【ジブリ映画化】君たちはどう生きるかネタバレ感想!宮崎駿監督が絶賛する内容とは?

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君たちはどう生きるかは小説が原作になっており、近年漫画も発売されたり、宮崎駿が監督となりジブリが映画化することが話題に。そこで、本日は君たちはどう生きるかのネタバレ感想レビューをしたいと思います。まだ作品を読んでいない方は気をつけて下さい。

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君たちはどう生きるかのあらすじ

『漫画 君たちはどう生きるか』は、1937年に出版された吉野源三郎さんの小説『君たちはどう生きるか』を、『ケシゴムライフ』『昼間のパパは光ってる』の羽賀翔一さんが漫画化したもの。『君たちはどう生きるか』は新潮社をはじめ、ポプラ社や岩波書店からいろいろな形で出版されてきましたが、漫画化されるのは本作が初めてとなります。

物語のあらすじは、“コペル君”こと本田潤一という15歳の少年が、学校生活を送るなかで経験したさまざまな出来事を通して、ものの見方や人間関係、社会の構造などについて観察し、考えを深めていくという内容。作中では、彼の父の遺志を受け継いだ編集者の叔父さんがコペル君を導き、読者は、物語の終盤でコペル君が手にすることになる「おじさんのノート」を一足先に読みながら、コペル君の成長を追いかけていきます。

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ジブリが君たちはどう生きるかを映画化

2023年7月14日に、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』が公開されます。この作品は、吉野源三郎の小説『君たちはどう生きるか』を原作にしています。小説は1937年に書かれたもので、当時の社会情勢や価値観を反映しています。ジブリ映画版は、この小説を基に、現代の子供たちに向けたメッセージを込めて制作されました。

物語の主人公は少年の吉岡で、家族や友情、生と死と向き合いながら、自分自身がどう生きるかを模索していきます。この過程で、彼は自分自身や周りの人々との関係性や、人生についての重要なことを学んでいくというストーリーです。

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漫画君たちはどう生きるネタバレ感想

コペル君の人生観に見どころあり

この作品の中に登場するコペル君は、様々な人生を歩んでいく事になります。それは激動の時代となる昭和の時代をどう生きていくのかと、彼が大人になる頃には、大きな時代の流れに巻き込まれ、凄惨たる時代の中に生きていく事となります。

彼のその苦難ともなる人生をどう生きていくのかと、彼の苦悩と迷いなど混沌とした中で何を得ていくのかと、彼の生き方を読んでいく作品です。自然と人生にどう向き合って生きていくのかと、学べる内容は、彼の生きた全てとも言える内容となっており、先行きの見えない人生をどう受け止めて生きていくのかと、それが学べる作品となっている所に見どころがあります。

生きる事を見直す事が出来る

生きると、漠然的なまでに目標が定まらず、何故に生きているのかと、不明瞭な人生においてどうやって人は生きるのかと、この作品の中では、自分が人生にどう向き合っていくのかと、主人公のコペル君を通して描かれているところに見どころがあり、つい忘れがちになってしまう生きる事の見つめ直しをふと抱いてしまう内容となっており、人生と大きな生き方に迷ったときに、道を示してくれる作品かもしれません。

考えさせられる自分の生き方を見つめ直す事が出来る!

この主人公であるコペル君は、万能の人間では無く、凡庸なまでも人間として描かれ、泣いて笑い、迷い決意し、そして後悔し、納得するなど、当たり前の人生を過ごしています。自分の人生は、どうなんだろうと感じる人も多いかもしれませんが、彼の生きている日々の中で誰も満足に生きれずとも、それなりの結果を見いだしているのだと、最低だと思える人生が少しだけ救われているのではと感じられ、自分の人生をふと、見つめ直す事の出来る作品でもあります。

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君たちはどう生きるかをお勧めできない読者

ファンタジーを望む人にはお勧めできないかも?

この作品はファンタジー作品では無く、生きづらいまでの人生の想い出が書かれた内容とも言える作品ともなっています。人生は思い通りにいかないと、苦悩しながらにも人生と向き合わなければならず、苦難の中でも最良の決断をして生きると、その苦労と苦悩が書かれている内容は、読者によっては苦痛かもしれません。

ファンタジーの様に、ご都合主義的に救われることも無く、例え救われても、何かしこりを残しながらにも生きていかなければいかないと、そんな辛い描写もあり、ファンタジーを好む人にはお勧めできない作品です。

現実的な内容に面白さを感じられない?

この作品はこれでもかと言うぐらいに現実的な内容で進んでいきます。そこに救いは無く、主人公の苦悩の末の結果しかありません。無論、その結果が全てにおいて幸福で満たされているのかと、様々な解釈があるかもしれませんが、それでもなおも生きなければと、歩みを止める事の出来ない辛さが描かれてもいます。

あまりにも現実的過ぎるまでの人生観と、漫画の中で浪漫を求める人には、お勧めの出来ない表現かもしれません。

読者を選ぶ作品!

本作は読者を選ぶ作品とも言えます。コメディを楽しみたい人には苦痛であり、またファンタジーを楽しみたい人にも苦痛な作品であり、どちらかと言えば、道徳の授業の様な作品でもあり、教科書を読んでいる様な気分にもなってしまいます。この作品は、いうなれば教科書でもあり、それは人生の辛さや苦悩が描かれており、人はどうやって、その苦悩と向き合うのかと記されている教科書でもあるのです。

その為に、この作品を読むときは、漫画の様な展開は期待しない方が良いです。

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君たちはどう生きるかネタバレ感想まとめ

テレビで取り上げられるほどに話題を呼んだ今作と、一人の少年の生き方が、どれだけに大変なのかと、読んで学ばされてしまう作品でもあります。

しかしこの作品は大したことを描いているのでは無く、当たり前の事を伝えている作品でもあります。

人生とはと、哲学者や心理学者などが常にテーマにしては、様々な答えを多くの人に示してもいますが、簡単に示すことなどは出来ず、人生はこう生きていくのだと、一例を示している作品でしかありません。コペルという少年の生きた人生がどんなモノだったのかと、それを学び、そして自分はどう生きていくのかと、問いかけてくれる作品でもあり、自分の生き方を見据えたいと想う人には、良き作品になるかもしれません。

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