【株式会社忍界商事】結末や最終話は?ネタバレ感想!面白い?つまらない?

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現代日本を舞台に、“忍者”と“サラリーマン”を見事に融合させた異色のアクション漫画『株式会社忍界商事』。一見すると普通の総合商社に見えるこの会社の裏の顔は、なんと企業スパイから日本を守る忍者組織だったという衝撃の設定で始まる本作は、そのユニークな世界観とテンポの良いストーリー展開で多くの読者を惹きつけてきました。今回ネタバレありの率直な感想を綴っていきます。

【株式会社忍界商事】あらすじ

株式会社忍界商事は、「影から支える豊かな暮らし」を理念として、国民の生活に根差す様々な分野で事業を展開しており、現代日本の超人気総合商社として広く知られている。そんな会社の社員である服部正三は、一般的な営業成績は今一つだが… “忍務”では圧倒的な実力を誇っており!? 何かがおかしい現代サラリーマンたちの、ごくありふれた日常を描く物語。

【株式会社忍界商事】作品情報

タイトル
株式会社忍界商事

著者
多田大我

カテゴリ
青年マンガ

出版社
集英社

レーベル
週刊ヤングジャンプ

掲載誌
週刊ヤングジャンプ

【株式会社忍界商事】ネタバレ感想

現代を舞台にした“忍者×サラリーマン”というユニークな世界観

「株式会社忍界商事」は、一見するとよくある総合商社の顔をしているが、実はその実態は“日本企業をスパイから守る”という“忍務”を担う現代の忍者集団。このギャップのある設定が非常に面白く、読者の興味を一気に引き込む。企業スパイや情報戦、そして巨大企業の陰謀といった現代的なテーマを、忍者というモチーフと組み合わせることで、ありそうでなかった斬新な物語が展開されている。

主人公・服部正三のギャップが魅力的

服部正三は営業成績は今一つだが、“忍務”では圧倒的な実力を誇る最強の忍。彼の一見冴えないサラリーマンとしての顔と、任務に就いた途端に発揮される超人的な戦闘力や知略のギャップが読者に強い印象を与える。天然っぽさもありつつ、どこか抜けているようで実は誰よりも冷静で強いというキャラクター設計が絶妙で、ファンを惹きつけてやまない。

ハイクオリティなアクションと緻密な画面構成

「ビリオンレーサー」時代から定評のある画力は本作でも健在。アクションシーンは動きのキレが素晴らしく、忍者ならではの身体能力や技が迫力満点に描かれている。また都市部の風景やオフィス、機密施設など、背景の描き込みも丁寧で、リアリティとフィクションが違和感なく融合している。

テンポの早い展開と重厚な陰謀劇

「巨悪が自分の勤め先だった」という展開が早くも訪れるなど、ストーリーは序盤から引きが強く、テンポよく進んでいく。ビリオンレーサーが「巻を重ねるごとに面白くなっていった」タイプだったのに対し、今回は最初からエンジン全開で読者を物語に引き込んでいる。加えて、長男が“抜け忍”であるという過去や、“禁術の習得”といった要素も加わり、単なる現代劇に留まらないスケールの大きさを感じさせる。

シリアスとユーモアの絶妙なバランス

世界的な陰謀や企業内の二重構造といったシリアスなテーマを扱いつつも、服部の天然な面や、忍者たちの日常風景に垣間見えるコミカルさが作品のトーンを程よく中和している。この「何かがおかしい現代サラリーマンたちの、ごくありふれた日常」という皮肉混じりのコンセプトもまた、物語の魅力の一つだ。

【株式会社忍界商事】おすすめ読者

「王道少年漫画が好きだけど、ちょっと変化球も欲しい」人にぴったり

主人公が最強なのに日常ではポンコツ、という“ギャップ系ヒーロー”の構造は、『ワンパンマン』や『SPY×FAMILY』が好きな人には刺さりやすい。アクションもバッチリ決まっているので、バトル要素を求める読者にも満足度が高い。

「社会人あるある」と「非現実の融合」が好きな人

ブラック企業ネタ、上司との関係、出世競争など、社会人読者にとってはリアルに共感できる描写が随所にあるが、それがすべて「実は忍務の一環でした」となるあたり、現実とフィクションの交錯が絶妙。「サラリーマンものが好きだけど、もっとスカッとしたい」という読者にも向いている。

陰謀やスパイもの、情報戦が好きな人

企業を舞台にしたスパイ活動、内部の裏切り、抜け忍、禁術といった要素が次々と出てくるので、ただの忍者漫画ではなく、少し緻密なストーリー展開を求めている人にも十分応えてくれる内容。『DEATH NOTE』や『PSYREN』のような複雑な設定が好きな人にもおすすめ。

「ビリオンレーサー」で途中離脱したけど、また読んでみたい人にも

ビリオンレーサーは巻数が進むごとに面白くなっていったけれど、序盤で離脱してしまった読者も少なくなかったはず。この新作ではその反省を踏まえてか、最初からテンポのいい展開と強烈な引きを用意しているので、再び作者の作品に触れる良いきっかけになる。

現代の閉塞感や企業社会の闇、個人のアイデンティティといったテーマを、忍者というファンタジーで包みつつも鋭く切り取る本作は、エンタメ性と社会性の両立が見事。単なるバトル漫画では終わらない奥行きがあり、幅広い年齢層に刺さる魅力があります。

【株式会社忍界商事】ネットの声

伏線回収と絵、どちらも素晴らしかった

絵も丁寧で細かくて……なんと言ってもスーツ姿尊い!!!刺さりますね

開眼したゼロ兄がイケメンすぎて

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【株式会社忍界商事】最終話や結末話は

漫画「株式会社忍界商事」はまだ完結しておりません。

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