漫画「古々路ひめるの全秘」は小松翔太先生がで連載している作品です。最新1巻が衝撃の展開で幕を開けた。大富豪の娘でありながら、秘密だらけのヒロイン・古々路ひめると、彼女を警護するスーパー用心棒・一文字ツグムの異色なコンビが巻き起こす笑いとスリル満点の物語は、1話目から驚きの連続です。
物語が進むにつれ、ひめるの秘密が次々と明らかになりますが、その秘密とは一体何なのか?今回は、最新1巻の内容を振り返りつつ、古々路ひめるの秘密がどのように物語を動かしていくのかについてネタバレ感想を交えて解説していきます。
【古々路ひめるの全秘密】作品情報
秘密は1つだけじゃない!用心棒とJKのごちゃまぜ娯楽劇「古々路ひめるの全秘密」1巻https://t.co/wUL4oBCLUb#古々路ひめるの全秘密 pic.twitter.com/JGSEE0ZDEP
— コミックナタリー (@comic_natalie) September 18, 2024
古々路ひめるの全秘密
著者
小松翔太
カテゴリ
少年マンガ
出版社
小学館
レーベル
少年サンデー
掲載誌
週刊少年サンデー
【古々路ひめるの全秘密】完結まで
古々路ひめるの全秘あらすじ1巻
破壊的で新しい、ごちゃまぜ秘密エンタメ! 世界的用心棒高校生・一文字ツグムは、大富豪の娘・古々路ひめるの秘密警護のため、日本の高校に転校。
ある日、屋上に向かう彼女を追いかけ目撃したのは、ひめると一面の炎と巨大なドラゴン!! 「大丈夫…あたし、火属性無効だから!」 古々路ひめるは異世界の勇者の転生体だったのだ。秘密が漏れると世界が危ない! 一文字ツグムは彼女の秘密を守ることを誓うが、守るべき彼女の秘密はひとつだけではなく、それどころか… 彼女の秘密が否応なく非日常の扉を開く。
ジャンルの壁を破壊する、ごちゃまぜ秘密娯楽劇、開幕!
【古々路ひめるの全秘密】ネタバレ感想
設定の奇抜さとジャンルを超えたカオス
漫画「古々路ひめるの全秘密」設定の奇抜さとジャンルを超えたカオスな展開にあります。物語の冒頭から、主人公の一文字ツグムが転校早々、大富豪の娘であり秘密を抱えた古々路ひめるを守るという非日常的な状況に巻き込まれますが、その設定が普通ではありません。彼女が異世界の勇者の転生体であり、さらにはSF的な要素も絡んでくるという、ジャンルの垣根を破壊するごちゃまぜ感が読者を驚かせます。
内容に反した美麗な作画描写
この作品はもはやギャグ漫画ですよね?と問いたくなってしまうほど設定がごちゃまぜ。しかしその驚異的な画力がその魅力をさらに高めています。
躍動感あふれる戦闘シーンや、細かく描かれたドラゴンなど、バトルシーンも手抜きなしで描かれているため、笑いだけでなく視覚的な楽しさも提供している点が秀逸です。
この手の漫画には珍しく、キャラクターやモンスターの細かいディテールにもこだわりが感じられるため、ビジュアルの面でのインパクトも大きいです。
ページを開いた衝撃が連続する
膨大な情報量がページをめくるごとに押し寄せるにもかかわらず、スムーズに物語が進んでいく点がこの漫画の構成力の高さを物語っています。情報過多に見える展開も不思議と自然に頭に入ってくるのは、作者の巧みな演出力の賜物でしょう。次々と繰り出されるボケとそれに対するツッコミがテンポ良く続くため、読者は飽きることなくページを進めてしまう魅力があります。
この漫画は、読者を「次は何が起こるのか?」とワクワクさせる要素をふんだんに詰め込み、ギャグ、アクション、ファンタジー、SFといった様々なジャンルを見事に融合させた、今までにないエンターテイメント作品です。
設定が今後ごちゃごちゃにならないか心配
第一話からインパクト抜群の設定と展開で読者を一気に引き込んでくれる反面、今後の展開に対して少し心配な面も感じます。まず、異世界の勇者の転生体というファンタジー設定や火属性無効の力、さらにはSF的要素まで盛り込まれたことで、すでにジャンルの枠を飛び越えるごちゃまぜ感があるため、情報過多になってしまわないかという懸念が拭えません。
