんどん体調が悪くなるばかり。

みるみる薬の量も増えていき、気持ちが全く安定しませんでした。

ストレスを感じると夫にもあってしまい、ついには隔離病棟に入れらることになりました。

そこからは地獄の始まりです。

さらに薬漬けにされ何度も何度も暴れてしまいました。

ようやく退院できたと思ったのですがまた再発。

二度目の隔離病棟。

そこから帰ってくる頃には夫の姿はありませんでした。

スポンサーリンク

悪夢の始まりから半年後


ようやく隔離病棟から退院できたと思ったら夫と離婚。

激しい頭痛と、睡眠不足に苦しみました。

病院の先生には、抗うつ薬の他に睡眠導入薬も入れてもらいました。

先生からは「嫌なことがあるかもしれないし、気持ちが憂鬱になるかもしれない。でもそれはごくごく当たり前のこと。普通なんだよ」

とお声をかけてもらいました。

半年後「一生薬を飲まないといけない」と言われた私ですが、普段通りなんとか生活ができるようになるまで回復しました。

しばらくの間は内服治療が必要でしたが、少しずつよくなり、途中からは薬をやめても大丈夫になり、今に至っています。

スポンサーリンク

まとめ


抗うつ剤を飲み始めるて効果がないと、医師たちは量を増やすか、別の薬に変えるか、別の病気の可能性を疑いだします。

基本的にはこの3択です。

それがうつ病のガイドラインに書いてあるからです。

ですので薬が効かなくなると量を限界まで増やされてしまいのです。

それでも私はつらい減薬と断薬に真面目に取り組みました。

そして薬を飲まなくていいところまで回復することができました。

減薬で大事なのは焦らないことです。

長い目でみてだんだんよくなっていくものと理解することが大事です。

現在は呼吸法と、瞑想を15分くらい行いながら日々を過ごしています。

人生再スタートといった感じです。

呼吸法と瞑想はは精神を落ち着かせる作業の一つでとても役になってます。

どちらも交感神経の緊張を解き、リラックス効果があります。

つらい出来事があっても、ありのままを少しでも受け入れられる器が出来てこれることを願ってます。