「ドリトライ」とは、雲母坂盾による昭和を舞台にしたボクシング漫画です。主人公の青空が、拳闘を通じて成長していく姿が描かれています。今回は、そんな「ドリトライ」のネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
ドリトライネタバレあらすじ
本日発売の週刊少年ジャンプ23号より連載開始！戦前・戦後を舞台とした情熱のボクシング譚『ドリトライ』です！これから毎週何卒よろしくお願いします🙇♂️
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— ドリトライ公式 (@kirajun_off) May 7, 2023
昭和の日本を舞台に描くボクシングストーリー。拳闘の元王者を父に持つ少年・大神青空は、父が出征してしまった中で、母親、妹とともに貧しいながらに日々を過ごしていた。しかし戦火によって青空たちの暮らしは悪化の一途をたどり、彼は妹とともに戦災孤児となってしまい……。
ドリトライネタバレ感想！面白い理由
スポーツ漫画と歴史の融合が斬新
「ドリトライ」という漫画は、スポーツ漫画と歴史の組み合わせが斬新であり、多くの読者から注目されています。この作品は、主人公である青空を戦災孤児にしたことにより、現代のボクシング環境とは全く異なる、過酷な環境下でのハングリー精神が際立った感覚が描かれています。
青空は、両親を戦争で失い、孤児として暮らしていたところ、ボクシングに出会います。そこで、彼は拳を磨き、天才的な才能を開花させ、プロボクサーとしての道を切り拓いていきます。その中で、苦難に打ち勝ち、挫折を乗り越え、闘志と努力により成し遂げる喜びが描かれています。
また、監修により、戦時中の様子が詳細に描かれ、十分なリアリティーが担保されています。そのため、読者は、青空が成長する過程で、当時の社会状況や人々の思いを感じ取ることができます。
この作品は、単なるスポーツ漫画としてではなく、歴史的な要素を取り入れた作品として、多くの人々に愛されています。読者は、青空の物語を通じて、挫折や苦難を乗り越え、自分自身を成長させることの大切さを学ぶことができるでしょう。
戦時中のリアルさが生々しく描かれる
戦争時代の禍々しい様子をリアルに描き、戦争の恐ろしさを再度認識させてくれます。作品では、大量に撒かれた焼夷弾が木造家屋を焼き尽くし、人の命を簡単に奪い出す様子が描かれ、その光景には胸が痛くなるばかりです。
特に、戦争に行った父親がどうなったか分からない不安を抱えた子供たちの姿が描かれています。当時の子供たちは、戦争の状況に翻弄され、不安や恐怖に苦しめられていたことが生々しく描かれています。
また、アメリカの米軍がチョコレートを配給しているシーンは、考え深く、戦争の残酷さとアメリカの介入の矛盾を象徴するものとして、強い印象を残します。
物語では、主人公の青空のように、戦争で家も親も奪われてしまった戦争孤児たちも描かれています。彼らは、戦争の悲惨な状況に翻弄され、過酷な現実に直面しながらも、生き抜くために必死で戦っている姿が描かれています。このような描写は、現代に生きる私たちに、平和の尊さを改めて考えさせるものとなっています。
「ドリトライ」は、戦争の現実をリアルに描きながら、主人公たちが努力と信念を持って戦い抜く姿を描き出しています。その物語は、読者に勇気や希望を与えるだけでなく、戦争に対する深い反省を促すものでもあります。
病気の妹を守る為青空が覚醒がするシーンが胸熱
青空には妹がおり、妹は結核にかかってしまっており、彼女の治療のためには多大な費用が必要とされました。また、母親が残していた妹の嫁入り衣装を質に入れ、そのお金を稼ごうとする青空でしたが、衣装は集英会に奪われてしまいます。
物語は、戦後の治安が最悪で、暴力が支配する世界で、青空が妹のために立ち向かう姿が描かれます。彼は、妹のために集英会のメンバーと殴り合いを繰り広げ、妹の治療費を稼ぐために全力を尽くします。妹を思う兄としての青空の愛情や、彼の不屈の精神力が、読者の心を打ちます。
最後には敵に脳が揺れるほどのパンチを喰わせ一撃で倒し読者をスカッとさせてくれます。
青空の最後の勝利は、彼が父親の血筋を継いでいることを再び思い起こさせ、父親と重なる瞬間でもあります。青空の決してあきらめない姿勢や、苦難を乗り越えて勝ち取った勝利に、読者は勇気や希望を見出すことができるでしょう。
ドリトライネタバレネットの感想！
ジャンプのドリトライって漫画チャンピオン色が強いというか４０年前の汗臭いジャンプぽいというか…
今後が楽しみ— 元ます一色💘 (@mid_1307) May 8, 2023
ドリトライに期待することは…ボクシングは縦軸だから当たり前としてそれの「枝」として昭和の追体験がどれだけ盛り込めるか期待してますぜ。
金カムは明治を、逃げ若は南北朝の文化や風俗、グルメとかその他諸々も知って楽しめる作品だったので…（）
— Nezumi (@Shogo1992yg) May 8, 2023
『ドリトライ』
ストーリー展開も去ることながら、令和のWJ読者にどのように受け入れられるのか、反応を見せてくるのか？いろんな意味で楽しみ。— ユリサ・ウジカイ (@Ryuzi0yamagata) May 8, 2023
ドリトライ
まだよく分かんない。小学校にあったみたいな戦時中から戦後すぐくらいの雰囲気を知る教材も兼ねられるような形にするのかな。
心が折れない＋異様にタフなので上手く一発入るまで立ち上がれる、とかでなくてマジの精神論だったらちょっとなぁとなるので違うと嬉しい— 🏚️ (@YifYkga) May 8, 2023
ドリトライ
戦争のシーンは、漫画とはいえ心が締め付けられるような思いがして見てて少し辛かった。絵はボンコレから随分変わって迫力があって良かった。
話としては王道で見やすい。けど生々しい暗さや人間性が見てて辛いなぁ。シリアスとはまた違う、重苦しい話。
— バーン (@MkrtzGj) May 8, 2023
ドリトライ、ボーンコレクションの人だと最初気づかなかった。画力向上しすぎ。
— maruyama (@ymaruyama1) May 8, 2023
ドリトライは戦争についての描写しっかり描いてて良いなと思った！！
— まんまる (@lily_carnation6) May 8, 2023
違法サイトを利用すると危険！
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【漫画】ドリトライネタバレあらすじ！面白い！雲母坂盾が描く昭和ボクシング漫画！まとめ
「ドリトライ」という漫画は、スポーツ漫画と歴史の組み合わせが斬新で、主人公である青空が戦災孤児という過酷な環境下でハングリー精神を発揮し、成り上がっていく姿が描かれています。
作品では、戦争時代のリアルな描写が生々しく描かれ、戦争の残酷さや子供たちの苦悩などが表現されています。青空が妹を守るために立ち向かう姿勢や、父親の血筋を受け継いで勝ち取った勝利体験は、読者に勇気や希望を与えるとともに、戦争に対する反省を促します。
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