【ピエロマン】面白くない!グロや恐怖も失笑!オチや黒幕も微妙!

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ピエロマンは、本田真吾が原作を担当し、高橋伸輔が作画を手掛けた濡れ衣サスペンス漫画です。この作品については、ネット上で「面白くない」といった意見も散見されます。そこで、グロテスクな描写や黒幕のオチなどを踏まえながら、私の感想を書いてみたいと思います。本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。

【ピエロマン】あらすじ

漫画家の山村虎時は連載作「復讐道化」の映画化が決まり、愛する妻にも支えられ、公私とも最高の夜を迎えていた。だがそれはこれから始まる悪夢の入り口に過ぎなかった…。無自覚の悪意が呼ぶ、未体験の殺意とは!?謎の復讐鬼・「ピエロマン」の正体とは!?サスペンスホラーマスター・本田真吾が超絶筆致の名手・高橋伸輔との初コンビで放つ、驚天動地の‘‘濡れ衣‘‘サスペンスが堂々スタート!!

【ピエロマン】作品情報

タイトル
ピエロマン

著者
本田真吾

著者
高橋伸輔

カテゴリ
青年マンガ

出版社
日本文芸社

レーベル
漫画ゴラク

掲載誌
週刊漫画ゴラク

【ピエロマン】面白くない理由

斬新みのないストーリー

この作品は「濡れ衣サスペンス」として紹介されていましたが、中盤から徐々にホラーの要素が強くなってきているように感じます。物語の中心にあるのは、主人公の虎時が無自覚に引き起こした悪意の犠牲となった人々の話です。これらの犠牲者たちは次々とピエロのような姿で登場し、虎時を糾弾し続けます。そして、最終的には…という展開が予想されます。

しかし、問題なのは、これらの犠牲者たちの間に明確な繋がりが感じられず、物語が早々にダレ始めているように思える点です。個々のシチュエーション自体は決して悪くはないのですが、連続性が欠けているために一貫したストーリー展開としての魅力が薄れてしまっています。

また、ミステリーとしての謎解き要素があれば興味を引き続けられるのですが、現状ではただ単に恐怖や不気味さを見せられているだけのように感じます。そのため、物語に引き込まれることなく、単調に思えてしまうのが正直なところです。作品全体の魅力を保つためには、もう少し謎解きやストーリーの繋がりを強化してほしいというのが率直な感想です。

グロ描写も恐怖感も台無しなる強靭な能力

物語の随所にグロテスクな描写があり、読者に恐怖感を与えていますが、その一方で、ピエロマンの常人離れした身体能力には思わず失笑してしまいます。

彼は車に跳ねられても平然と生き延びるし、ビルを軽々と飛び越えるほどのジャンプ力を持っています。また、彼のパンチは壁をも砕くほどの威力です。

このような超人的な描写は、サスペンスやリアリティーを求める読者にとって苦痛な描写でしょう。もし最終的に「実はパワースーツのおかげでした」といったオチがつくなら、非常に冷めた気持ちになるでしょう。そうでなくてもあの身体能力の説明はどうするのか?どちらにしてもいい方向性には転ばなそうだ。

ピエロというキャラクターが本来持つべき恐怖感が薄れ、ただの怪物に成り下がってしまっているように感じます。この点は非常に残念で、物語の魅力を損なっていると言わざるを得ません。

ピエロマンの恐怖をもっとリアリティに基づいた形で表現し、読者の共感を得られるような描写が求められるところです。そうすることで、物語全体の緊張感や恐怖感がより一層引き立つのではないでしょうか。

オチや黒幕も微妙

物語が進むにつれて、次々と新しい謎が現れる一方で、その謎が解明されることはなく、ただ登場人物だけが増えていく状況が続きます。

赤ピエロマンや黒ピエロマンといった新たなキャラクターが協力者として登場し、物語の複雑さが増していくばかりです。ストーリーは引き伸ばされ続け、緊張感を持続させるためにあらゆる手法が用いられますが、結局のところ無駄にキャラが増えたという感じにみえてしまった。

ようやく物語の終盤に差し掛かり、ピエロマンの黒幕が明らかになります。しかし、その黒幕が幼少期に虎時にトラウマを植え付けられた不破であることが判明しても、その結末にはあまり驚きは感じられません。

長い間引き伸ばされてきたストーリーの割には、この結末は拍子抜けと言わざるを得ません。幼少期のトラウマが原因で不破が黒幕となったという展開自体は理解できるものの、その種明かしがあまりにも平凡で、期待していたほどのインパクトがありませんでした。

【ピエロマン】面白い点

作者の独特なコマ割りと描き方には、非常に面白い魅力があります。特に、キャラクターが何かを振りかざすシーンの描写には動きがあり、非常に躍動感にあふれています。この躍動感は読者に強い印象を与え、視覚的な楽しさを提供しています。しかし、ページをめくると、そのスピード感が突然失われてしまうのが残念です。こうした急激な変化は、物語の流れを妨げてしまうことがあります。

さらに、恐怖の対象であるはずのピエロマンにも、可愛らしく見えてしまうコミカルな一面が描かれており、それがまた面白いポイントとなっています。たとえば、彼が壁を破壊できるほどの力を持っているにもかかわらず、つけ爪が長すぎて天井に引っかかってしまうシーンなどは、思わず笑みがこぼれるようなユーモアがあります。このような描写は、物語に独特の味わいを加えており、読者に対して新たな視点を提供しています。

全体として、作者の独創的なコマ割りと描写のスタイルは、非常に魅力的であり、視覚的な楽しさやユーモアを提供しています。特に動きのあるシーンでは、その躍動感が強く伝わってくる一方で、ページをめくるとスピード感が失われる点については改善の余地があります。また、恐怖の対象であるピエロマンのコミカルな一面を描くことで、物語に緊張と緩和のバランスが生まれ、読者にとって一層楽しめるものとなっています。このように、作者のユニークなアプローチは、物語全体に新たな魅力をもたらしています。

【ピエロマン】コミックス情報

ピエロマン1巻あらすじ

漫画家の山村虎時は連載作「復讐道化」の映画化が決まり、
愛する妻にも支えられ、公私とも最高の夜を迎えていた。
だがそれはこれから始まる悪夢の入り口に過ぎなかった…。

無自覚の悪意が呼ぶ、未体験の殺意とは!?
謎の復讐鬼・「ピエロマン」の正体はとは!?

サスペンスホラーマスター・本田真吾が
超絶筆致の名手・高橋伸輔との初コンビで放つ、
驚天動地の‘‘濡れ衣‘‘サスペンスが堂々スタート!!

ピエロマン2巻あらすじ

人生最高の夜からの急転直下、
漫画家・山村虎時は
人生最悪の時を迎える事になるー-。
全ては自らが産み出したキャラクター
‘‘ピエロマン‘‘の謀略なのか…!?

謎を解く間もなく起きる事件、
次々と増える道化の犠牲者、
山村はその全ての罪を着せられる…!!
怒涛の展開力で驀進する怪人との死闘、
早くも大反響の‘‘濡れ衣‘‘サスペンス第2巻!!

ピエロマン3巻あらすじ

漫画家・山村虎時を陥れる謀略の数々…
事態は悪化と激化の一途を辿り、
遂には最愛の娘を攫われるまでにーー。
窮地の山村は元妻を頼るが、そこで見たのは
幼き自分が描いた怪人の絵だった…!?

全ては己が引き起こした事なのか、
ピエロマンのルーツは過去の自分なのか。
困惑しながらも山村は決意を固め、
復讐道化との直接対決に挑む…!!

怒涛のクラウン・サスペンス待望の第3巻!!

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