漫画「カグラバチ」は外薗健先生がで週刊少年ジャンプで連載している作品です。金魚や刀など日本を彷彿させるような剣戟バトルや妖術がとにかく秀逸で美麗な作品。本記事は、完結までのネタバレが含まれております。結末や最終話はどうなっているのでしょうか?まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【カグラバチ】あらすじ
【少年ジャンプ新連載3連弾第2弾】
「#カグラバチ」公式PV❗️
血飛沫舞う❗️
剣戟バトルアクション‼本日発売📖
週刊少年ジャンプ42号より連載開始⚔️ pic.twitter.com/sTac2FJFYP— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) September 19, 2023
刀匠を志す少年チヒロは、刀匠である父の下で、日々修行に励んでいた。
おちゃらけた父と寡黙な息子。
笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…
血塗られた絆と帰らない日常。
少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す。異才が描く、剣戟バトルアクション!
【カグラバチ】作品情報
カグラバチ
著者
外薗健
カテゴリ
少年マンガ
出版社
集英社
レーベル
週刊少年ジャンプ
掲載誌
週刊少年ジャンプ
【カグラバチ】完結まで
カグラバチ1巻ネタバレ
刀匠を志す少年、チヒロは、父が刀匠であることを誇りにし、その指導を受けながら、日々熱心に刀の鍛錬に取り組んでいました。おちゃらけた性格の父と寡黙な性格の息子、二人は笑い声が絶えない、幸せで平和な日常をいつまでも続けると信じていました。
物語では、毘灼という組織によって父の命が奪わたほかに6本の妖刀が盗まれてしまった。この出来事により、主人公チヒロの使命が父親の仇を討つことであることが明確になり、物語は謎と選択の展開へと進みます。
6本の妖刀は父の形見であり、これらの刀はどのように扱われるべきかについての道を前に立たされます。また、物語の中では、特定の1本の刀が謎めいた縄で巻かれていたことが興味深い要素として示唆されています。この刀は特別な力や秘密を持っており、父親が信頼する特別な人物に託すためのものである可能性が高いです。
さらに、毘灼の妖術が組織の機密情報を守るために設定されたものであることが明らかになり、組織内での彼の地位や役割が示唆されました。物語では「カグラバチ」という存在も登場し、和の要素が含まれており、妖術と刀との関連性が探求されています。
毘灼の正体や目的についてはまだ多くの謎が残っており、彼が戦争に関連した組織の一員である可能性が考えられます。父親の刀が特別な役割を果たしていたことや、7本目の妖刀の存在についての情報も示唆されています。これらの要素が徐々に明らかにされ、物語は複雑で魅力的な展開を続けています。
カグラバチ2巻ネタバレ
立ちはだかるのは双城という名の強敵であった。その圧倒的な存在感と冷徹な表情に、チヒロは一瞬たじろぐが、すぐに覚悟を決める。戦いの幕が切って落とされ、激しい剣戟が交わされる中、双城は意外な言葉を口にする。彼はチヒロの父であり、名高い刀匠である国重への深い敬慕の念を抱いていることを語り始めたのだ。
双城にとって国重は単なる刀匠ではなく、その技術と理念に対する絶大な尊敬の対象であった。しかし、その尊敬の念とは裏腹に、双城の考えは国重とは根本的に異なっていた。双城は「妖刀は他者の命を奪うために在る」という信念を持っていた。それは、命を刈り取ることで妖刀の真価が発揮されると信じる彼の独自の哲学であった。この考え方は、刀を人々の守護のために使うことを教えた国重とは真逆の道を示していた。
二人は同じ人物を敬愛しながらも、正反対の道を選んでいた。双城はその信念を貫くために、多くの命を奪い、恐怖と破壊をもたらしていた。彼の手に掛かった者たちの悲鳴が、戦いの場にこだまするように、チヒロの心にも重くのしかかった。
一方、チヒロは囚われの身となっている仲間、シャルを救い出すという使命感に燃えていた。シャルは双城に捕らえられ、その命運が絶望的な状況に置かれていた。シャルの命を救うこと、そして父の遺志を継いで妖刀を正しい道に戻すための激闘が始まる。
