一ノ瀬家の大罪完結した？家族全員が記憶喪失！タイムリープ漫画の感想！

★漫画ネタバレ感想★

2023.09.05

『一ノ瀬家の大罪』は、驚きと興奮のスタートを切る作品で、家族全員が記憶を失ってしまうという衝撃的なプロットが特徴です。このマンガは、以前に「タコピーの原罪」で高い注目を浴びた漫画家、タイザン5による最新作であり、その魅力は美しい絵柄と過激な描写との対比にあります。そんな一ノ瀬家の大罪は完結したのでしょうか？

この記事では、「一ノ瀬家の大罪」のストーリーについて詳しく解説します。初回のエピソードから最新話までの内容をネタバレしているので、物語の詳細に興味を持つ方には必見です。

一ノ瀬家の大罪完結した？
完結は間近？ネタバレ感想
漫画をお得に読むには？
まとめ

一ノ瀬家の大罪完結した？

『一ノ瀬家の大罪』第1話
試し読みを配信していただきました。https://t.co/uMaRFmjEib

週刊少年ジャンプで連載中です。
何卒よろしくお願いいたします…！ pic.twitter.com/qS80LNpGGU

— タイザン5 (@taizan_5) November 15, 2022

『一ノ瀬家の大罪』は、読者にとっては待ちに待った連載が続いており、物語の核心に迫る情報が着実に明らかにされています。現在も続く連載によって、登場人物の複雑な過去や物語の謎が徐々に解き明かされ、読者は新たな発見と展開にワクワクしながら物語を追っています。これからも一ノ瀬家の秘密が明らかになる瞬間を楽しみに、物語の展開を追い続けることでしょう。

完結は間近？ネタバレ感想

翼の過去

『一ノ瀬家の大罪』は、壮絶な展開から始まり、読者に深い印象を与えます。翼の部屋が「死」という言葉で埋め尽くされた光景は、その恐怖と不安を鮮明に描写しています。翼はこの惨状を目の前にしながらも、学校への足を踏み出します。

学校で彼は中嶋という男子生徒と交流を持ち、少しずつ心を開いていくのですが、ここで物語は一転します。中嶋の本性は、翼に対する冷酷な嫌がらせであり、その笑顔の裏に隠された陰湿な行為が続きます。彼が自称の親友であることは、口先だけの嘘で、実際には翼を執拗にいじめる主犯格だったのです。

中嶋の執拗ないじめに苦しむ翼は、ついには怒りの言葉を吐いて逃げ出します。絶望的な状況に立たされた彼ですが、翌日学校に行くと、予想外の展開が待っていました。中嶋自身が新たないじめの標的とされており、翼はその光景を目撃することになります。物語はここから一層複雑に入り組み、読者に感情的なインパクトを与えることでしょう。

妹詩織の過去

翼は偶然、妹の詩織が彼氏らしきイケメンと一緒にいる場面を目撃しました。しかしその相手はスーツを着た社会人のようで、見かけからは不審な雰囲気がただよっていました。

翼は詩織の安全を心から心配し、彼女を尾けていきました。その結果、詩織がホテルに連れ込まれそうになっている状況を目撃し、即座に止めに入りました。詩織は驚きと安堵のあまり、涙がこぼれ出てしまいました。

スマートフォンの中身から察すると、以前の詩織は大人の男性と関わっていたようですが、現在の彼女は記憶を取り戻すために過去の行動を模倣していただけで、本当はそんなことをしたくなかったのでしょう。

翼は、たとえ詩織が何も思い出せなくても、大切なのは今の笑顔だと言いました。そして、その言葉に耳を傾けた詩織も、ようやく笑顔を取り戻しました。この場面は、家族の絆と愛情が危機を乗り越えて強まっていく感動的な瞬間であり、読者にとっても心に残る場面でした。

再び交通事故そして別の父

一ノ瀬家の一行が家族揃っての楽しい旅行に出かけました。しかし、途中、父親の翔が交通事故を起こし、全員が再び病院に運び込まれるという悲劇に見舞われました。

翼が目を覚ますと、再び記憶を失っており、同じく記憶を失った家族と対面します。しかし、驚くべきことに、父の翔だけが前回とは異なる人物になっていました。

以前の少し頼りない翔とは異なり、今回の翔は頼りがいのある父親のようでした。翼は些細な違和感から、父親が別人に変わったことに気付きますが、うまくごまかされてしまいます。

その中で、翼は詩織とともに訪れたバーガー店で、店員として働く「本物の翔」と再会します。物語は予想外の展開に進展し、読者に新たな謎と興奮をもたらすことでしょう。

思い出したくない過去

母の美奈子は、翼の言葉を受けて、思いがけずバーガー店を訪れ、そこで「本物の翔」と顔を合わせたことで、過去の一部の記憶を取り戻す瞬間を経験しました。それは、2年前に、夫である翔が別の女性の住むアパートに通っているのを目撃した出来事でした。

夫に不倫の事実を思い出させられた美奈子は、怒りや混乱から翼に八つ当たりしてしまいます。一方、「新しい翔」はその場面に現れ、「思い出さなければ傷つかなくて済むのに」という謎めいた言葉を発します。これは物語の複雑性を一層深め、読者にさらなる疑問を投げかける場面となっています。

美奈子は「新しい翔」の正体についても言及していますが、詳細はまだ明らかにされていません。この展開は物語に新たな謎と興奮をもたらし、読者を引き込む要素となっています。

美奈子の記憶

思い悩む美奈子は、夫の不倫相手の子供であるけんたに「おばちゃんと一緒に遊びに行こうよ」と声をかけ、心情の迷走から誘拐の行動に踏み切りました。彼を害して夫に復讐しようとまで考えていた彼女でしたが、結局はその計画は未遂に終わりました。

その後、美奈子は自分の記憶を整理し、思い出すために自分の日記を読むことに決めました。ページをめくる過程で、非常に重要な出来事についての記憶が戻り、彼女は「この世界は何かがおかしい」と気づきました。しかし、その気づきも、「新しい翔」によって消し去られてしまうのです。

この展開は、美奈子の心情の複雑さや、彼女が記憶を取り戻す過程における深刻な葛藤を描いており、物語に緊張感と謎解きの要素を与えています。読者としては、美奈子の過去と「新しい翔」の正体についての謎がどのように解明されるのか、興味津々です。

2000回のタイムループ

祖父耕三から告げられた驚くべき事実は、一ノ瀬家が事故について言及するたびにループし、今回が2000回目であることでした。そして、そのループを覚えているのは耕三だけでした。

前回のループで制約が解かれ、現在では一家全員が異変に気づいています。翼は偽お父さんに直撃し、「事故の秘密を知れば全部がわかる」と言われ、一家は大掃除を始めます。

その中で翼は古いアルバムを見つけ、思い出の公園に行きました。そこで写真を撮ったことを思い出し、帰宅後、壊れたカメラを見つけます。しかし、そのカメラについての感覚は「なぜか大事なものな気がする」というもので、偽お父さんは自分の本当の名前が颯太であり、翼が福井の事故で大怪我をして4年間昏睡状態だったことを明かします。

物語は一層複雑に入り組み、全員が同じ夢を見ていることが判明し、現実世界へと物語が進行します。美奈子のストレスと過食症、そして家族の記憶喪失に関連する謎が浮かび上がり、物語は興味深い展開を見せています。