漫画「爪を破る」板倉梓先生の作品で、2024年にドラマ「瓜を破る～一線を越えた、その先には」の放映を果たしています。本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【瓜を破る】あらすじ
【『週刊漫画TIMES 7/24号』、好評発売中！！】
「瓜を破る」（板倉梓）
新連載第3話目！！
同期の原と飲みに行くことになったまい子。
初めてのサシ飲みに少し動揺して…！？ pic.twitter.com/TxX4qnmtfP— 週刊漫画TIMES 公式 (@shukanmanga) July 11, 2020
30代男女の合体をしていないことがコンプレックスの行方とは…!? ごく普通の会社員・まい子には人に知られたくない悩みがあった。それは30歳を超えても合体体験がないこと。劣等感に悶々とする彼女は自分を変えるべく行動を起こす。誰もが心当たりがありそうな、言葉にならない思いをあぶり出す現代の冒険譚。
【瓜を破る】作品情報
瓜を破る
著者
板倉梓
カテゴリ
女性マンガ
出版社
芳文社
レーベル
週刊漫画TIMES
【瓜を破る】完結まで
瓜を破るネタバレ1巻
普通の会社員であるまい子には、他人には決して知られたくない悩みがありました。それは、30歳を超えても性的な経験がまったくないことでした。この現実に彼女は劣等感を抱き、心を悩ませていました。自分を変えるために、彼女は行動を起こす決意をしました。
この物語は、多くの人が共感することがある、言葉にならない気持ちを探り出す現代の冒険譚です。
瓜を破るネタバレ2巻
39歳の味園は窮地に立たされました。10年間一緒に暮らしてきた彼氏が突然去ってしまい、彼女は混乱しました。その時、かつては仲の悪かった元同僚が職場に復帰し、ますます味園のイライラは募っていきます。
実は、彼女がその元同僚を嫌う理由には、二人の予想外の過去が関わっていました。それを知ることができなかった自分自身の感情に、味園はふと気づくのです。
瓜を破るネタバレ3巻
3年ぶりに彼氏ができ、順風満帆な日々を送っているように見える塚田には、過去に経験した最低最悪の苦い記憶がありました。自己評価ではクールでドライな性格だと思っている彼女ですが、周囲に合わせず自分のペースを大切にする様子の裏で、新しい恋人との関係において自己省察を迫られていました。
この状況に直面し、塚田は自分自身を見つめ直す決意を抱きます。一方で、年を重ねた大人たちは「もう自分を変えることなんて無理だ」と叫びながらも、少しずつ前進しようとする様子がうかがえます。
瓜を破るネタバレ4巻
「おかあさん」と呼ばれることになったらしい私。家族や仕事、そして大切な趣味、どれもが私の人生に欠かせないものですが。2歳の娘を保育園に預けて働く染井は、学生時代から続けてきた趣味を持っています。
出産後、育休を経て職場に復帰し、仕事や家事に追われる日々の中で、わずかな時間を見つけては自分の趣味に没頭しようと努力しています。しかし、母親になったことで周囲の人々の視線や期待が変わってしまい、その変化に戸惑う彼女が、自分自身に向き合いながら勇気を持って立ち向かっていく姿が描かれています。
瓜を破るネタバレ5巻
新築のマンション、最愛の愛猫、そして独りで物思いにふける夜。これらはすべて、私自身が手に入れた幸せな要素です。40代の沢は猫と共に暮らし、外見も整え、会社での立場にもほぼ満足しています。
独身生活を充実させながらも、常に余裕を持ち、周囲からの信頼も厚い存在ですが、時折、内に秘めた別の一面を見せることもあります。ときには遠回りをしながらも、自分にとっての最適な道を模索し続ける姿が。
瓜を破るネタバレ6巻
デートの未熟さ、つらい嫉妬、言いたいことが口に出せない胸の内…それでも、抑えきれない感情があふれる。29歳の鍵谷はコピー機のメンテナンス会社で契約社員として働いています。
将棋のプロを目指していたが3年前に夢を諦め、恋愛経験もなく、消極的で気力を失った生活を送っていました。しかし、まい子との出会いがあり、少しずつ心を通わせる中で、彼女に対する気持ちを強く自覚するようになりました。
瓜を破るネタバレ7巻
外見が重要視される傾向が良くないと指摘される一方で、それが私に抱える重いコンプレックスでもあります。
26歳の派遣社員で実家暮らしの小平は、独自の個性を打ち出したファッションを身にまとい、皮肉めいた言葉遣いが。他人を辛辣に分析する一方で、自らの立ち位置を冷静に把握し前を向いていく。
瓜を破るネタバレ8巻
まい子と鍵谷はつい最近付き合い始めました。お互いが未熟なため、最初はぎこちなくも少しずつ着実に仲を築いていくのですが、まい子の仕事の都合によって何度かすれ違いが生じてしまいます。
この物語では、喜びと悲しみが容赦なく押し寄せる現実を丁寧に描きながら、二人の関係を繊細に紡いでいきます。
【瓜を破る】ネタバレ感想
三十代女性の心情をもろに描く
おっとりとした態度でいつかいい人が現れるだろうと余裕を持って考えていた主人公は、気がつけば三十路を迎え、未経験の状態を抱えています。
焦りを抑えつつも、一度は経験しておくべきか真剣に悩み始めます。しかし、身近な人に相談する勇気もなく、孤独に悶々とした日々を送ることになります。他者からすればさほど深刻な問題ではないように見えるかもしれませんが、主人公にとっては大きな悩みです。
十代の少女が抱える悩みを三十代で抱える主人公の焦りや、その状況がどのように展開していくのか、不安と興味が入り混じった読者を魅了する作品です。
キャラクターが生きている
職業に熱中している人もいれば、家庭に焦点を当てた人もいます。恋人と円満な関係を築いている人もいれば、うまくいっていない人もいます。率直に意見を述べることができる人もいれば、それができない人も。
実に多様で、そして何かしら自分と似た環境や考え方を持つ人もおり、全ての登場人物に感情移入してしまいます。
漫画のキャラクターとはいえ、生き生きとした人間らしさを感じるのです。読んでいてまるで彼らが実在しているかのような感覚を覚えます。
【瓜を破る】ネットの感想
『瓜を破る』面白いなあ。すごい観察眼に優れてる
— メクボール (@mecbll) January 10, 2024
「瓜を破る」きついんだけど、読み始めると止まらない魅力がある
このキツさは作品の良し悪しがどうこうではなく、作中の登場人物を通して自分を省みることになるキツさです
たまに自傷ダメージを喰らいつつ、でも面白いから読んでしまう— みかん (@ponnmikan) January 9, 2024
今「瓜を破る」読んでるんだけどシスターフッドだし、人が人と向き合う話ですごい面白い
課金が捗る— ヒカワ (@HIKAWAwww) January 9, 2024
瓜を破るっていう漫画面白いな
ドラマ化もするんだね— しんどい (@unkbrbrbba) January 8, 2024
【瓜を破る】最終話や結末話は
漫画「瓜を破る」はまだ完結しておりません。
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