漫画「不死と罰」は別冊少年チャンピオンで連載中で活又ひろき先生の作品です。人気作品の最新話を追っていきたいと思います。本記事はネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【不死と罰】あらすじ
ラブホに閉じ込められてたら外の世界がゾンビだらけになってた話 pic.twitter.com/me6hIA8SVY
— 佐藤健太郎 (@310manga) April 7, 2022
深い闇を抱えた一人の青年。ホテルに閉じ込められてしまった彼に、とある絶望が襲いかかる…!!
【不死と罰】作品情報
著者: 佐藤健太郎
カテゴリ: 少年マンガ
出版社: 秋田書店
レーベル: 別冊少年チャンピオン
【不死と罰】コミックス情報
不死と罰ネタバレ1巻
街中で1人の青年と女性がホテルに向かう光景がありました。青年は「ミナト」と呼ばれ、ホテルでの用事を終えた後、女性は不満そうな表情を浮かべていました。彼が奇妙なニュースを見つけた後、女性に騙されて財産を奪われたことで怒りがわき起こりました。その時、彼は自分の過去を思い出しました。彼の本名は矢風文人であり、恐ろしい殺人鬼だったのです。街中にゾンビが現れるというニュースが流れ、彼は驚きました。
突然の事態に戸惑いながらも、彼は幼馴染や家族と連絡が取れない状況の中で、彼を裏切った女性が戻ってきました。彼女が戻った際、外でゾンビが迫っており、彼女がやられたことに気づいた彼は興奮していました。
ミナトは完全に閉じ込められ、外ではゾンビの群れが戦争状態で人々が殺し合っているのを見て驚愕しました。自分の興奮に戸惑いながら、死を覚悟しつつも生き残りを探し始めました。同じ階の「602号室」の女性からの電話があり、感染が噛まれるだけでないことを知りました。
ミナトは状況を伝え、生き残りを探す中で感染の原因を追求し始めます。一方、「602号室」の女性は危機に瀕し、彼女を守ろうとした男性が感染して暴れ始めました。同じ階の「604号室」には生存者がおり、食料も少なく途方に暮れていました。そして、ミナトに再び電話がかかってきます。
感染した男が彼女に迫る中、彼女は彼との記憶がよぎります。彼女は生き残るために彼の頭部に空気清浄機を使用します。電話が切れた後、ミナトは過去の犯罪を思い出し、同じ階の「604号室」の美沢が充電器を探すと言い出します。
美沢の充電が切れ、彼女は外に出る決意をしました。同じ階の「603号室」に希望を見出し、外のゾンビたちが静かになった瞬間を見計らって部屋から脱出しました。
不死と罰ネタバレ2巻
ミナトと美沢は、娘たちとの連絡を取るため、危険を冒して部屋を出ます。美沢は603号室に足を踏み入れた直後、感染者が近づいていることに気づきます。その時、ミナトは彼女を侵入者と誤解し、即座に制止します。
誤解が解け、美沢は充電器をミナトから借ります。そして、彼女が実際にいたのは602号室ではなく604号室だったことが判明します。その間、604号室の女衣はパパ活相手を殺し、701号室では生存者たちが従業員を襲って鍵を奪っています。
金子を殺した少年たちは彼の遺体を運び出します。一方、復活した美沢のスマホには娘たちの困難な状況が映し出されます。亀ヶ岡は部屋に残り、冷静に外の状況を見つめています。女衣はパパ活相手を連れ出し、美沢は娘たちを助けるために外に出る決意をします。
ミナトは過去の出来事を思い出し、苦悩にさいなまれますが、誰かを助けるために行動に移します。美沢を制止しようとするその時、部屋の前でミナトは感染者の気配を感じ取ります。そこで、ミナトはスマホを美沢に手渡し、娘たちに勇気を与えようとします。美沢は安心感を表し、初めてお互いの名前を交換します。その頃、部屋に侵入してきた少年たちは恐怖に怯えています。
一方で、銃を持った男は感染者を排除し、ホテルからの脱出計画を進めています。逃げた少年たちは別の部屋に避難し、感染者に襲われて恐怖に包まれます。残留した女衣はSNSの情報源に疑いを抱き、最後にミナトに疑念を向けます。
ミナトは疲労困憊し、美沢は亀ヶ岡との協力を明かします。美沢は以前の女性の悲鳴を思い出し、ミナトに質問をぶつけます。しかし、突然、階上から感染者が襲いかかり、2人を脅かすのです。
