「ねずみ」と聞くと、普段は小さくてかわいらしいイメージを思い浮かべるかもしれません。しかし、漫画『ザシス』ではその認識が大きく覆されます。この作品に登場する”ねずみの拷問”シーンは、まさにトラウマ級の恐怖を描き出しており、ページをめくる手が震えるほどのインパクトを持っています。
もしこれが映画やドラマで実写化されるとしたら、その残酷さとリアルさから、視聴者に深い衝撃を与え、心に刻まれる恐怖体験となるでしょう。この記事では、その”ねずみの拷問”シーンがいかに凄まじいか、そしてなぜ実写化がトラウマレベルと呼ばれるのかを徹底解説していきます。
【ザシス】あらすじ
本日発売のグラジャンで、コミックス「ザシス」1巻のすぐその続きが見れます。 pic.twitter.com/eas7KZLW6i
— 森田まさのり (@HITMANmorita) April 18, 2023
中学教師・山内海はある日、殺人事件のニュースを目にする。殺されたのは鈴木侑己、中学時代の同級生だった。数日後、山内の恋人で文芸書の新人編集・八木沢珠緒は、公募小説の落選作に事件と酷似した内容が描かれた作品を見つける。『ザシス』――作者名は佐伯遥人。やがて小説と同じように、旧友に同窓会の案内状が届いて…。森田まさのりが挑む初のサスペンスホラー
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【ザシス】ねずみの拷問シーンがグロい
第3巻第10話で描かれた「戦慄の代償」のねずみ拷問シーンは、読者に衝撃を与えるほどグロテスクで容赦ない描写が展開されています。
生きたねずみを鍋にいれる
拷問のターゲットとなったのは川瀬で、彼はベッドにしっかりと縛り付けられて逃げ場を失います。川瀬の腹部には金属製の鍋が無造作に貼り付けられ、その鍋は強力なテープで固定されて動かないようにされています。
しかし、この鍋がただの道具ではないことがすぐに明らかになります。
鍋の中には生きたままのねずみが閉じ込められており、そのねずみは不安と恐怖で混乱しています。拷問者たちは容赦なく鍋の外から火をかけ、徐々に熱を加えていきます。
腹を食い破る
熱くなった鍋の底から逃げ出そうとするねずみは、本能的に唯一の脱出口である川瀬の体を目指します。次第に耐えきれなくなったねずみは、川瀬の腹部を必死にかじり始め、やがてその皮膚を食い破りながら内臓へと侵入していきます。
最終的に口からねずみが飛び出し復讐が完了する。
この残酷な拷問は、川瀬に耐え難い痛みと恐怖を与え、彼の悲鳴が部屋に響き渡るという、極限の緊張感と恐怖が描写されています。読者は、彼が感じたであろう恐怖や苦しみを痛感し、このシーンの残酷さに息をのむことでしょう。
【ザシス】ねずみの拷問に至るまで
川瀬は、学生時代に佐伯遥人をいじめていた4人のうちの1人として知られています。彼が行ったいじめの内容は非常に陰湿で、特に残酷なものとして記憶されています。
彼が遥人に対して行った行為の中でも、とりわけ衝撃的だったのが「ネズミの死骸を遥人のシャツの中に入れる」という嫌がらせです。この行動は、遥人に強い精神的なショックと不快感を与えるものであり、川瀬の残虐性を象徴するものでした。
しかし、運命の皮肉か、川瀬自身が後に経験した死は、彼がかつて行った残酷な行為に呼応するかのような、さらに凄惨なものでした。彼は縛られた状態で動くことができず、腹部に仕掛けられた罠の中で、命を奪われるという非情な結末を迎えました。その手段がねずみの拷問だったのです。
【ザシス】映画やドラマで実写化でカット?
『ザシス』のねずみ拷問シーンが実写化された場合、カットされる可能性とカットされない可能性の両方を考えることができます。
カットされる可能性
まず、このシーンは非常にグロテスクで、視覚的にショッキングなため、視聴者や規制当局からの反発を招く恐れがあります。特に映画やドラマの場合、R指定や視聴年齢制限が厳しくなる可能性が高く、過激な暴力描写が問題視されることは少なくありません。
また、動物虐待に関わるシーンは倫理的な問題として避けられる傾向があります。視覚的に残酷なシーンを削ることで、広い層の視聴者が楽しめる作品としてのバランスを保つために、この拷問シーンがカットされる可能性もあります。
カットされない可能性
一方で、このねずみの拷問シーンは、物語の中で川瀬に与えられる極限の恐怖と痛みを象徴する重要な場面でもあります。拷問の残酷さを通じて、キャラクターが直面する危機や苦悩を強調し、視聴者に強烈なインパクトを与える役割を担っています。
そのため、物語の緊張感や登場人物の苦悩を最大限に伝えるために、このシーンをカットせず、何らかの形で残す可能性もあります。例えば、ねずみが鍋の中で暴れるシーンや、川瀬の苦しむ姿を暗示的に描写することで、直接的なグロテスクさを抑えつつ、シーンの恐怖を保つような演出がなされるかもしれません。また最新技術を駆使しCGなどで表現される可能性も。
このように、実写化においては、倫理的な観点と物語の重要性のバランスが考慮され、どちらの可能性もあり得ます。
【ザシス】ネットの声
ねずみの画力とか見せ方がやばくて漫画でもゾッとした。
森田まさのり先生のホラーサスペンス漫画を堪能できて満足。ねずみの拷問シーンは怖すぎ。
実写で見たらねずみのシーンはトラウマ級だな
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