LILI-MENはハリウッド仕込みのCGアーティスト渡嘉敷拓馬先生が手がけるサキュバスとの戦いを描いたダークバトル漫画です。今回はネタバレを含む読者の評価を記事にしたいと思います。面白い魅力な点とつまらないと思った点をそれぞれ3つ紹介。
まだ作品を読んでいない方は気をつけてください。
LILI-MENあらすじ
LILI-MEN1巻
有難いことに超有名な方々から帯コメントが!
感謝と恐縮で情緒バグってますONE先生@ONE_rakugaki
山本英夫先生
田島光二先生@Kouji_Tajima
奥浩哉先生@hiroya_oku
イナベカズ先生本当に本当にありがとうございました!
担当編集さんや講談社にも感謝しかありません!
家宝にします! pic.twitter.com/BtQx1rMkjR— 渡嘉敷拓馬 週刊ヤングマガジンで「LILI-MEN」連載中。 (@TakumaTokashiki) January 6, 2023
漫画界に衝撃走る!! 悲劇と奇跡が生んだ、新時代のダークヒーロー。
人類を苗床に繁殖する種族「サキュバス」と、彼らを根絶しようとする人類。相容れない2つの種族が闘争を始めて悠久の時が流れた頃、戦いを終わらせる「王」が誕生する。王に選ばれた勝者は果たして……!? ハリウッドでCGアーティストとして活躍していた異色の経歴を持つ作者が贈る、日本を揺るがす超ド級エンタメ作品!!!!
LILI-MENの面白いと思われる要素
第一話から惹かれる世界観
最初のページで何だこの漫画はと思わせるインパクトある描写にまず惹きつけられました。最初に読者の興味を引き立て、1話の最後には、ここで読むのを辞めるわけにはいかないと言った次が気になる展開が待っています。読者も緊張させられるシーンが多く、手に汗握るストーリーが世界観をさらに引き立たせます。ダークでシリアスなファンタジー漫画とは一味違った主人公の性格や前向きさが、ダークでシリアスな漫画が苦手な人も読みやすく、展開も早いためどんどん惹き込まれました。
読めば読む程先の展開が気になるストーリー
一般の方よりも数多く漫画を読み、様々なジャンルの漫画を読んできました。そうすると、ある程度先の展開が予想できたりしますが、この漫画は良い意味で裏切られます。「え、嘘でしょ?」、「ここでこうなっちゃうの?」といった予測出来ない展開やバトルなど一つ一つにインパクトがあり、更に先のストーリーが見たくなるポイントだと思います。
漫画の世界観と絵がマッチしている
ダークでシリアスな漫画は描写が見づらいため、見直したりすることが多々あったのですが、世界観と絵のタッチが合っていて、それでいて見やすいためスムーズに話が入ってきます。
LILI-MENのつまらないと思う理由
オマージュのしすぎ
ストーリーや設定は、約ネバ?東京喰種?チェンソーマン?のような既視感が多少ありました。キャラクター設定に関しても同じで、この漫画に対する没入感が少し削がれる時がありました。逆に言えば、上記で挙げた漫画が好きな方や、ダークでシリアスな展開が好きな方はLILI-MENもハマる作品だと思います。
一気にキャラを出しすぎている
ストーリーが進むに連れキャラクターは多くなります。バトル漫画だとそのキャラクターの能力や戦い方が分かっていたり、インパクトがあれば「確か、こんな能力をもっているヤツだな」と紐付けしやすいです。ですが、1話内に一気にキャラクターが出てきて、その後、ふとキャラクターのセリフで名前が出てきても「今の名前どんなヤツ誰だっけ?」となってしまい、話を戻り名前と顔を確認する時がありました。
色々欲張りすぎ
やりたい事、描きたい事が多いのか、1話ごとにそれが凝縮されています。展開が早く、話しもスムーズですし読者に飽きさせないストーリーです。しかし、この漫画が好きな私にとってはもう少し小出しにしたり、この展開はもうちょっと温めてから出して欲しかったなと思い所がありました。
LILI-MENネタバレ評価!面白い?つまらない?のまとめ
様々な漫画をオマージュしているのかな?と思う所が多々ありました。ですが、展開一つ一つにインパクトがありバトルも派手で先の予想がつかない事にどんどん惹かれ、この漫画の世界観にのめり込んでいきます。
シリアスが続くとどうしても疲れてしまいますが、時折りほのぼのした日常もありでちょうどいいです。話もスムーズで読みやすく1話ごとに読者を手放さない、飽きさせない、惹かれる展開が待っています。主人公がポジティブな性格で、どんなに周りよりも悲惨な環境でも負けない、挫けない前向きな性格が読者もポジティブにさせ、彼の目標も応援したくなります。
引き続き先の展開が気になるため、最終話まで読んでいきたいと思います。
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