「聖母の断罪」は、いじめによって苦しむ主人公・桐崇と、彼を守るために復讐に走る母親の物語です。原作カズキ先生、作画亀島先生が描く鬱展開に圧倒されながらも、復讐よりも過激な断罪が待ち受ける展開が面白く、読み進むにつれてどんどん引き込まれていきました。本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
聖母の断罪あらすじ
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親子3人で幸せな家庭を築いていた流一家。だが、息子の桐崇は学校でひそかに虐めにあっていた。 そして起きてしまったある事件をきっかけに、息子を想う母・真里の愛が暴走していく――。
聖母の断罪ネタバレ感想!面白いポイント
リアルすぎるいじめ描写で感情移入しやすい
漫画「聖母の断罪」は、現代社会において依然として深刻な問題となっているいじめをテーマにした作品です。主人公の桐崇は、まるで自分自身のように感じる読者が多いことでしょう。彼は母親から大事な弁当をもらったときに、その中にゴキブリが入れられていたり、腹部には点数付きのマトが貼られ、それに蹴りを入れられたりします。いじめられる側の心理描写が、非常にリアルに描かれており、読者は桐崇の苦しみを深く共感することができます。
桐崇は、母親思いだったり、いじめられる人を助ける側だったりと、とてもいい子で真面目な性格です。そのため、彼がいじめに遭うことが、読者にとってはますます息苦しさを感じさせる要因となっています。作画には、躍動感のある絵が使われ、より狂気じみた描写が強調されています。読者は、桐崇の苦しみをリアルに感じ取り、作品の世界観に引き込まれることでしょう。
しかしながら、この作品は単にいじめの描写に留まらず、強いメッセージ性を持っています。いじめを受けた人が、助けを求めることが重要であることや、いじめをする側にも、その行為が自分自身にもたらす影響があることを示しています。そのため、読者は、自分自身の行動や、周囲の人たちの行動を振り返ることができ、いじめに対する考え方や対処法について、深く考えるきっかけとなるでしょう。漫画「聖母の断罪」は、現代社会において依然として問題となっているいじめについて、強いメッセージを送り出す作品として、多くの読者から支持を得ています。
母の過去と息子への思いが心を揺さぶる
漫画「聖母の断罪」に登場する桐崇の母親も、息子をとても大切に思っています。彼女は、サプライズで息子の誕生日をお祝いしたり、怪我を心配してバイ菌が入らないように手当を施すなど、何かと息子のことを気にかけています。
このような行動には、彼女が保健室の先生になりたいという思いが背景にあります。なぜなら、彼女自身もかつて学校でいじめを受けており、そのとき唯一の救いだったのが保健室であったからです。保健室の先生には、自分を受け入れてくれ、居場所を作ってくれる存在であり、彼女にとっては救いの手でした。
そのため、彼女は保健室の先生になるための資格を取得し、夢に向かって努力を続けました。しかし、息子の桐崇が生まれたことで、彼女は母親としての愛情に目覚め、自分が守りたい家族ができたと感じるようになりました。保健室の先生という夢を諦めた彼女ですが、母としての愛情を強く持ち、息子のことを何よりも大切に思っています。
彼女の母性愛が、作品にも強く表れています。息子を守るために、彼女は自分の命すらも犠牲にする覚悟を持っています。そのため、読者は彼女の愛情に感動し、共感することができます。漫画「聖母の断罪」は、いじめによって苦しむ人々を描いた作品でありながら、母性愛や家族の絆を描いた作品でもあります。
復讐劇よりさらに深い断罪へと急変するストーリー展開
桐谷は、母親を守るために過激な行動に出すことを迫られました。いじめっ子たちは、母親のフェイク動画をばら撒かれたことで、桐谷に対して、動画の拡散を止める代わりに、崖から飛び降りるように指示を出しました。桐谷は、母親のために命を懸ける覚悟を持ち、涙を流しながら全速力で崖の下に向かって走りました。
しかし、母親は、桐谷の行動が怪しいと感じていました。彼女は、こっそり仕込んでいたGPSを使って桐谷の場所を探っていました。そして、その過程で目にしたのは、無残な姿になった桐谷でした。事件は、遺書などから自ら命を絶ったと思われていましたが、母親が桐谷の残した日記を見つけたことで、真実が明らかになりました。桐谷は、壮絶ないじめを受けていたのです。
母親は、息子が受けたいじめに怒りを覚え、復讐を誓いました。一言「復讐なんて生ぬるい 断罪よ」と言い放ち、息子のために立ち上がったのです。母親は、息子のために自ら行動し、いじめに対して強いメッセージを送り出すことになります。
このように、漫画「聖母の断罪」では、いじめによって苦しむ人々の心理描写や、家族愛、復讐など、様々な要素が描かれています。読者は、作品を通して、いじめの深刻さを再認識し、解決策や対処法について考えるきっかけを得ることができるでしょう。
聖母の断罪のタイトル回収
「聖母の断罪」において、断罪を誓った母親は、息子をいじめていた生徒たちが通っている学校の保健室の先生になりました。彼女は、生徒たちからとても信頼されていて、美人で男性にも人気があり、恋愛相談にも乗ってくれます。また、不登校の生徒たちを保健室登校までサポートしていたため、保健室のマリア様という異名をつけられていました。
彼女が保健室の先生としての才能を発揮し、生徒たちから信頼されている様子を描くことで、彼女の復讐心が強まっていく様子が描かれます。読者は、彼女の行動がどのように進んでいくのか、そしてタイトルに込められた意味や今後の展開について興味津々になります。
このように、「聖母の断罪」は、いじめによって苦しむ人々を描いた作品でありながら、復讐劇や保健室の先生としての彼女の姿勢、そしてタイトルに込められた意味など、多くの要素が含まれています。読者は、作品を通して、いじめの深刻さや家族愛、そして復讐心がもたらす影響について考えさせられるでしょう。
聖母の断罪コミックス情報
1巻あらすじ
親子3人で幸せな家庭を築いていた流一家。だが、息子の桐崇は学校でひそかに虐めにあっていた。そして起きてしまったある事件をきっかけに、息子を想う母の愛が暴走していく──。
違法サイトを利用すると危険!
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【感想】聖母の断罪ネタバレあらすじ!カズキが描く鬱展開!復讐より過激な断罪漫画が面白い!まとめ
「聖母の断罪」は、主人公の桐崇が受けるリアルないじめ描写が特徴であり、彼の母親も息子思いの人物として描かれています。母親は、息子が受けたいじめに怒りを覚え、復讐を誓い、いじめっ子たちの通う学校の保健室の先生になります。
その後、彼女は保健室のマリア様として生徒たちから信頼を得る中で、復讐の行動を進めていきます。作品を通して、いじめの深刻さや家族愛、そして復讐心がもたらす影響について描かれています。
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