戦車椅子-tank chair-の1巻が1月6日発売されました。最凶の車椅子バトルが炸裂する本作ですが、一体どのような作品なのでしょうか?今回は戦車椅子-tank chair-のネタバレありの感想を紹介したいと思います。まだ本作を読んでいないという方は気をつけて下さい!
戦車椅子-tank chair-あらすじ
『戦車椅子-TANK CHAIR-』連載中
単行本1巻 1/6(金)発売‼︎カバーを開くと1枚絵になります…!
描き下ろしのオマケ漫画も収録されています!手に取っていただけたら嬉しいです。
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— やしろ学/Manabu YASHIRO (@yashiro_manabu) December 2, 2022
妹を銃弾から守ったことで意識戻らぬ身となってしまった最強の殺し屋・平良凪(タイラナギ)。彼は”殺意”を向けられると、わずかな時間だけ意識が戻る特殊体質の持ち主だった。完全覚醒を果たすため、今日も凪(ナギ)は改造車椅子で強敵達との”リハビリ”を始める――!
戦車椅子-tank chair-のネタバレ感想面白い点
最強の殺し屋・平良凪が格好良い
車椅子に乗りながらも、どこか只者ではない雰囲気を漂わせる主人公の凪。彼が何で車椅子に乗りながらも殺し屋をするのかと、物語の中で明かされていく彼の過去や、また物語の中で見え隠れしていく、彼の持つ独特の生き様など、彼の魅力がこの作品の見どころでもあり、一見すればどこかダークヒーローの様に見えるも、内心は優しい兄のイメージもある。
妹・静が可愛い
凪の妹となる静ちゃん。彼女はこの作品の中でヒロインとして魅力のある妹として登場します。何処となくつかみ所の無い人間と、殺し屋の世界でしたたかに生きる反面、兄に対しての独特なまでの想いなどもありと、どこか人間として壊れてはいるも、彼女なりの愛情を持って兄と接する妹と、可愛い反面にもある狂気な一面など、実に魅力的な妹です。
世界観が面白い!
この作品の世界観が独特のモノとして構成されており、アポカリプス社会の様な一面もあれば、どこかディストピア社会を彷彿させる様な世界観と、作者が描く独特の世界観に面白さがあります。改造人間からサイボーグなども登場し、ただならぬ能力を持った有無無象の存在が敵対し、凪がそれを颯爽と倒していく様など、異色のダークヒーローの活躍と共に楽しめます。
戦車椅子-tank chair-のネタバレ感想つまらない点
残酷描写が多いところが問題
本作では残酷描写が目立つ内容が多くなる事が好き嫌いの分かれてしまう部分となってしまう事です。バトルものの作品ならば、それは致し方ないことなのですが、やはり残光な描写は嫌だという人にはお勧めは出来ません。この作品の中では残酷描写のシーンが鮮明に描かれており、臓物などの表現もあり、度合いの激しい作品とも言えます。
ワンパターン化に懸念
本作の作風は凪が依頼を熟して殺人を行うと言う内容で進んでいきますが、展開がワンパターン化してしまう部分が今作の面白さを分けてしまう部分となってしまいます。読者によってはそれもありと思える人も居るかもしれませんが、同じ事の繰り返しになるワンパターン化が嫌いな人にはお勧めできない内容とも言えます。
絵柄に好き嫌いが分かれてしまう事
本作の絵柄に好き嫌いが分かれると思います。萌絵の好きな人にはあまり受け入れられない作品であり、また穏やかな日常モノ作品を好む人にもあまり好かれない作品でもあります。読者によっては、この作品を受け入れられないと思う方も多いと思います。バトル物作品や、ダークヒーロー物の作品を好む人にはお勧めな内容ですが、万人向けの作品ではないところが、この作品の好き嫌いが分かれます。
戦車椅子-tank chair-のネタバレ感想まとめ
独特な世界観で描かれていく裏家業の仕事を熟していく殺し屋・凪の生き様を描いた作品である今作。車椅子に乗ってまでも、殺しをする彼の存在感や、またそんな兄を支えながらにしれっと生きていく妹の静の兄妹のライフワークな日常と、その独特なまでの生き方など、ただならぬ兄妹であると、認識させてくれる面白さがあります。
凄惨な世界観であるも、それに悲観することなくに、逆に受け入れながらに生きている二人の兄妹。逞しくもあり、そしてしたたかな一面もあると、厳しい世界において独特な生き方を見せて、殺し屋稼業を進めていく二人の生き方が楽しめます。
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