赤羽骨子のボディガードは丹月正光先生が描く新感覚コメディ学園アクション漫画。週刊少年マガジンで連載中であり、1月17日にコミックス1巻が発売された。「五等分の花嫁」「カッコウの許嫁」に続いて、大ヒット作品になるか!今回は赤羽骨子のボディガードの面白い要素とつまらないと感じた部分を紹介したいと思います。
ネタバレを含んだ感想になりますので、まだ読んでいない方は注意してください。
目次
赤羽骨子のボディガードのあらすじ
殺し屋に狙われる幼馴染を守る高校生ボディガード(1/17) pic.twitter.com/SuMq4cIP1l
— 赤羽骨子のボディガード公式 (@akabanehonekoWM) January 17, 2023
奴らの狙いはただひとつ、赤羽骨子を殺すこと――。錚々児高校3年4組・威吹荒邦はある日、クラスメイトで幼馴染の赤羽骨子が殺し屋から命を狙われていることを知る。そして彼に託された使命は、赤羽に知られることなく1年間守り抜き、無事に高校を卒業させること。こうして秘密のボディガード学園生活が始まった!しかし「3年4組」にはさらなる秘密があって……!? 新感覚コメディ学園アクション開幕!!
赤羽骨子のボディガードの面白いと思う3つの理由
赤羽骨子のボディガードは次なるヒット作としてすでに話題の作品。一体どんなところが面白いのでしょうか?
守るラブコメ漫画が見どころ
学園一の問題児の不良である威吹荒邦は、学園一の秀才で優等生の赤羽骨子と幼なじみ。
でも本当は彼女を陰から守るボディガードと、殺し屋から彼女を身を呈して守ると、少し変わった雰囲気で始まるラブコメと、日常系アクションと学園系ラブコメの混合作品とも言える内容は、実に読みやすく解りやすい構成となっており、キャラの個性や表現などを活かした作品となっている所に、本作の見どころがあります。
アクション要素をふんだんに盛り込みながらに、出てくるキャラクターの個性を存分に表しながらに、日常を面白おかしく描く内容は、読者を楽しませてくれます。
威吹荒邦の見どころ
解りやすく彼を紹介すれば、一昔前の不良少年漫画の主人公と言うべき存在感が彼となります。
彼は幼なじみである骨子を守るために、彼女を狙う殺し屋から身を挺して守っていると、どこか厨二な妄想が現実になった様な雰囲気であるも、彼にとっては真剣と、相手がナイフや拳銃など持っていても、お構いなしに正面から挑み、そして彼女に知られまいと必死になる姿は、笑いを誘うも、どこか格好いいと感じてしまう男気な雰囲気を感じさせてくれる格好良さがあります。
赤羽骨子の見どころ
彼女は本作のヒロインとして登場し、優等生として不良である荒邦の事を注意する、幼なじみとして彼の傍に居る存在として活躍します。
彼女は自分の複雑な出生を知らずにおり、また彼が命がけで守っている事を知らないと、自分の置かれた立場を知らないヒロインとして彼に守られていきます。彼女の存在は、日常を平穏と過ごす一般人のポジションであり、何事もなくに学園生活を楽しみ、また彼と一緒に過ごす学園生活を楽しむ普通の少女として描かれていきます。
彼女のそんな笑顔を守るためにと、静かに奮闘する荒邦と、二人の関係も見どころです。
赤羽骨子のボディガードがつまらないと思う3つの理由
面白い要素をたくさん含んでいる本作ですがつまらないと評価する読者も。一体どのようなところなのでしょうか?
ラブコメ要素が少ない所に問題点
本作はアクション要素が強く出ており、どちらかと言えばラブコメ要素が少ない部分に面白さが欠けている作品とも言えます。
確かに作中では二人のラブコメ要素はありますが、どこか足りない雰囲気であり、アクションに寄りかかった作品となっている部分に、面白さが半減している弱みがあり、もっと話の内容を面白く仕上げるのならば、二人の関係をもっとクローズアップさせるべき部分を増やす事が望ましいです。
アクション要素が強く出し過ぎているが故に、ラブコメ要素が少なくなってしまっていると、この点に面白さが分かれていると思います。
主人公の表現の形に好き嫌いがある
ラブコメ要素においては主人公のあり方に問題があるとよく揶揄されます。
まず一つのあげるのならば、主人公が恋愛下手であり、ヒロインの気持ちを察せずに、鈍い形で接してしまうなど、鈍感な部分は恋愛系においてはよくあるパターンでもありますが、本作の主人公は、彼女への好意を持ってはいるも、それを素直に伝えられない鈍感な部分があり、また感情的になってしまう一面など目立つキャラでもあります。
意外性を持って彼女と接する機会を増やせば、もっと魅力の出るキャラとなりそうです。
ヒロインのあり方に疑問あり
この作品のヒロインは、日常生活の中で自分が危ない立場にいることを知らされていないと、どこか鈍感な部分があり、また主人公の必死な姿を勘違いしてしまう部分などがあり、それが読者を困惑させてしまう部分となっています。
なんで主人公がボロボロなのかと、彼が喧嘩をしたととがめるも、それをただ咎めるのではなく、何かを察しながらに、彼は何か事情があって喧嘩をしたのだと、そう察する事の出来る雰囲気が求められます。
赤羽骨子のボディガードネタバレ感想まとめ
つまらないと読者が評価する意見もありましたが、本作は久しぶりに見る学園コメディなラブコメアクション漫画な作品となっています。人知れずに大好きな人を守る不良青年の奮闘記でもあり、また彼女を巨大な悪から守る非日常系な学園モノとしての面白さもあり、それが遠回しなラブコメとしての面白さを醸し出し、本編の物語を面白く仕上げてくれています。
主人公の不器用なまでの彼女への想いが、どのように伝わっていくのかと、恋の駆け引きもさることながらに、並の存在ではない、多種多様の殺し屋達と、どう立ち向かっていくのかと、緊迫するバトルの要素なども含まれている内容は、読者を飽きさせない展開を期待できます。
知られてはいけない彼女の秘密を守るために、彼女の大切な日常を守るために奮闘する不良の学園青春はどうなっていくのかと、読者を惹きつけさせる内容となっています。
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