【阿武ノーマル】1巻ネタバレ感想！川上大地とタイジュンがサイコサスペンス漫画！

★漫画ネタバレ感想★

2023.10.032023.12.07

『阿武ノーマル』という漫画について紹介したいと思います。この作品は、川上大地とタイジュンによって描かれた、サイコサスペンス漫画の傑作です。本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。

【阿武ノーマル】あらすじ
【阿武ノーマル】1巻ネタバレ感想
【阿武ノーマル】ネタバレ感想
【阿武ノーマル】ネットの声
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【阿武ノーマル】あらすじ

9/3(日)本日より講談社マガポケにて
『阿武ノーマル』という漫画を連載させて頂きます！
原作 #川上大和 ( @asobiyasan_jp )
作画 #タイジュン ( @fuugox )https://t.co/OR1zUVP5bK
「普通」を追求する主人公を描いたサスペンスです！
初連載で緊張しますが、是非読んで頂けると嬉しいです！… pic.twitter.com/00dDojpbtQ

— タイジュン@阿武ノーマル (@fuugox) September 2, 2023

阿武英子、29歳。独身、彼氏なし。ものごとの価値基準は「普通」か否か。「普通」に固執するあまり、彼女を取り巻く人間関係が綻び始める。「普通」とは何か、「異常」とは何か、人の倫理を問う戦慄＆衝撃の新感覚サイコ・サスペンス、開幕!!

【阿武ノーマル】1巻ネタバレ感想

阿武ノーマルネタバレ感想:普通の基準

阿武英子は、日常の様々な場面で「普通」を追求し、自身の価値基準を厳格に守ることで知られていました。この固執は、友情や家族関係にも影響を及ぼし、彼女の周りの人々との対立や不和が増加していました。

たとえば、彼女は同僚が高級品のバッグを購入した際に、ある日「高級品のバッグの中におにぎりってクソダサくね」と表情一つ変えずに言ってしまうほどでした。このような言動は、彼女の価値観が異なる他の人々にとっては理解しにくく、しばしば緊張を引き起こしました。しかし、周りの人々からは「前よりはマシになった」と評されることもありました。過去の彼女は感情を抑え、ぶっきらぼうで、他人の気持ちを考慮しないと言われることがあり、その結果、彼女自身の孤立感とストレスが高まっていました。

英子はこれまでに何度か転職を経験し、新しい職場でも同様の問題が発生していました。以前は仲の良かった相田に対しても、最近の人間関係の悩みを打ち明けることを決意しました。相田は英子に対して、彼女の価値観と周りの人々との調和を取る方法について助言を提供し、物語は更なる展開へと進行していきます。

阿武ノーマルネタバレ感想:偽物訓練開始

阿武英子は、何も思想を持っていないとまで言われ、他人の意見や言動に対して簡単に従ってしまう性格であるとされていました。反論することもなく、感情を表に出すこともほとんどありませんでした。この点について、相田は英子に指摘し、彼女の個性を豊かにするために「偽物訓練」を提案しました。

訓練は、「普通」になるためには調和性が重要であり、相手が笑ったら笑い、泣いたら共感するなどの要素が大切だと説明されました。相田は、英子がこれらのスキルを養うことで、周りの人々との関係を改善し、社会で順応する能力を高めることができると指摘しました。

英子は相田のアドバイスに従い、笑顔を作ってみましたが、何故か不気味な笑顔が浮かび上がってしまいました。それでも、彼女は着実に周りの人々とのコミュニケーションを改善し、仕事も順調にこなしていました。

しかし、ある日、母親から結婚についての話を持ちかけられます。母親は英子の年齢で結婚していないことを「普通でない」と評し、英子は真剣に考え、彼氏がいないことが結婚できない理由だと尋ねてしまいます。この異常な発言により、英子の訓練がまだまだ必要であることが明らかになりました。

阿武ノーマルネタバレ感想:攻撃的な人の対処方法

ある日、阿武英子は攻撃的な人々との対処法を研究しており、その最中、会社に口調のきつい新人派遣社員である河原が配属されました。英子の同僚である榊と攻撃的な口調の河原が衝突する可能性を見込み、英子はこの状況を普通になるための学びの機会と捉えました。

英子は、普通になるためには同僚や派遣社員との協力が不可欠であると判断し、彼らを利用する価値があると考えました。しかし、事態は予期せぬ展開を迎えました。榊は河原に対して理不尽な怒りを続け、最終的には河原がこの会社に残るなら辞めたいと表明しました。英子は、榊が辞めれば普通になるためのデータが得られなくなると判断し、業務の効率化を目指すプログラムを作成しました。このプログラムにより、業務が効率化され、会社に利益をもたらす結果となりました。

しかし、河原はこの効率化を自身の手柄として取り上げ、会社が人員削減を検討すべきだと主張しました。英子は、河原が切るべき人間であると指摘し、その結果、社内の雰囲気が悪化し、人材不足が生じていることを明らかにし、河原を退職に追い込みました。

しかしながら、英子に恨みを抱いた河原は刃物を手にして彼女に接近しました。英子の危機的な状況が待ち受けています。

阿武ノーマルネタバレ感想:婚姻届け

河原は英子に襲いかかる。暴行を受ける英子は河原から刃物を奪い逆転を果たす。そんな河原は自分が家から追い出された過去や、昭和の価値観や国のせいで自分が惨めな思いをしていることを告白した。

英子が仕事ができることにも嫉妬しており、羨ましがっていた。もうこのままいなくなってしまいたい。そんなことを思っていた河原に対して、「では結婚しましょう」と言い放った英子。

英子は、婚姻届けを提出するために、スーパーで婚姻届けがついた雑誌を購入しようとしていました。しかし、レジでまた別の出来事が発生しました。その場にいた男性は、ホスト風の外見で、レジの店員に対してナンパをしていました。英子は慌てずに「お会計お願いします」と言いました。しかし、その男性は英子に対してもナンパを始めました。「ねぇちゃんでもいいよ」と言いながら、英子は驚きましたが、自身が結婚を考えていることから、彼に婚姻届けを書いてくれるように頼みました。

ホスト風の男性は不審に思い、その場から逃げ出しました。英子は買い物を終えて帰宅し、家にいたのは河原でした。河原は英子の家に移住しており、英子の思考に驚き、逃げる決意をしました。

阿武ノーマルネタバレ感想:お付き合い

河原はトイレで逃げるための計画を練っていましたが、足を怪我していて動けません。夜中にこっそりと家を出て実家に逃げることを考え始めました。しかし、この葛藤を知ってしまったのが英子でした。英子は考えがまったく予想外の方向に向かっていたのです。彼女は過去の出来事を振り返り、自分がマリッジブルーに陥っていることに気付いたのです。確かに、彼は以前に暴力を振るったり、精神的に不安定な瞬間があったことを思い出しました。英子は結婚のチャンスを逃すのが怖くなり、彼の免許証を手に入れ、彼の住所を特定しました。これにより、河原は更なる恐怖に襲われました。

英子は堂々と言いました、”私はあなたの実家に挨拶に行くつもりです。” それから、河原に向かってはっきりと、結婚は望んでいないと告げました。河原は言葉に詰まりましたが、英子に負けずに話を進めようと決意しました。彼は英子に、自分たちの恋愛の歩みについて語った後、彼女に付き合ってほしいと提案しました。