【終園地】完結！結末や最終話は？ネタバレ感想！うさぎの正体は？遊園地パニックホラー漫画！

漫画「終園地」は漫画ゴラクスペシャルで連載された本田真吾先生の作品です。「終園地」は、山奥に位置する謎めいた遊園地・ハッピーランドを舞台に、パニックホラーを描いています。本記事では完結までネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。

【終園地】あらすじ
【終園地】作品情報
【終園地】完結まで
- 終園地ネタバレ:うさぎの存在
- 終園地ネタバレ:うさぎの存在
【終園地】ネタバレ感想
【終園地】ネットの感想
【終園地】最終話や結末話は

【終園地】あらすじ

「終園地」面白そw

「愛する妻子との家族旅行。ささやかな幸せが、永遠に続くと思っていた。この“終園地”に迷い込むまでは──。暴かれる個々の秘密、家族の絆が壊れだし、その黒き本性が露わになる…！『ハカイジュウ』『切子』の本田真吾が放つ、新たな恐怖の真髄。“家族崩壊”サイコホラー登場!!」 pic.twitter.com/2CJwM8Fp7p

— amamori (@rainywoods2001) March 9, 2021

平凡だが真面目な父、美しく優しい母、問題のない息子と娘。
何一つ不満のない幸せな家族……のはずだった。
そんな小宮一家が謎の遊園地“Happy Land”に迷い込むまでは──。
家族同士の秘密が暴かれ、目を覆う惨劇の幕が上がる…！

【終園地】作品情報

タイトル: 終園地

著者:　本田真吾　

カテゴリ: 青年マンガ

出版社: 日本文芸社

レーベル: 漫画ゴラクスペシャル

【終園地】完結まで

終園地ネタバレ:うさぎの存在

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小宮健二は、家族の幸せを追求するために計画した車の旅路で、道に迷い、それが山岳地帯に位置する未知のテーマパーク「ハッピーランド」への到達を意味してしまった。しかも、そこでは奇妙な姿の支配人、ウサギのような存在に出会い、不安な予感が心をよぎった。

その予感は的中し、テーマパーク内で愛されていたマスコットたちが突如として客人たちを襲い始め、楽園は恐怖と混乱の地へと変貌した。家族は存亡をかけたアトラクションに挑むことを強いられ、その過程で家族の一員たちは、過去に秘めていた真実や抱えていた不満を暴露し始め、その結果、家族の絆は次第に壊れていった。

小宮健二は家族を守るために全力を尽くし続けたが、果たして彼らはこの絶望的な状況を乗り越え、生き残ることができるのだろうか。家族が直面するこの悲劇的な局面において、彼らの選択と行動は彼ら自身の運命を左右することとなる。

見どころ

楽しいレジャーランドに家族が突如として辿り着く。しかし、このレジャーランドでは驚くべきアトラクションが次々と現れ、なんと1人ずつが強制的に参加させられることになる。最初は「まさか…」と思うような奇抜なアトラクションが次々と展開される。だが、それらの中には家族や恋人たちの隠された秘密が暴かれるものもあった。

1話目から巧みに仕込まれた伏線があり、読み進めるうちに物語が次第に深まっていく。2巻で物語は終わるため、一気に読み進められるし、隠された伏線が明らかになる瞬間を楽しむことができる。個人的にはこの作品は名作だと感じる。

終園地ネタバレ:うさぎの存在

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妻が挑んだアトラクションで、まさかの告白が飛び出した。なんと、小宮家の子どもたちは健二とは血縁がなく、別の男性との子だというのだ。この衝撃の事実が明らかになり、小宮家の絆はますます崩れつつあった。しかし、彼らは最後の試練として設定された観覧車に乗ることを決意する。

観覧車には驚くべきルールが課されていた。「1番いらない人間が死なないといけない」というものだ。家族は絶望的な状況の中で生き延びる方法を模索する中、健二が衝撃の告白をする。彼は自らの限られた人生を絶望し、無理心中を試みたことを明かすのだ。

この遊園地は、現世とあの世の境界に位置していた。ここに呼ばれた人々には、もう一度生きるチャンスが与えられていた。健二は自らの生存を捨て、他の家族は全員が生き返ることを選ぶ。そして、犠牲となった健二は、ウサギの姿をした終園地の支配人としてその場にとどまることを選んだのであった。

見どころ

物語のどんでん返しとバッドエンドにもかかわらず、最後に感じる清々しさは、ホラー漫画の中では珍しいものだ。通常、後味の悪さが残ることが多い中で、この作品はまさに芸術的とも言えるレベルの出来栄えだと感じた。

ただ、一方でホラー漫画としては、あまりにも優等生すぎてパンチに欠ける面もあるかもしれない。しかし、個人的には誰も傷つかないような、そんなホラー漫画も必要だと思うんです。そう言っても、スプラッターやミステリアスな要素はしっかりと描かれているんですよ。

傷つけることなく、それでいてミステリアスな要素や衝撃がある作品は、バランスが難しいですが、この作品はそのバランスを見事に保っていると思いました。

【終園地】ネタバレ感想

この作品は上下巻で完結するストーリー構成を持ちながら、驚きと緊張感に満ちた複雑な展開が見事に組み込まれています。家族の内に秘められた秘密や、次々と命を落とす人々の謎、そして、この遊園地が抱える深遠な真実。

こうした要素は巧みに提示され、作品全体を駆け抜けるような感覚を読者にもたらします。単なるショッキングな表現だけでなく、ミステリー要素やドラマ性も見事に絡み合い、読者に深い洞察と考察を要求する、理論的にも完成度の高い作品です。グロテスクな部分だけでなく、物語の背後に隠された意味やメッセージも探求すべき、まさに理論的な観点からも鑑賞に値する作品と言えます。