【漫画】これ描いて死ねネタバレ感想!令和のバクマンが面白い3つの理由!

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これ描いて死ねは2023年マンガ大賞で大賞を取った、とよ田みのる先生が描く漫画浪漫成長譚の作品です。時代の変化に合わせたマンガ制作の現場を描いていることから令和のバクマンと感じる読者も。本記事ではそんなこれ描いて死ねのネタバレ感想レビューをしたいと思います。まだ本作を読んでいない方は気をつけて下さい。

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これ描いて死ねネタバレ感想あらすじ

漫画の可能性をひたすらに探究した前作『金剛寺さんは面倒臭い』完結から1年8か月。待望の新作は、漫画を描く歓びも苦しみも、ぜぇ~~~~んぶを詰め込んだ、漫画愛に満ち溢れた漫画浪漫成長譚!漫画を愛する全ての人に届けッ!!

東京の島しょ・伊豆王島に住む安海 相は、漫画が大好きな高校1年生。長年活動休止状態の憧れの漫画家☆野0先生がコミティアに出展することを知り、東京都区内に旅立つことに…そしてコミティア会場での思わぬ出会いが相の人生を変える!

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これ描いて死ねはマンガ大賞を受賞

2023年3月27日、東京・ニッポン放送イマジンスタジオにて、とよ田みのる氏の漫画「これ描いて死ね」がマンガ大賞2023の大賞に選ばれたことが発表され、授与式が行われた。

マンガ大賞は、出版された漫画の中から、毎年最も優れた作品を選び出す日本の漫画賞の一つであり、多くのマンガファンが注目するイベントである。今回の受賞作品である「これ描いて死ね」は、マンガ制作に向き合う青春時代に必要な考え方を描き、多くの読者から支持を得た作品である。

とよ田みのる氏は、長年にわたってマンガ家として活躍しており、多くの名作を世に送り出してきた。その中でも、「これ描いて死ね」は、彼の代表作の一つとされ、今回の受賞に相応しい作品であると言える。

今後も、とよ田みのる氏の作品から目が離せない。

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これ描いて死ねネタバレ感想面白い3つの理由

バクマンとは別の面白さを持っている

「バクマン。」は時代の変化に合わせたマンガ制作を描いた名作であり、新しい漫画作品が登場しても比較して切り捨てるべきではないと言えます。この作品が描いたのは、連載開始当時はスマホなどの普及していない時代で、紙面での連載が漫画家にとって生活を維持する上で欠かせないものであったため、熱血漫画に近い印象があるものでした。

しかし、時代が変化し、今は電子書籍やWebマンガが最盛期を迎えており、漫画を披露する場所が多岐にわたっています。こうした変化によって、趣味から仕事に繋がることもあるため、プロを目指さなくても結果的にプロになる人が多くなっています。また、この状況はマンガ制作に限らず、創作活動全般にも言えることであり、才能を育成するのではなく、野生の天才を引き抜くビジネスが現状であるといえます。

こうした背景の中で、夢を追う若者たちにどのような言葉をかけるべきかが問われることになります。そんな時、この作品が示す魅力は大きく、時代の変化に合わせたマンガ制作の現場を描きながら、若者たちが抱える悩みや挫折を丁寧に描き出しています。このような描写を通して、夢を追う若者たちに勇気を与えることができるのです。

つまり、この作品が示す魅力は、時代の変化に合わせたマンガ制作の現場をリアルに描き出すとともに、夢を追いかける若者たちが抱える悩みや挫折を丁寧に描き出し、彼らに勇気を与えることにあります。そうした点からも、この作品はマンガ制作を目指す若者たちにとって、大いに参考になることができる作品であるといえます。

創作活動のあり方を教えてくれる

漫画は多くの人にとって娯楽のひとつであり、人生に大きな影響を与えることは少ないと考えられます。ただし、漫画から受ける刺激や励ましは、自分自身を褒めるためのモチベーションになることもあるでしょう。

そんな中、本作は漫画に人生を支えられる少女が、堅物の先生にボロクソ否定される描写から始まります。漫画好きにとっては衝撃的な導入といえるでしょう。

しかし、この先生こそが、安海相に正しい創作活動を教えてくれる存在となります。誰が言ったかで言葉の重みがまるで違うといった描写があり、先生が彼女に教える言葉には質感がこもっています。

こうした物語を通じて、創作活動に向き合う人々に対して、正しい指導を与える存在の重要性や、否定的な言葉にも重みがあることが示されます。また、自分自身を褒めることが大切であることも再認識させられる作品といえるでしょう。

少女の成長物語に注目

マンガ家漫画は、才能や努力だけでなく、ビジネスとしての側面も持ち合わせた厳しい世界を描くことが多い。夢を追いかける苦悩や現実で息苦しくなる印象があるが、本作はその前段階を描いた作品である。主人公たちは、まだマンガ家を目指す前段階の高校生たちであり、彼女たちの成長や一喜一憂を、きらきらと眩い日常へと昇華させている。

その背景には、とよ田みのる先生の独特な絵柄や表現、言葉選びに気を配る教職員が指導する環境がある。このような環境が、マンガ家を目指す少女たちの夢を支え、大きく成長するきっかけとなっている。読んでいると、心が温かくなるような気がする。純粋に読んでいて楽しい漫画である。

「学業優先、プロを目指さない。趣味の範囲で楽しむ三ヶ条」というマインドを持つことは、将来に向けた人生の軌道修正を容易にすると考えられています。人生には誰にも予測できない変化や出来事が起こりますが、このようなマインドを持っていると、自分自身の目標や人生観を見つめ直すことができ、新しい方向性を模索することができるでしょう。

また、本作品では、創作に打ち込む少女たちが、読者から創作側に回ることで、面白いという評価が雑で抽象的なものであることに気づく瞬間が描かれています。これは、評価に囚われず、自分自身が創作に集中し、成長することが大切であることを示しています。

さらに、少女たちは仲間たちと共に苦難を乗り越える青春を送ります。このような場面では、困難に直面しても、お互いに支え合い、共に成長し、乗り越えていく姿が描かれています。これは、創作初心者にとって非常に良い雰囲気の漫画であり、創作活動に取り組む上でのモチベーションを高めることができるでしょう。

総じて、本作品は、学業優先、プロを目指さない。趣味の範囲で楽しむ三ヶ条をベースに、創作に打ち込む少女たちの青春を描いた良作であり、創作初心者にとって非常に参考になる漫画と言えます。苦難を乗り越える姿勢や、自分自身の成長にフォーカスすることが重要であることを示唆している点も、この作品の魅力の一つです。

続きは本編で!

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これ描いて死ねネタバレ感想まとめ

「これ描いて死ね」は、時代の変化に合わせたマンガ制作の現場を描きながら、若者たちが抱える悩みや挫折を丁寧に描き出すことで、彼らに勇気を与える作品です。

本作は、「バクマン」とは別の面白さを持ち、創作活動のあり方を教えてくれると同時に、少女たちの成長物語に注目した作品であると評価されています。本作は、学業優先、プロを目指さない。趣味の範囲で楽しむ三ヶ条をベースに、創作に打ち込む少女たちの青春を描いた良作であり、創作初心者にとって非常に参考になる漫画と言えます。

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