漫画「ピエロマン」は作画本田真吾先生と原作高橋伸輔先生のタッグで漫画ゴラクにて連載されている作品です。最終回はどのようになるのか?本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【ピエロマン】あらすじ
明日、8月5日から
週刊漫画ゴラクにて『ピエロマン』の連載がスタートします。
表紙&巻頭カラーです🙇🏻♂️
10代の頃から付き合いのある本田さんと組んでやる日が来るとは…本当に感動です😭
是非よろしくお願いします🙇🏻♂️✨
全力で描いていきます💪🤡 pic.twitter.com/OkVB5x4o9b— 高橋伸輔 (@shinsuke0330) August 4, 2022
漫画家の山村虎時は連載作「復讐道化」の映画化が決まり、愛する妻にも支えられ、公私とも最高の夜を迎えていた。だがそれはこれから始まる悪夢の入り口に過ぎなかった…。無自覚の悪意が呼ぶ、未体験の殺意とは!?謎の復讐鬼・「ピエロマン」の正体とは!?サスペンスホラーマスター・本田真吾が超絶筆致の名手・高橋伸輔との初コンビで放つ、驚天動地の‘‘濡れ衣‘‘サスペンスが堂々スタート!!
【ピエロマン】作品情報
ピエロマン
著者
本田真吾
著者
高橋伸輔
カテゴリ
青年マンガ
出版社
日本文芸社
レーベル
漫画ゴラク
掲載誌
週刊漫画ゴラク
【ピエロマン】犯人は不破そして狂わしたのは東堂尽平
不破と虎時
山村虎時はまだ幼く、その行動が不破という人物の人生にどれほど大きな影響を与えることになるか、虎時には全く想像もつかなかったのです。結果として、不破は元祖ピエロマンである東堂尽平に捕らわれ、その後の人生に多大な影響を受けることになりました。
時は流れ、数年が経過しました。山村虎時は、不破が創り出したピエロマンというキャラクターを模倣し、それが世間から高く評価されることに対して大いなる喜びを感じるようになっていました。彼はそのキャラクターを自分の成功のシンボルとし、評価されることに陶酔していたのです。
しかし、その成功の裏側には、皮肉で残酷な真実が隠されていました。山村虎時が得た成功は、知らず知らずのうちに不破を深く追い詰め、彼の心に暗い影を落とし続けていたのです。不破は、自らが生み出したキャラクターが他者によって利用され、評価されることに苦しみ、自己の存在価値を見失いかけていました。
このようにして、山村虎時の無邪気な行動が引き金となり、二人の運命は大きく交差することになりました。虎時の成功の背後には、常に不破の痛みと苦悩が伴っていたのです。二人の物語は、成功と裏切り、喜びと悲しみが複雑に絡み合う、人間の心の深層を描き出しています。
虎時がみた真相と無自覚の罪
不破が東堂尽平に囚われていた期間中、彼は同じく囚われの身であった空条と出会いました。二人は互いに境遇を語り合い、共通の敵に対する怒りと憎しみを共有するようになりました。そして、彼らは力を合わせて復讐を誓い合うことにしました。不破は、過去の出来事と自身の苦しみを糧に、虎時への復讐心を燃やし続けていました。
その計画は緻密であり、次第に実行に移されていきました。まずは、虎時の周囲の人々が次々と標的にされ、次第に不穏な影が彼の生活に忍び寄りました。虎時は、彼の周りで起こる異常な出来事の連続に気付き始め、次第に不安と恐怖に囚われるようになりました。友人や同僚、信頼していた人々が一人また一人と狙われ、彼の心は絶望の淵に追いやられていきました。
しかし、虎時は決して屈しませんでした。彼は、これらの出来事の背後にある真相を突き止めるために動き出しました。数々の手がかりを追い求め、過去の出来事を振り返り、ついには不破が再び彼の人生に関与していることを疑い始めました。探偵のように細かく調査を進める中で、虎時は次第に真実に近づいていきました。
そして、ある時、彼は衝撃的な事実に直面しました。自分が世間に評価され、成功を収めるために利用していたピエロマンの正体が、実は不破その人であることに気がついたのです。この真実に気付いた時、虎時は言葉にできないほどの衝撃と後悔に襲われました。彼が得た成功の陰で、不破がどれほどの苦しみと絶望を味わっていたのかを理解したのです。
