ハイパーインフレーションつまらない?面白い?経済バトル漫画のネタバレ感想レビュー!

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ハイパーインフレーションとは少年ジャンプ+にて2020年11月27日から連載開始。住吉九先生による経済バトル漫画である。TV番組マンガ沼にも紹介された本作。面白いと絶賛される中それでも一部ではつまらないという意見も。

今回はハイパーインフレーションの魅力や欠点を紹介したいと思います。ネタバレも含みますのでまだ読んでいない方は気をつけて下さい。

ハイパーインフレーションあらすじ

『ハイパーインフレーション』は、住吉九による日本の漫画作品。精巧な偽札(ハイパーノート)を身体から生み出す能力を得た少年ルークと、帝国や奴隷商人がハイパーノートを巡って経済的攻防戦を繰り広げる経済バトル漫画。

ハイパーインフレーションが面白いと思う3つの理由

 武力ではなく金力で世界を変える物語

本作の見どころとなるのは、主人公のルークが、力ではなく、知力や知恵に金と言った経済で戦う事がメインとなる物語であり、ファンタジー漫画では珍しい展開となっている所が、本作の注目の点となっています。

神から強大な力を得て、紙幣を生成する事の出来る力を持た彼が、武力ではなく、金力と金の持つ力で政治や世界を変えていくと、マネーバトルが見どころな作品となっています。

ルークが成そうとしている事に注目したい

今作の内容では、主人公は言うなれば一つの文明と社会を壊そうと暗躍する悪役でもあり、また世界の在り方を変えようとする救世主としての一面を持つ主人公として描かれています。

ルークが成そうとしている事は、いうなれば既存の社会の在り方を根底から変えていき、一つの社会を壊そうとする悪意でもあり、また世界を再構築する為の善意でもあると、一概に悪や正義をひとくくり出来る内容ではなく、金や経済に振り回されて生きていく人間達の業をどの様にして否定し、時に肯定しと、世界の在り方を変える為の戦いとも言える部分に注目したいです。

武力を持たないルークの戦い方に見どころがあり

本作の内容の中では、金や経済などをテーマにしており、少年漫画の中では珍しいマネーバトルとなっている部分に注目があります。

しかし彼の持つ紙幣を偽造する能力は、決して万能のモノではなく、彼はその力をもって様々な苦悩や思慮を抱える事となり、武力ではない別の戦い方を魅せる事になる、ルークの独特な知略戦が見どころなる作品です。

住みにごりがつまらなかったと思う3つの理由

集中しなければ解りずらい部分が多いところが問題点

経済や紙幣などをテーマにした作品は、どちらかと言えば大人向けな作品が支流となり、説明すべき点が増えてしまい、その結果に招いてしまうリスクが懸念されます。

それは物語に集中しなければ、解りずらいと言う問題点であり、書き込まれた説明文やセリフ回しなど、読者が理解できない部分などの問題点が、今作の人気を二分させてしまうリスクがあります。もっと単調かつ精密なセリフ回しや、展開が望ましいと思います。

ルークの魅力に左右される展開に問題があり

これは多くの作品でも言われている事ですが、この手の力を使わずに武力ではなく、知力で事を成そうとする主人公は、少年漫画の中では好かれる傾向が少なくあり、嫌われてしまう部分などがあります。ましてファンタジー作品となれば、チートな能力で相手を圧倒するなどの展開を望む人が多くあり、彼の持つ人間性が苦手だと言う読者も出てくる可能性があります。

本編においてあくまでもお金の力と、経済で事を成そうとする主人公が、どれだけにこれからの読者に魅力を持たせていく事が出来るのか? この作品の人気を左右するのは、ルークの魅力とも言えます。

単調な展開になり得ないかの不安

今までにないジャンルの確立となる今作。贋金を作り、経済を狂わせて、悪人達の国を滅ぼして、新しい社会の秩序を作ると、今までにない発想の作品となる今作。

しかし展開によっては、単調となってしまわないかと、幾つかの不安があります。

単調と、こと説明をすれば難しいかもしれませんが、似たり寄ったりの展開と、事件が発生し、それを主人公が解決をすると言った内容で終止するのではとの心配があり、時には大きな変化をもたらす様な展開や、またバトルへとシフト変化する様な危惧も懸念されています。

あくまでも本筋から離れない展開を期待していたいです。

まとめ

「ハイパーインフレーション」の本作を読んで感じられたのは、今までにない、ファンタジー要素の作品であると、まだ経済に関して不鮮明であり、また未発達な時代を背景にした、経済をテーマにしたファンタジー作品と、真新しい発想の作品とも言える本作。

ルークが知識を得て、資金を手にし、そして自分達を虐げる国の経済を牛耳り、世界を変えていくと、ある意味では大河浪漫な作品でもあります。

山を壊す力ではなく、経済を背景に入れながらも、それぞれの文明の中にある価値観や倫理観などを照らし合わせていき、ルークが経済を通しながらに、何を得て、何を壊し、そして何を成していくのかと、彼の行く末を見守りたい作品となっており、ファンタジー作品の新しい形を作る作品として楽しめる内容でした。

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