漫画「ショーハショーテン!」はジャンプスクエアにて、浅倉秋成原作、小畑健による新連載作品。物語は、様々な番組でネタを提供している超一流の高校生ハガキ職人である四十万畦道と、学校で最も変わった存在である東方太陽に焦点を当てています。本記事は、ネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【ショーハショーテン】あらすじ
『ショーハショーテン!』の公式アカウント、本日より始動します!
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お笑いのセンスはあれど、人前では緊張してしまう内気な少年・四十万畦道! かたやネタは作れずとも表現力はピカイチの元天才子役・東片太陽! 生きてきた道も違えば、性格も違う高校1年生の2人だが、目指す目標は唯一つ“お笑いの頂点”!! 全力で夢へと駆けてゆく「お笑い」青春ストーリー!!
【ショーハショーテン】作品情報
著者: 浅倉秋成
著者: 小畑健
カテゴリ: 少年マンガ
出版社: 集英社
レーベル: ジャンプSQ
【ショーハショーテン】完結まで
1巻ネタバレ
男子高校生の四十万畦道は、お笑いに夢中なマニアだ。毎日のように「エブリデイしじみ」と名乗り、ラジオやテレビに大喜利のネタを投稿している。その投稿はなんと通算200回も採用され、彼はその界隈ではすっかり有名人だ。
しかし、ある日、彼の人生には予期せぬ出来事が起こった。元天才子役でお笑い芸人を目指す東方太陽と出会ったのだ。畦道はこれまで舞台に立つことなど考えたこともなかったが、太陽に無理やりコンビを組まれ、文化祭のお笑いコンテストで大成功を収める。それがきっかけで、畦道は太陽と共に夢を追いかける決意を固める。
そして、畦道が芸人になることを父親に告げると、父親は条件を提示した。それは、「高校生お笑いバトル」で優勝すれば応援するが、できなければ夢を諦めるようにとのことだった。
バクマン以来の小畑先生の作品ということで期待していた通り、内容も面白かったです。絵だけでなく、二人組の挑戦ストーリーがバクマンに通じるものがあり、私自身が楽しめました。
お笑い芸人が頂点を目指すストーリーで、漫画ながら笑えるシーンがたくさんあり、非常に面白かったです。
2巻ネタバレ
畦道と太陽のコンビ、「天頂片道切符」は、高校生お笑いバトルで優勝を手に入れたと思われたが、実際の優勝者は「ライジン」というコンビだった。しかも、驚くべきことに、ライジンは「天頂片道切符」の抱える“優勝しなければお笑いを諦める”というプレッシャーを察知し、結果を辞退するという決断を下した。
予期せぬ展開に、畦道と太陽は悔しさと失望の念を抱え、涙を流した。しかし、そんな時に支えとなったのは、先輩コンビ「シュプレヒコール」からの励ましであった。彼らの言葉と温かいサポートが、再び立ち上がる勇気をふたりに与えた。
彼らの次なる目標は、高校生漫才ナンバーワン決定戦「笑-1グランプリ」への挑戦だ。その道のりは容易ではないが、お笑い好きの先輩であり、マネージャー的存在である花守が全面的に協力してくれた。彼らは熱心に漫才の特訓に励み、新たな技術や笑いの要素を取り入れてきた。
そして、ついに予選当日が訪れた。舞台に立つふたりの心は緊張と興奮で高まり、その日のために準備してきたすべての努力を発揮する準備が整ったのだった。
1巻は非常に力強く、読み進めるうちに面白さが衰えることなく続いています。特に大会での挫折や学校での説明会、そして漫才の練習を通じてコンビが成長していく様子が、物語の中心に描かれています。
さらには、イロモノ的な要素を含むライバル芸人たちが登場し、王道の少年漫画を彷彿とさせる展開が続きます。コンビの成長や困難に立ち向かう姿が、読者を引き込む要素となっています。
そして、コンビ名が初めて明らかにされる場面は、熱い場面として印象に残ります。その瞬間にかける期待と緊張感が物語を一層盛り上げています。
