オールマイト死亡！あんぱんまん（2代目）を読む意味！しぬフラグの伏線回収？

★漫画ネタバレ感想★

2023.10.162023.10.20

漫画「僕のヒーローアカデミア」（ヒロアカ）の登場キャラクター、オールマイトの死亡についてまとめてあります。さらにオールマイトは幼少期時代にあんぱんまん（2代目）を読んでいることにも注目しながら、ネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。

ヒロアカオールマイト死亡
あんぱんまんに隠されたメッセージ
オールマイトがしぬフラグが伏線回収
オールマイト死亡ネットの声
違法サイトを利用すると危険

ヒロアカオールマイト死亡

11月2月(木)発売💥
僕のヒーローアカデミア39巻の書影を公開📕
凛々しい3人の姿が目印、要チェックだぞ‼️ pic.twitter.com/J5Cw3qhQmv

— 僕のヒーローアカデミア公式 (@myheroacademia) October 17, 2023

オールマイトの起源は、楽しそうな幼少期にアンパンマンを見ていたことです。しかし、現在はオール・フォー・ワン（AFO）との最後の戦いで、最後の自爆の一撃を放つ前に追い詰められています。

彼は何もできず、死の縁に立たされている状況で、オールマイト自身も絶望の表情を浮かべています。周囲の人々は彼を救おうと努力しますが、どの試みも上手くいかず、世界はどこかでオールマイトの死を受け入れるしかない状況に追い込まれています。

諦める者もいますし、祈る者もいます。もう終わるという瞬間、希望が目覚めます。それが爆豪勝己です。オールマイトの原点はあんぱんまんであり、一方、緑谷出久と爆豪勝己の原点はオールマイトその人であることが明らかになります。

あんぱんまんに隠されたメッセージ

オールマイトの幼少期に読んでいたあんぱんまん

オールマイトは幼少期に、母親と一緒に初代あんぱんまんの絵本を読むという特別な経験をしました。このあんぱんまんは2代目であり、そのタイトルはひらがなで表記されていました。この経験がオールマイトの原点であり、彼の人生における基本的な価値観や信念の礎となっています。

しかしながら、現在、オールマイトはその長きにわたる英雄としての活動に終止符を打つことを決意しました。その決断は彼のキャリアと人生における新たな章の幕開けであり、過去の栄光と責務を背負ったまま、未来への新たな冒険を迎えることになるでしょう。

みんなが知っているアンパンマンではない

「アンパンマン」は日本において非常によく知られたキャラクターであると考えられます。しかし、現在、多くの人が認識する「アンパンマン＝それいけ！アンパンマン」は実際には3代目のバージョンなのです。2代目「あんぱんまん」は、空を飛ぶ能力を持つと同時に、その特徴的な頭部（あんぱん）が食べられるというユニークな特性を備えていました。これらの特徴は、後の3代目「アンパンマン」に引き継がれています。

1973年のフレーベル館版で紹介された2代目「あんぱんまん」は、砂漠に取り残された絶望的な人々に自分の頭（あんぱん）を提供し、食べ物や水を提供しないまま去ってしまうストーリーです。さらに、彼は森でお腹を空かせた少年を家まで送り届けながら、飛びながら頭部パーツを全て食べてしまいます。最終的に、頭部を失った彼はパン工場で新しい頭部を手に入れ、お腹を空かせた人々に自分の頭部を提供するために飛び続けるというストーリーです。

あんぱんまんとオールマイトのリンク

オールマイトの個性であるワンフォーオールは、長い歴史を持ち、世代を超えて受け継がれてきた特別な力です。この力はオールマイト自身が7代目の保持者である志村菜奈から受け継ぎ、そしてそれを彼の後継者である9代目デク、通称緑谷出久に引き継ぎました。この連鎖の中で、過去から未来への力の受け継ぎとその重要性が浮かび上がります。

この力の伝承の象徴として、2代目あんぱんまんの物語が描かれたのかもしれません。また、オールマイトの誕生年に合わせて2代目あんぱんまんの物語を読むことが、その意味を強調する手法として採用された可能性も考えられます。

初代アンパンマンは死なない

初代のアンパンマンのメッセージは、真の正義が派手で華やかなものではなく、その実現には自己犠牲と深刻な傷つきが伴うことを示唆しています。しかし、初代アンパンマンの運命は謎に包まれています。その理由は、初代アンパンマンが実はスーパーマンだったということです。スーパーマンは高射砲で撃たれても容易には倒れない不死身の存在であり、その遺産は初代から続いている可能性があります。

このようなテーマや精神は、現代の作品であるヒロアカ（僕のヒーローアカデミア）においても重要な要素として反映されているかもしれません。ヒーローアカデミアの世界では、英雄たちは力を借りる代わりに自己犠牲を厭わず、深刻な困難に立ち向かっています。初代アンパンマンとスーパーマンの物語からインスパイアを受け、現代のヒーローたちがその教訓を受け継ぎ、新たな世代に引き継ぐ可能性があるのです。

オールマイトがしぬフラグが伏線回収

サー・ナイトアイの未来予知

オールマイトが最後の戦いで命を落とす可能性は、サー・ナイトアイの未来予知によるものです。サー・ナイトアイはオールマイトに対して、次のような予言を行いました。

“このまま進むなら、あなたはヴィランとの壮絶な戦いに臨み、非常に過酷な結末を迎えるでしょう”

予知によれば、オールマイトの死は約6〜7年後に訪れるとされており、サー・ナイトアイがその未来を洞察したのは既に6年前のことです。

ただし、サー・ナイトアイの予知は、オールマイトが最後の壮絶な戦いで命を落とす可能性に根拠を提供しており、その予言が現実化する可能性を無視することはできなかった。

オールマイト力の衰え

オールマイトが最後の戦いで命を終える根拠は、彼の個性であるワンフォーオールの急激な力の衰えによります。

オールマイトは、ワンフォーオールの後継者として緑谷出九にその力を託す決断を下しました。この決断により、オールマイトのワン・フォーオールの力は次第に低下していく結果となりました。

ワンフォーオールの特性により、デグがその力を発展させるにつれ、オールマイトのワン・フォーオールは急速に弱まっていきます。かつては100%の力を発揮できたオールマイトも、次世代のヒーローである出九が成長するにつれ、その力が次第に消耳していったのです。

表紙で背を向ける

週刊少年ジャンプ2023年33号では、『僕のヒーローアカデミア』が9周年を祝して、巻頭で特別なカラーページを飾ることが発表されました。この特別なページにはデクをはじめとするA組のキャラクターたちが描かれていますが、注目すべきはオールマイトのポーズです。彼だけが背中を向けて描かれており、これはオールマイトの運命に暗示を示唆している可能性があります。

当時の物語においてAFO（オール・フォー・ワン）との決戦が迫っている状況で、オールマイトのキャラクターが背を向けて描かれていることは、彼の死亡を予示しているのかもしれません。この特別なカラーページは、読者に物語の進行とキャラクターたちの未来について考えさせる要素を含んでいるようです。