カグラバチ3巻ネタバレ
妖刀六工の中でも最強とされる一振り「真打」が、闇のオークションである楽座市に出品されることとなった。この楽座市は、その名の通り闇の取引が横行する場であり、出品者も主催者も、さらには参加者までもが道徳に欠けた人物ばかりだ。彼らは、自らの利益のためならば手段を選ばず、平気で他人を欺き陥れることを厭わない連中である。
このような闇の競売に挑む者たちは、命を懸けてでも欲しい物を手に入れようとする命知らずばかりだ。彼らは自らの身の危険を顧みず、欲望に忠実に行動する。そのため、この場は常に緊張感と危険に満ちている。しかし、復讐者チヒロにとって、このような状況で怯む理由などない。彼は自らの目的を果たすためには、どのような困難が立ちはだかろうとも恐れることなく立ち向かう覚悟を持っている。
チヒロは、宗也を救うために、六工の妖刀の一つである7本目の刀を差し出した。それは彼にとって非常に重要な決断であり、また大きな犠牲でもあった。そんな状況下で、闇のオークション楽座市が開催されることとなる。
【カグラバチ】ネタバレ感想
剣戟の作画や演出が凄い
「カグラバチ」の魅力は、その圧倒的なバトルシーン、独特のビジュアル演出、そして魅力的な用語のセンスにあります。
まず、バトルシーンはまさに圧巻です。主人公チヒロが刀を抜く瞬間に現れる金魚の描写は非常に美しく、読む者を一瞬で物語の世界に引き込む力があります。この金魚の絵は他のキャラクターとは異なるタッチで描かれており、まるで本物が目の前に浮かんでいるかのようなリアリティを持っています。
敵を斬る際の絵と構図は細部までこだわられており、特に返り血の描写がダークな世界観と見事にマッチしています。この緻密な描写が、物語全体の緊張感と迫力を高め、読者を引き込む力を持っています。
技のネーミングセンスが良い
次に、用語のネーミングセンスもこの作品の大きな魅力です。技名や組織名、刀名などにはオリジナリティがあり、読者の中二心をくすぐります。
例えば、「淵天・涅(えんてん・くろ)」、「毘灼(ひしゃく)」、「刳雲(くれぐも)」といった名前は、その響きと漢字の組み合わせが絶妙で、作品の世界観に深みを与えています。このネーミングセンスが、物語にさらなる魅力を加えています。
【カグラバチ】おすすめ読者
アクション漫画が好きな読者
本作品の最大の魅力は、迫力あるバトルシーンにあります。精緻な描写とダイナミックな構図が、手に汗握る戦闘シーンを生み出しており、アクション漫画を好む読者には大変魅力的です。
特に、主人公チヒロが刀を抜くときに現れる金魚のビジュアル演出は他に類を見ない美しさで、視覚的にも楽しめる作品となっています。
復讐劇に魅了される読者
復讐をテーマにした物語は、読者に強い感情移入を促します。主人公チヒロが父を殺された復讐のために奮闘する姿は、読者の共感と応援を引き出します。復讐劇ならではの緊張感やカタルシスを味わいたい読者には、この作品はぴったりです。
ダークファンタジーや剣戟ものが好きな読者
作品全体に漂うダークな雰囲気と、刀を中心とした剣戟アクションは、ダークファンタジーや時代劇を好む読者にとって非常に魅力的です。
妖術師との対決や、闇の力を持つ刀を巡るストーリー展開は、ファンタジー要素を含みつつもリアリティを持った物語として楽しめます。
独自の世界観や設定に興味がある読者
カグラバチの用語や設定は非常にユニークです。技名や組織名、刀名などのネーミングセンスが光っており、独自の世界観に引き込まれたい読者にはたまらない魅力があります。
中二病心をくすぐるような用語や設定は、この作品の大きな魅力の一つです。
視覚的な美しさを重視する読者
本作品は、ビジュアル的な美しさにも力を入れています。特に金魚の描写は他のキャラクターとは異なるタッチで描かれており、視覚的なインパクトがあります。絵にこだわりを持つ読者や、美しいイラストを楽しみたい読者には、この作品は非常におすすめです。
これらの要素を兼ね備えた『復讐剣戟アクション』は、幅広い読者層に楽しんでもらえる作品です。特にアクションや復讐劇、ダークファンタジーが好きな方には強くおすすめします。
【カグラバチ】最終話や結末話は
漫画「カグラバチ」はまだ完結しておりません。
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