【漫画】サイバーパンク桃太郎ネタバレ感想!画像生成AIのみで作成された革命漫画!

このページにはプロモーションが含まれています

サイバーパンク桃太郎はRootport先生によるAI画像を駆使して作られた革命的な漫画としてSNSで注目を集めました。本記事ではサイバーパンク桃太郎のストーリーとしての魅力や、AI技術の素晴らしさをネタバレありで紹介して行きたいと思います。まだ読んでいない方は気をつけて下さい。

サイバーパンク桃太郎あらすじ

SNS・各種メディアで話題沸騰!!!! 画像生成AIを使って描かれた初の本格SFコミック、超未来童話『サイバーパンク桃太郎』フルカラーコミックでお届け!
加筆修正に加え、AIを使ったマンガの作り方を丁寧に解説した書き下ろしに加え、電子版限定でさらに詳しく物語の作り方を解説。本作が生まれるまでの制作秘話や苦労も収録。

アナタの思っている現実は、本当に存在するのだろうか?自分は何者で、何をするために生まれてきたのか…。

昔々、ネオ・オカヤマのスラム街におじいさんとおばあさんが暮らしていた。お爺さんは日夜、柴刈り<ハッキング>にいそしみ、お婆さんは資金洗浄<せんたく>に精を出していた。ある日、お婆さんが経営する大人のクラブに謎の少年が届けられる。
腰にあるのは大企業ナカタ秘蔵の“KBY”のデータ。記憶喪失のため理由はわからないが、都市伝説級のそれがロックされた状態で保存されている。

お婆さんから桃太郎<ピーチ・ジョン>と名付けられた桃色の髪の少年は、お供を連れて巨大な敵に立ち向かう――。

サイバーパンク桃太郎はAI画像を駆使した革命的な実験漫画

2022年は、OpenAIによるDALL・E2やMidjourney、Stable Diffusionなどの画像生成AIが登場し、注目を集める年でした。特に、小説の挿絵や漫画制作において、画像生成AIが活用されるようになり、その可能性が広がっています。

このような中、RootportさんはTwitterで発表したSF作品『サイバーパンク桃太郎』が大きな話題を呼びました。Rootportさんは、Midjourneyを活用して漫画制作に取り組み、誰もが知る童話「桃太郎」をベースに、画像生成AIを使って描かれた作品を発表しました。

この作品は、従来の「桃太郎」のストーリーを踏襲しつつも、画像生成AIを用いた独自の表現が加えられており、その斬新さが話題を呼びました。また、Rootportさんがこれまで手がけた『ドランク・インベーダー』『神と呼ばれたオタク』『女騎士、経理になる。』などの作品でも知られており、彼の新たな試みに注目が集まりました。

画像生成AIが注目を集める中、Rootportさんの『サイバーパンク桃太郎』は、画像生成AIを活用した漫画制作の新たな可能性を示唆する作品として、多くの読者やファンから高い評価を受けました。

サイバーパンク桃太郎ネタバレ感想面白い3つの理由

馴染みの桃太郎ストーリーにサイバー要素

「桃太郎」という物語は、日本の古典的な民話の中でもっとも有名なものの一つです。そのため、多くの人々がこの物語を知っています。そして、この物語に「記憶喪失の主人公が巨悪に立ち向かう」という、王道とも言える要素を加えたストーリーは、非常に魅力的なものとなっています。

このストーリーは、複雑な視覚情報の中でもスッと頭の中に入ってきます。そのため、読者は直感的に理解できると同時に、ストーリー展開に没頭することができます。また、序盤から巧みに伏線が張り巡らされているため、物語が進むにつれて徐々に明らかになる秘密や謎があり、読者を引き込みます。そして、物語の終盤には、それらの伏線が綺麗に回収されることで、爽やかな読後感を与えてくれます。

AIのみで作成された画像に違和感なし

本作品はAIの画像生成技術を使っておりクオリティーは圧巻。通常の手段でこれほどのレベルのイラストを生成するのには膨大な時間がかかってしまうことでしょう。AIを使った作品が今後当たり前になってくる可能性もあるため、本作品はその先駆けとして注目されるべきものです。

さらに驚きなのは画像生成AIが出始めた頃に性能テストとして作られた作品であり、作者自身が試行錯誤して制作した本作品は、現在のAIと比べると性能が低い点もあるということ。その点を含めて実験結果としても驚き要素も楽しめる点が特徴です。

AIのみで作成された画像に違和感なし

「サイバーパンク桃太郎」の冒頭シーンには、ユニークな比喩表現が使われている点にも注目が必要です。例えば、お爺さんが芝刈りに行く表現を、”生活のため毎日政府や企業のサーバーを「芝刈りクラック」と例えたり、お婆さんが川へ洗濯にいくことを、大人のクラブを経営して「資金洗浄せんたく」と例えたりしています。

これらの比喩表現は、物語の中でのキャラクターたちがどのように生活しているかを、軽妙なタッチで描写することに成功しています。また、このようなブラックコメディー的な要素は、従来の「桃太郎」という物語にはなかった新鮮なアプローチとして、読者を魅了しています。

「桃太郎」を知っている方であれば、このようなユニークな解釈や表現が新鮮に感じられるでしょう。さらに、この物語には、おとぎ話の要素をサイバーパンク的に解釈した要素が含まれており、独創性が際立っています。

このように、「桃太郎」の冒頭シーンには、ユニークな比喩表現が使われており、お爺さんやお婆さんがどのように生活しているかを描写する上で、軽妙なタッチが用いられています。また、ブラックコメディー的な要素やおとぎ話の要素をサイバーパンク的に解釈するなど、従来の「桃太郎」という物語にはなかった新鮮なアプローチが際立っています。

サイバーパンク桃太郎ネタバレ感想まとめ

「サイバーパンク桃太郎」は、従来の「桃太郎」のストーリーをベースに、記憶喪失の主人公が巨悪に立ち向かうという王道的な要素と、画像生成AIを用いた独自の表現が加えられたSF作品です。

本作品は、AIの画像生成技術を駆使して作られた漫画であり、クオリティーは圧巻です。さらに、画像生成AIが出始めた頃に性能テストとして制作されたため、作者自身が試行錯誤を重ねている点や、実験結果としての面白さも楽しめる作品となっています。

また、本作品の冒頭シーンには、ユニークな比喩表現が使われており、お爺さんやお婆さんがどのように生活しているかを軽妙なタッチで描写することに成功しています。ブラックコメディー的な要素やおとぎ話の要素をサイバーパンク的に解釈するなど、従来の「桃太郎」という物語にはなかった新鮮なアプローチが際立っています。

「サイバーパンク桃太郎」は、従来の「桃太郎」とは異なる斬新なアプローチで描かれた作品であり、AIの画像生成技術を活用することで、これまでになかった新たな漫画制作の可能性を示唆しています。現在のAIの性能向上に伴い、AIを活用した作品が当たり前になってくる中、本作品はその先駆けとして注目されるべき作品です。

▼あわせて読みたい▼

【悲報】LILI-MENはパクリ?チェンソーマンや東京喰種に類似?ネタバレ感想レビュー!
LILI-MENは講談社より1月6日発売されたヤンマガKCスペシャルで連載されている作品である。調べてみると「パクリ」というワードが検索されており、チェンソーマンや東京喰種の作品名があげられていた。 一体どのような点がパクリと言われてしまっ...