今回ご紹介するのは、大人気漫画『チェンソーマン』から、一部から現在の2部まで続けて登場しているキャラクター、吉田ヒロフミについての考察です。吉田ヒロフミは、ポチタが心臓となったことでチェンソーの悪魔へと変身する力を手に入れた主人公、デンジの仲間の1人であり、容姿やクールな立ち振る舞いから高い人気を誇っています。
この記事では、吉田ヒロフミのキャラクター像を掘り下げ、一部の読者の間でかねてより噂されている「吉田ヒロフミ死の悪魔説」についても考察していきたいと思います。
吉田博文のプロフィールについて見ていきましょう。
吉田ヒロフミは、現役の高校生でありながら公安に所属しているデビルハンターであり、天才的な能力を持っています。彼は、無造作な黒髪と左耳につけた大量のピアス、口元のほくろが特徴で、目にはハイライトがなく、どこか物憂げな雰囲気を漂わせています。
作中では、男子生徒に背の高いイケメンと評されたり、美形設定が公式であることが示されています。一部では、レンジが心臓を狙われた際に、海外からの資格を持つ者たちに対抗するために、戦力剣豪槍要員としてマキマに指名され、民間から雇われました。これが、レンジとの最初の出会いでした。初対面のレンジに対しても、「仲良くしようぜ」と声をかけるなど、かなり友好的な性格をしています。一部では、民間のデビルハンターとして登場しましたが、2部では公安に移ったことが明らかになっています。
2部では、どこかの組織に所属しているようです。彼の目的は、チェンソーマンの正体がデンジであるという事実の秘匿であり、デンジに正体を隠すよう説得することでした。しかし、これを断られた後は、デンジの暴走を食い止め、正体がバレないよう奔走しています。
さらに、吉田ヒロフミの契約悪魔についても解説していきます。
吉田ヒロフミの契約している悪魔
吉田ヒロフミが契約している悪魔は蛸の悪魔である。現在のところ、全身の描写がないが、触手だけでも吉田が身を隠せるほどの巨大な体を持っていることが描かれている。
普段は姿を隠しており、吉田の呼びかけに応じて触手を出現させる。彼の攻撃に加えて、吉田が受け身を取れない時にはクッションの役割を果たすこともあり、高所から落下した際にはキャッチするなど、彼に献身的に仕える姿が描かれている。蛸の悪魔は、その種類にふさわしい墨で煙幕を張ったり、索敵を行うなど、吉田をサポートするための優れた悪魔である。
契約における代償は不明であり、吉田の体には目立つ欠損もなく、悪魔を使用する際に何かを捧げている様子も見られない。読者は、何か見えないところで臓器などを捧げているのか、それとも代償なしの契約をさせてもらえるほど悪魔にモテるのだろうかと考えさせられる。
吉田ヒロフミは死の悪魔と契約している理由
吉田ヒロフミの苗字
吉田ヒロフミが死の悪魔と関係しているという噂の根拠の1つは、彼の名前にあります。彼の苗字を入れ替えると、「死だよ」という意味になるため、わざわざ「吉田」という苗字が選ばれたのは、彼の名前に伏線が込められている可能性があるという考察があります。
これは、無数の苗字の中から吉田が選ばれた理由があることを示唆しており、吉田ヒロフミが死の悪魔と何らかの関係があるという噂を裏付ける可能性があると考えられます。
吉田ヒロフミと飢餓の悪魔の関係性
吉田と飢餓の悪魔との関係に注目してもらいたいです。2部に登場する飢餓の悪魔は、自らの目的のためにアサやデンジたちを水族館に閉じ込めましたが、そこに一緒に閉じ込められていた吉田は、水族館を脱出した際に飢餓の悪魔と視線を交わしています。飢餓の悪魔と面識があると考えれば、吉田が死の悪魔である可能性にもつながりそうです。吉田と飢餓の悪魔の関係が謎めいていることも、この仮説を補強しています。
吉田ヒロフミが手話で暗示
吉田ヒロフミがカフェでデンジと会話している際、吉田の手の形がとある手話に該当するという指摘があります。その手話を「死ぬ」と解釈するということで、吉田が死の悪魔である可能性が囁かれています。
ただこの説は、チェンソーマンの正体がバレるとデンジくんが死ぬという解釈もできます。吉田ヒロフミはそれを告げるべきかどうか迷って手話で二人の様子を見て誰かに伝える目的でやってる可能性もあります。
死の悪魔はミスリード説
「#チェンソーマン 第二部」
ジャンプ+にて
本日は最新第122話が配信されました!▼「チェンソーマン」第122話はこちらからhttps://t.co/KCh22nIxeG
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) March 7, 2023
最新話122話の「大予言」にて死の悪魔が登場したのではないかという意見がある一方で「生の悪魔」説が存在します。
過去のアサや最新話で描かれたカップルも、「死にたい」という積極的な表現ではなく、「死んだ方がいい」という消極的な表現を用いており、生きることがネガティブな意味で評価され、死ぬことがプラスの意味で評価されているような描写があります。
このような描写から、「生の悪魔」が存在し、生きることを否定し、死を肯定する悪魔がいるのではないかという考察がされています。
死の悪魔はミスリード説まとめ
吉田ヒロフミが死の悪魔説というテーマについて、名前に込められた伏線、飢餓の悪魔との関係などが明らかになりました。また、チェンソーマン最新話で、死の悪魔がミスリードとして登場したのではないかという説もありました。過去のアサの描写や、カップルの言葉から生きることを否定する「生の悪魔」を示唆するのではないかという意見も。
以上のことから、吉田の死の悪魔説と、生の悪魔の存在など様々な根拠や仮説が提示されています。しかし、現在のところはいずれも確定的なものではなく、これからの展開に注目が集まっています。
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