3巻ネタバレ
予選が幕を開けると同時に、安定感抜群かつ斬新な要素を取り入れたネタで会場を湧かせたのは、「シュプレヒコール」というコンビだ。彼らの漫才は笑いを引き寄せる一方で、直前に出演する「きらめき製菓」も天頂片道切符にとっては大きな脅威となった。
実は「きらめき製菓」は常識を覆すようなユニークなネタで、会場の空気を一変させる力を持ち、「舞台クラッシャー」として恐れられていた。そのため、このコンビの後にネタをすると笑いを取りにくくなってしまうとされていた。
畦道はこの日のために16本ものネタを用意していた。そして、会場の雰囲気を見極め、その場の流れに合わせて最適なものを選び出すという驚くべき戦略を展開した。その結果、会場を自分たちのペースに巻き込むことに成功したが、そんな中畦道がネタを飛ばしてしまうというアクシデントが起こってしまった。
今回の舞台は、笑−1グランプリという大会の予選です。特に注目されているのは、先輩コンビ「シュプレヒコール」の過去編で、彼らの漫才に対する情熱が綴られています。彼らの絆を知ると、ネタを見る度に自然と応援したくなり、ボケとツッコミが入れ替わり、見事に笑いのカタルシスが訪れます。
このマンガは、漫才として成り立つネタを構築し、読者を笑わせるという難しいチャレンジに取り組んでいます。プロのお笑い芸人たちでさえ、漫才を長い年月かけて練り上げ、バイトをしながら本業だけで生計を立てるのはごく一部で、非常に厳しい世界とされています。
今巻では、3組のまったく異なるタイプのネタが提示されており、それぞれが本物の漫才として成り立っています。これは驚くべきことで、漫才としての完成度が高く、それぞれのネタに違和感なく笑いを楽しめることは、決して容易なことではないと感じます。
4巻ネタバレ
畦道がネタを飛ばしてしまったトラブルに直面したが、太陽の的確なフォローにより、その場を何とかカバーすることに成功した。その結果、ふたりは予選を順調に勝ち抜き、優勝を手に入れた。
そして、決勝直前、畦道は太陽から彼の過去について詳しく聞かされることになる。太陽は以前、いつも不機嫌な母親を一瞬で笑顔にした高校生芸人・椚朔太郎との出会いを通じて、お笑いの世界に魅了されていった。しかし、椚は本来から体が弱く、風邪をこじらせてしまい、突然亡くなってしまったのだ。
太陽の過去を分かち合うことで、畦道と太陽の絆は一層深まった。そして彼らは、太陽の母親に会いに行くことを決意し、さらに決勝戦を彼女に観戦してもらう約束を交わすことに成功したのである。
原作も作画も言わずと知れた超実力派であることは言うまでもありません。特に4巻では、原作者の温かさと作画の優しさ、そして緻密さが見事に調和していました。過去の謎が解明され、すっきりとした展開になっています。泥谷はどうしようもない奴のように見えますが、後悔の念を抱いているような気配も感じられます。
そして、新たなコンビ名である「ぶるーたす」には何か意味がありそうな予感が漂っています。さらに、次々と魅力的なコンビが登場し、それに合わせて新しいネタを考えるという、信じられないほど魅力的な漫画が描かれています。
【ショーハショーテン】ネタバレ感想
著名漫画家も絶賛する論理的お笑い漫画
作品の中では、お笑いについての論理的な解説が多く登場します。笑いの「射程」や心理的な側面、そして漫才の本質など、お笑いにまつわる幅広い知識が丁寧に掘り下げられ、読者に深い洞察をもたらします。
そして、作中のネタ自体が極めて面白く、漫才の第一人者である森田まさのりさんが帯コメントで「ありえないくらいすごい作品」と称賛しています。
この作品では、面白いネタが提示されることで、その裏付けとなる論理的な説明も一層説得力を増しています。なぜなら、原作者の浅倉秋成さんは学生時代にお笑いに携わっており、現在はミステリー作家として活躍していますが、お笑いに対する情熱は長い間持ち続けてきたようです。そのため、作品には彼の深い理解と熱意が込められているのですね。