ただし、あまりにも設定を詰め込みすぎると「何がどうなっているのか?」という混乱を招く恐れがあるため、1巻時点で見せるべきネタを適度にコントロールしつつ、物語の核となる部分を整理して進めてほしいと感じます。あえて秘密を小出しにしていくことで、読者の期待感を持続させつつ、スムーズな展開を保つことが大切かもしれません。
総合的には、ジャンルの垣根を壊す破天荒な物語としてのポテンシャルは非常に高く、続巻に期待が膨らむ一方で、複雑すぎる設定やネタの濫用が作品の魅力を削がないかどうかが注視すべき点です。
【古々路ひめるの全秘密】おすすめ読者
「古々路ひめるの全秘密」は、まずギャグやコメディ要素が強い作品が好みの方に特におすすめできる作品です。物語は常にテンポ良く進み、笑いを誘うシーンが数多く描かれているため、軽快でユーモアあふれる展開を楽しみたい方にはもってこいです。さらに、異世界転生やファンタジー、SFといったジャンルの枠を超えたごちゃまぜの要素が詰め込まれているため、ジャンルに縛られず、次に何が起こるか分からない予想外の展開を好む読者にとっては、驚きと興奮を持って読み進めることができるでしょう。
この作品の魅力はギャグだけではありません。随所に描かれる緻密なバトルシーンや、迫力満点のアクションシーンが魅力のひとつとして挙げられます。絵のクオリティが非常に高く、ビジュアル的な楽しみも多いため、ただ笑いを求めるだけでなく、アクションや戦闘描写を堪能したい方にもおすすめです。絶妙なタイミングで挿入されるボケやツッコミのセンスと、動きのある戦闘シーンが見事に組み合わさり、目の保養と心の癒しが同時に得られる作品となっています。
また、「古々路ひめるの全秘密」は、重厚な設定や複雑なストーリーが好きな読者にも刺さるでしょう。次々と明かされる謎や「秘密」によって、物語が大きく動いていく展開は、読者に推理や考察の楽しみを与えます。「秘密」や「裏設定」に魅力を感じる方、ミステリー要素に惹かれる方にとっては、複雑な世界観を読み解く楽しさが詰まった一作です。設定が多層的で奥行きがあるため、ただのギャグ漫画として読む以上に、頭を使いながら作品を楽しむことができ、物語の核心に迫る驚きの展開を味わえるでしょう。
【古々路ひめるの全秘密】ネットの声
今まで読んだことないギャグ漫画…ですよね?笑 もう1話目から衝撃的で何とレビューするのが正解なのか分かりません笑
構成力もめちゃくちゃ凄いです。風呂敷を一切畳むつもりがない構成を初めて見たような気がします笑
ハードボイルドな展開もいいですし、ギャグ多めです。今後、その時代のアメリカの雰囲気や出来事とかをもっと知れたら良いです。
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【古々路ひめるの全秘密】最終話や結末話は
漫画「古々路ひめるの全秘密」はまだ完結しておりません。
最終話を予想すると、読者は古々路ひめるが抱えてきた数々の秘密を全て知ることになるでしょう。その秘密は、これまで断片的に明かされてきたものよりもさらに深きものとなっていく。
その中で、ひめると一文字ツグムは、これまでの試練を経て、壮大な敵に用心棒として立ち向かうことになるでしょう。この敵は、単なる悪役ではなく、ひめるの秘密に密接に関わる存在であり、物語の最終局面にふさわしい圧倒的な脅威として描かれることが予想されます。
ツグムは単なる用心棒としてだけでなく、ひめるとの絆や信頼を通じて、精神的な成長を遂げた姿を見せるでしょう。彼が用心棒としての使命を果たし、ひめると共に壮大な敵を打ち倒すことで、物語は感動的かつスリリングな結末を迎えるのではないかと予想されます。
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