【東京エンマ】ネタバレ感想！絵馬（エマ）の正体は閻魔様！富士山の噴火後の東京を描く！

富士山が噴火した東京においては、「閻魔」という存在が悪党たちを徹底的に「始末」しているという物語が、「東京エンマ」（アカイイト）として、コミックDAYSにて7月30日より連載がスタートしました！本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。

東京エンマあらすじ
東京エンマネタバレ感想！面白いポイント！
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まとめ

東京エンマあらすじ

オリジナルの拷問器具が出てくる話。
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— 東京エンマ｜コミックDAYS連載中 (@tokyoenma) July 31, 2023

20XX年、富士山の噴火をきっかけに日本の治安は急速に悪化、東京は年間犯罪件数・136万件という犯罪都市になっていた。そんな東京の高校へ北海道から転校してきた千歳（15歳）は、セクシービデオの鑑賞が趣味というクラスメイトの絵馬（15歳）と出会う。放課後の危険な街へ繰り出す少女たち。そしてこの犯罪都市・東京には悪党を”始末”する「閻魔」がいるとの噂だがーー？

東京エンマネタバレ感想！面白いポイント！

富士山噴火で腐敗した東京が舞台

富士山噴火後の日本の東京を舞台に繰り広げられる「東京エンマ」は、死者12万人、経済の停滞、7万件の犯罪件数という絶望的な状況が都市を変貌させた物語です。この荒廃した都市に住む転校生の千歳とクラスメイトの絵馬が、物語の主人公として躍動します。千歳は天真爛漫な性格で、一方の絵馬は冷静かつロジカルな考え方を持つ変わり者です。

物語は、ある日千歳が地下鉄で帰ろうとしているところを、連続して起こっている少女誘拐事件の犯人に襲われてしまうところから始まります。しかし、この壮絶な犯罪事件にもかかわらず、治安の悪さによって警察がほとんど機能しない現状を目の当たりにし、読者は胸糞感を覚えます。都市の荒廃ぶりと治安の悪さが、リアリティある描写として緊迫感を高めています。

絵馬の正体は閻魔大魔王

突如として現れた絵馬は、「顔面アリジゴク」という拷問器具を誘拐犯の舌につけて、強烈な処罰を与えます。その正体は、富士山の噴火と共に舞い降りた閻魔大王でした。絵馬の登場により物語は一層のスリルと興奮を増し、彼女の強大な力と冷静な判断力が魅力の一つとなっています。

絵馬の正体が閻魔大王であることが明かされ、彼女が千歳に自分と関わらない方が身のためだと伝えた場面では、千歳の心情が複雑な波乱に包まれていました。しかし、その状況にもかかわらず、千歳は意外な反応を示しました。彼女は逆に興奮し、心を躍らせて「最強じゃん」と口にしました。これにより、読者は千歳の純粋さと勇気に感銘を受け、荒廃した都市における希望の存在を実感します。

JKバディーの誕生

絵馬自身も千歳の心境に感銘を受けつつも、自らの正体が知られたことによる危険を懸念しています。彼女は千歳に対して、自分と関わらない方が身のためだと伝えることで、千歳を守ろうとする優しさと配慮が見て取れます。絵馬の葛藤と覚悟も、物語に深みを与えています。

このような心情の対比や葛藤、そして希望と勇気のテーマは、「東京エンマ」の魅力的な要素の一つとして挙げられます。登場人物たちの成長や感情の変化により、物語は読者の心を引き込み、次なる展開に期待を高めさせるのです。荒廃した東京での千歳と絵馬の運命の絡まりに、読者は心揺さぶられながらも、彼らの未来に対する希望に胸を膨らませることでしょう。

物語の中で描かれる登場人物たちの感情と成長、そして緊迫感に満ちた展開は、読者を作品に引き込む要素となっています。千歳と絵馬の運命が、この荒廃した東京の中でどのように交錯していくのか、その行く末に読者は心を奪われることでしょう。この物語は、リアルな描写と緊迫感、登場人物たちの感情と成長によって、読者を魅了すること間違いありません。