キャラクターのデッサン力と魅力
「デスノート」や「バクマン」でお馴染みの小畑健さんの絵は見事な美しさですが、キャラクターたちは個性的で、それぞれが独自の特徴を持っており、一目で区別できます。主人公の四十万と東方は、才能や性格が対照的でありながらも、お互いを補完しあっています。そして、彼らがはっきりとした目標を持っていることは、彼らを応援したくなる理由の一つです。
花守さんは四十万の先輩であり、お笑いマニアでもあります。彼女は二人のマネージャーとしてサポートしており、生徒会活動だけでなく、アルバイトを通じて豊富なコネクションを持っています。
さらに、登場するキャラクターたちは多彩で、特に高校生お笑いコンビ「シュプレヒコール」や「ライジン」などは印象的です。彼らのコンビ名が覚えやすく、どんなネタを披露するのか、それを考えることが楽しみでワクワクさせられます。
バクマンを彷彿させるお笑い漫画
「バクマン」に似たストーリー構成を持つのが特徴です。
物語はお笑い芸人を目指す二人の登場人物を中心に展開しています。天才的なネタ職人と元天才子役というキャラクター設定は斬新で、それまでにはなかったものです。
話の流れはある程度予測できそうなものの、主人公たちが困難をどのように克服していくのか、また、彼らが抱える過去をどのようにクリアしていくのかが注目の的です。両方とも魅力的で楽しめそうな展開になりそうですね。
【ショーハショーテン】ネットの感想
ショーハショーテンはほんと面白い作品なのでオススメです🥹私は4巻までしか読めてないけど!早く追いかけなくては…🥺漫画を読む時間の作り方が結構難しい
— 春いきまぁす‼️ (@aniani_haru) December 6, 2023
ショーハショーテン、毎巻「漫画の紙面で漫才がオモロいってどーいうことだよ!!!」と叫びながら読んでる 本当に面白い 勘弁してくれ
— はなみ (@hanami_matsu) December 5, 2023
ショーハショーテンやっぱおもろいなぁ…魅せ方もやり方も読ませ方も文章も面白い( ´−︎`)
— 六道空 (@rokusora46sekai) December 4, 2023
ショーハショーテンって漫画の中の漫才やコントもしっかり面白いしそれ以外の普通の会話でも笑わせてくるからすごい
原作の人が元お笑い芸人志望で、M-1決勝ネタを何百回も観てノートに分析したって読んで…— mogu (@mogu_mogu_pi) December 3, 2023
ショーハショーテン、面白いよ。作中のネタが面白いお笑い題材漫画ってもしかしたら初だよ
— 坂上秋成 (@ssakagami7776) November 23, 2023
今月のスクエアで初めてショーハショーテン読んだけどめっちゃ面白いな
作品の中で娯楽を扱ってる系は作品の中の評価と読者の評価が釣り合わないことが多いけど、漫才としてめっちゃ面白かった— Null (@Nullnull7011) November 14, 2023
今、小畑せんせー、ショーハショーテンっていうお笑い漫画の作画してるんやけど、これがまたとても面白いし、言わずもがな絵がばかうめえので是非読んでほしい。
ヒカル、デスノ、プラチナエンドのようにリアルではあるけどその中にコミカルさが加わって人間味あふれる表情や仕草がとても臨場的です。
— 〆口 (@4_melo_) November 13, 2023
今月のショーハショーテン面白い!!!この作者は、本気で漫才ショーレースにおける幻の、トップバッター優勝を描くつもりかもしれない。ネタもフルで描かれたけど、めちゃめちゃ面白かった
— こし (@tennis_yamaneko) November 4, 2023
【ショーハショーテン】最終話や結末話は
漫画「ショーハショーテン」はまだ完結しておりません。
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