このようにして、虎時の物語は、単なる成功と栄光の物語ではなく、深い後悔と贖罪の物語へと変わっていきました。彼は自身の行動が招いた結果を直視し、その中で真の意味での成功と幸福を見出そうとする旅を始めることになったのです。
【ピエロマン】最終回はどうなる
不破の動悸
不破の動機には二つの根深い理由がありました。一つ目は、幼少期に経験した虎時の裏切りによって全身が動かなくなったという悲劇的な出来事です。虎時が無意識に犯したその行動は、不破の人生を大きく狂わせ、彼の心に深い傷を刻みました。
二つ目の理由は、自分が心血を注いで創り出したピエロマンというキャラクターが、虎時の漫画によって大ヒットしてしまったことです。本来ならば不破自身が享受すべき成功と評価が、皮肉にも虎時の手によって掴まれたことに対する屈辱感と悔しさが、不破の心を燃え上がらせました。
この二つの因縁が不破の復讐心の根源となっていました。もしこれらの因縁を解消することができれば、不破の復讐は終わりを迎えるだろうと考えられていました。しかし、事態はより複雑な方向へと進展しました。虎時もまた、不破が自身の周囲の人間に危害を加えたことに対し、深い怒りと苦悩を抱えていました。
物語が最終回に近づく中、二人の間に残されたわずかな希望と絶望が交錯し、緊張が最高潮に達します。虎時は不破との因縁を清算し、過去の過ちを償うことができるのか。不破は復讐の果てに何を見出すのか。そして、彼らの対決はどのような結末を迎えるのか。
漫画家の夢を再び叶える
最終的に、虎時と不破は手を取り合い、共に漫画を描くことに。そして、彼らは再び東堂尽平に対して制裁を加えるという展開になるのではないかと予想されます。不破にはもともと漫画家になりたいという夢がありました。その夢が、彼の行動の動機の一部であったことは間違いありません。
不破は、虎時に対して恨みを抱きながらも、実は彼の漫画を読むことが好きだったのではないかと考えられます。その根拠として、虎時が監禁されていた際に、不破が彼に対してピエロマンの連載を続けるように促していたことが挙げられます。不破は、虎時の才能を認めつつも、その成功を奪いたいという複雑な感情を抱えていたのです。
物語がクライマックスに達する中で、虎時は自らの過ちと向き合い、全てを受け入れる決意を固めます。そして、不破に対して「一緒に漫画を描こう」と提案します。この提案は、過去の因縁を乗り越え、新たな未来を共に築くための大きな一歩となります。
さらに、空条の会社は高度な技術を持ち、パワースーツを作ることができるほどの能力を有しています。この技術を活用すれば、全身が動けなくなった不破にも再び漫画を描くことが可能になるかもしれません。空条の協力を得て、不破は自身の夢を再び追い求めることができるでしょう。
【ピエロマン】コミックス情報
ピエロマン1巻あらすじ
漫画家の山村虎時は連載作「復讐道化」の映画化が決まり、
愛する妻にも支えられ、公私とも最高の夜を迎えていた。
だがそれはこれから始まる悪夢の入り口に過ぎなかった…。無自覚の悪意が呼ぶ、未体験の殺意とは!?
謎の復讐鬼・「ピエロマン」の正体はとは!?サスペンスホラーマスター・本田真吾が
超絶筆致の名手・高橋伸輔との初コンビで放つ、
驚天動地の‘‘濡れ衣‘‘サスペンスが堂々スタート!!
ピエロマン2巻あらすじ
人生最高の夜からの急転直下、
漫画家・山村虎時は
人生最悪の時を迎える事になるー-。
全ては自らが産み出したキャラクター
‘‘ピエロマン‘‘の謀略なのか…!?謎を解く間もなく起きる事件、
次々と増える道化の犠牲者、
山村はその全ての罪を着せられる…!!
怒涛の展開力で驀進する怪人との死闘、
早くも大反響の‘‘濡れ衣‘‘サスペンス第2巻!!
ピエロマン3巻あらすじ
漫画家・山村虎時を陥れる謀略の数々…
事態は悪化と激化の一途を辿り、
遂には最愛の娘を攫われるまでにーー。
窮地の山村は元妻を頼るが、そこで見たのは
幼き自分が描いた怪人の絵だった…!?全ては己が引き起こした事なのか、
ピエロマンのルーツは過去の自分なのか。
困惑しながらも山村は決意を固め、
復讐道化との直接対決に挑む…!!怒涛のクラウン・サスペンス待望の第3巻!!
【ピエロマン】最終話や結末話は
漫画「ピエロマン」はまだ完結しておりません。
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