漫画「法の番人は守る世界を選べない」師走トオル先生と三ツ矢彰先生の弁護士漫画。本記事では最新話やネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【法の番人は守る世界を選べない】あらすじ
そんなわけで原作を担当した漫画が公開されました!
裁判モノを漫画でやります!法の番人は守る世界を選べない – 師走トオル/三ツ矢彰 / 第一話 殺人罪で訴えられたドラゴン① | モーニング・ツー https://t.co/HwnZYzGjUQ
— 師走トオル (@SiwasuToru) November 2, 2023
エリート検事・中村勇気は、極悪非道な交通事故を起こしたIT企業の社長を起訴しようとするも、闇の権力によって逆に殺されてしまった。気が付くと目の前には女神がおり、「法の力で私の世界に秩序をもたらしてほしい」と打診される。その提案を飲み、法の番人としてのスキルを与えられた勇気は異世界に転生。初仕事は、勇者パーティを火炎ブレスで焼き殺した“殺人罪”で起訴された、伝説のドラゴンの弁護…!
【法の番人は守る世界を選べない】作品情報
原作: 師走トオル
作画: 三ツ矢彰
カテゴリ: 青年マンガ
出版社: 講談社
レーベル: モーニング・ツー
【法の番人は守る世界を選べない】ネタバレ感想
法廷×異世界ファンタジーという斬新な組み合わせ
この作品の一番の特徴は、現実世界の法制度と異世界ファンタジーという、まったく異なるジャンルを融合させている点です。異世界転生ものでは「冒険」「魔法」「バトル」が主軸になることが多い中で、本作は「法廷」を舞台に据えて物語が展開されます。しかも、ただの設定としてではなく、本格的に法律用語や弁護のロジックが駆使されており、ファンタジーでありながらも知的で現実味のある読み応えがあるのが魅力です。
主人公・中村勇気の信念が胸を打つ
現代日本で検事として生きていた中村勇気は、正義のために闘おうとした矢先、理不尽な死を迎えてしまいます。
にもかかわらず、異世界に転生した後も「法の力で世界に秩序をもたらす」という信念を持ち続け、弱き者を守るために奔走する姿がとにかくカッコいい。
剣や魔法ではなく「論理と証拠」で戦うヒーロー像は、王道の異世界ものとはまったく違った魅力を持ちます。
実際の法律監修によるリアリティ
本作のもう一つの特筆すべき点は、プロの弁護士による監修が入っていることです。異世界という舞台でありながら、法廷シーンでは現代日本の裁判と地続きのような緻密さがあります。
特に第1話の「ドラゴン殺人事件」の裁判では、火炎ブレスの使用をどう法的に解釈するか、種族による生態の違いをどう弁護に活かすかといった、現実にはない要素を巧みに法律論に落とし込んでいるのが見事。
知識がなくても分かりやすく描かれており、読者を自然と物語の中に引き込んでくれます。
チートスキルの設定も現代的でわかりやすい
転生ものにありがちな「チートスキル」も、本作では単なるご都合主義ではなく、しっかりと設定が練られています。
あくまで「証拠整理」「論理構築」のなどの通常の弁護業務、法の番人としてのスキルというより「攻撃無効化」のスキルを与えられ、どこで使われるかが本作の見どころでもある。裁判を有利に進めるためのものであり、バトルのような派手な演出ではなく知的な戦いを補助する役割に徹しています。
【法の番人は守る世界を選べない】ネットの声

表紙が綺麗で目に留まりました。 ストーリーもドラマや映画を観ている様な展開で、続きが気になりあっという間に読み終わってしまいました。

序盤に流し読みしていた部分が終盤の重要な鍵だったやつ、嫌いな人いないですよね。一巻で綺麗にまとまっており、2巻、3巻も同じクオリティで読みたいと期待してしまう作品。

原作付漫画なので、原作担当と作画担当のレベルが近くないと面白くないだろう、と思っていましたが、ストーリーの完成度が高いのでそれだけで十分面白かったです。
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【法の番人は守る世界を選べない】最終話や結末話は
漫画「法の番人は守る世界を選べない」はまだ完結しておりません。
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