ワンピース担当編集が岩崎さんから穴山さんに交代したことが尾田先生の巻末コメントで判明しました。本記事ではワンピースの歴代担当編集者と、穴山さんとはどのような人物か調べていきたいと思います。
国民的漫画ワンピースとは
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全世界興行収入319億突破
◣ ◢#ONEPIECE#OP_FILMRED尾田っちより、記念イラスト到着 pic.twitter.com/Re2QzdjCp5
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) January 30, 2023
『ワンピース』は、日本の漫画家・尾田栄一郎による漫画作品およびそれを原作とするアニメや映画などのメディアミックス作品です。物語は、主人公モンキー・D・ルフィが「伝説の海賊王」を目指し、仲間たちと共に船旅を繰り広げる冒険活劇です。
物語の舞台は、架空の世界「ワンピース」で、様々な種族や海洋生物、島々などが存在します。主人公のルフィは、ゴムゴムの実という悪魔の実を食べてゴム人間になり、その能力を駆使しながら海賊たちと戦い、仲間を集めて大冒険を繰り広げます。
『ワンピース』は、1997年から週刊少年ジャンプに連載されており、現在でも続いています。世界中で人気を博しており、コミックスの累計発行部数は2023年現在で5億部を突破しています。
そんなワンピースの担当者が岩崎さんから穴山さんへ変わることが分かりました。
ワンピース担当編集の役割と重要性
漫画家における担当編集とは、出版社の編集部に所属している担当者のことを指します。担当編集は、漫画家と直接やり取りをしながら、作品の企画、制作、出版までのプロセスをサポートする役割を担います。
具体的には、漫画家と一緒にストーリーやキャラクターの設定を考えたり、原稿のチェックや校正を行ったり、出版スケジュールの調整を行ったりすることがあります。また、担当編集は、出版社側の立場から漫画家にアドバイスをしたり、漫画家のアシスタントの選定や育成なども行います。
担当編集は、漫画家のクリエイティブな活動をサポートするだけでなく、出版社と漫画家の橋渡し役としても重要な役割を担っています。漫画家と担当編集の信頼関係が深まることで、作品の質の向上や長期的な連載の継続が可能になることもあります。
以下はワンピースの歴代担当編集者の方々です。
歴代編集者
ダッチー(本名不明)(『ONE PIECE』連載前、月刊少年ジャンプ時代)
久島(『ONE PIECE』連載前、週刊少年ジャンプ時代)
浅田貴典 (1996年〜2001年4月頃)
土生田高裕 (2001年4月頃〜2005年2月頃)
渡辺大輔 (2005年2月頃〜2006年10月頃)
川島直樹 (2006年10月頃〜2007年11月頃)
大西恒平 (2007年11月頃〜2008年6月頃)
服部ジャン=バティスト哲 (2008年6月頃〜2010年12月頃)
井坂尊 (2010年12月頃〜2014年6月頃)
杉田卓 (2014年6月頃〜2017年1月頃)
内藤拓真 (2017年1月頃〜2019年)
高野健 (2019年〜2020年)
岩崎湧治 (2020年〜2023年)
穴山(2023年〜)
モンスター作品を生み出すにあたり、様々な人が関わっていることが分かりますね。年代を見ればどのシリーズを担当したか把握することもできますね。
担当編集の力は作品に大きく影響する
担当編集が漫画制作において大きな役割を果たすことは、漫画界に携わる人々には常識的な認識となってきました。担当編集は、単に原稿のチェックや修正をするだけではなく、物語の構成やキャラクターの設定、表現方法などにまで関わり、漫画のクオリティを高めるために作家と共に取り組んでいるのです。
特に最近の漫画市場においては、担当編集が企画段階から参加し、漫画の方向性を決定することが重要視されるようになりました。また、作家との信頼関係を築き、助言やアドバイスをしながら作品の完成度を高めることも大切な役割となっています。
担当編集で最近有名なのは林士平さんです。代表作はSPY×FAMILY、チェンソーマン、ダンダダン、青の祓魔師などのヒット作を手がける担当編集。彼がいなければ多くの名作漫画が生まれることはなかったでしょう。それだけ重要な仕事だということです。
ワンピース担当編集がワノ国編を担当した岩崎さん
岩崎さん担当時のワンピースは非常に成功しており、特にワノ国編は大きな話題を呼びました。この編では、ロジャーの過去や四皇2人の撃破など、ファンにとって重要なエピソードが数多く登場し、原作1000話突破という大きな節目も迎えました。
ワンピースのような長期連載作品では、作品を支えるスタッフたちが非常に多く、彼らの力があってこそ作品が生み出されています。担当編集はその中でも重要な存在であり、ワンピースの成功においても大きな役割を果たしたと言えます。
ただニカ設定に対しては賛否の声があがりました。主人公ルフィが食べたゴムゴムの実は、彼にゴムのような身体能力を授けるという設定であり、彼の戦い方や活躍が大きな注目を集めてきました。しかし、最近の展開でルフィが実はヒトヒトの実幻獣種モデルニカであることが明らかになり、それまでのファンからは驚きと共に賛否両論が巻き起こりました。
尾田先生は、これまでも様々な驚きや衝撃を読者に与えてきましたが、この新たな設定に対しては、「つじつま合わせが無理やりすぎないか?」「チートすぎる」という声も上がりました。これまでのルフィの戦い方や弱点を考慮すると、ヒトヒトの実幻獣種モデルニカという設定は、どうしても無理があるように感じる読者もいたようです。
ただし、一方で、この新たな設定によってルフィがますます強くなり、物語の展開に大きな影響を与えることは確かです。また、尾田先生は、この設定に対しては細かいところまで考え抜いたと明かしており、納得のいく設定であることも伝えられています。
ワンピース担当編集が岩崎さんから穴山さんに変更
ワンピース担当編集に新しく選ばれた穴山さん。彼は2022年に集英社に入社、作品の立ち上げ経験もない、ということから担当編集としては新人だということが分かりました。
ワンピースという超大作を担当するということは、その重責に耐えうるだけの能力と経験を要求されることは間違いありません。しかし、担当編集はあくまで作品をサポートする立場であり、作品の原案やストーリーは作家の尾田先生が描き出すものです。穴山さんが果たすべき役割は、尾田先生の意向を汲み取り、作品が読者に届けられるまでの過程を管理することです。
穴山さんがどのような経験を持ち、どのような知識やスキルを身につけていくのか、今後の動向に注目が集まります。ワンピースは多くのファンがいる作品であり、穴山さんが担当編集として作品に貢献できるよう、期待して応援していきたいものです。
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