不死と罰ネタバレ3巻
ミナトと美沢は窓からの侵入者たちに追われて逃げ惑います。彼らは隠れ場所を探し、ゾンビたちの脅威から逃れるための策を練りますが、どうにも窮地に立たされてしまいます。同時に生き残った仲間たちの一員がゾンビに襲われ、絶体絶命の状況が広がります。
リリイはルミヤに助けを求めるぴよりを見捨てたことを非難しますが、ルミヤは仲間意識などないと告げます。現実を突きつけられ怒りを感じたリリイはルミヤから逃げるようにします。その一方で、リリイの前に死んだはずの金子が現れ、彼女を驚かせます。
このピンチを乗り越えるためにミナトは機転を利かせます。隣の部屋の住人に連絡し、他の部屋の電話を鳴らすよう頼みます。その隙にミナトと美沢は602号室に避難します。そこで、彼らは以前助けてくれた少女と再会するのです。
少女は自己紹介をして「マイ」と名乗りますが、彼女には何か秘密がありそうな雰囲気が漂います。その間に、ミナトは感染からゾンビ化までの時間を尋ね、一時的に事態を見極めることを決意します。
亀ヶ岡は残された美沢の相棒で、母親にヘリを手配しています。スマホを凝視する彼の表情は楽しんでいるようでもあります。一方で、リリイの前に現れた金子は怒りを露わにし、リリイに迫ります。金子はリリイを挑発し、激怒した彼女を制止し、次の標的はルミヤとなります。
ミナトたちを救った少女マイは、部屋で感染者が発生し、その後の出来事を語ります。一方で、美沢が連絡を試みるが、受話器の向こうには偶然にもルミヤがいます。風張は外の状況に頭を悩ませ、銃を手に持ちながら階段を見つめています。
風張はゾンビたちが音に反応することに気付きます。亀ヶ岡はスマホのバッテリー残量を心配しながら、美沢の言葉を思い出します。
ルミヤは金子のフリをして電話に出ます。彼女は美沢からの情報でまだ生存者がホテルにいることを知り、自分のいる7階に来るよう誘います。ミナトたちは7階に向かいますが、ルミヤの態度に疑念を抱きます。一方で、美沢が残した娘たちに暴漢が迫っています。子供たちはゾンビに襲われ、傷つけられてしまいます。
風張の部下たちは行動を開始し、風張の命令でトラックを使ってゾンビを排除し、ホテルに向かいます。金子は自分の携帯にルミヤが701号にいることを確認します。
ミナトはかつての彼女、ショウカのことを思い出し、彼女がDVを受けていた過去を回想します。彼女を助けようとした過去があります。そして、その男は今も「矢風文人」を殺すと言っていたのでした。
不死と罰ネタバレ4巻
ミナトは悪夢から目覚め、女衣が声をかける。外の状況は相変わらず混乱しており、政府や国の支援は望めそうにない。同時に、美沢は子供たちと連絡がつかず、焦りを募らせていた。
一方で、亀ヶ岡は母親からヘリの手配が進んでいたが、スマートフォンの電源が切れてしまった。充電を求めて外に出た亀ヶ岡はゾンビがいないことに気付く。偶然見つけた免許証の名前が「矢風文人」だということに気が付く。
その頃、美沢に元夫からの連絡が入る。元夫は子供たちが無事であると言うが、変わり果てた姿になった子供たちの様子を伝えることができず、美沢は涙を流す。元夫との過去の溝が明らかになり、彼の浮気を知ったことで口論になってしまう。子供を電話に出せないことに苛立ちを見せる美沢に女衣が間に入り、子供たちの状態を知ることになる。
女衣は一瞬困惑するも、後に明るく振る舞い、ミナトはこの階にゾンビがいないことに気付く。美沢は食料調達のために7階に行くことにし、ミナトと女衣は7階に向けて準備を始める。
一方、亀ヶ岡はミナトの正体を知り、彼の異常性に警戒する。ミナトたちは7階に向かい、建物の構造を利用してゾンビを足止めしながら進む。
女衣は美沢の言葉で勇気づけられ、自分の言い合いを反省する。同時に、彼女は子供の真実を伝えることができない焦りを感じつつも前に進む。エレベーターを待つ一同の前に現れたゾンビにミナトは音を出して対抗するが、エレベーターに駆け込む。
エレベーターが7階に到着し、ゾンビが襲い掛かる。ローションをまきながら逃げるが、女衣が転倒してしまい、窮地に追い込まれる。だが、銃声とともに現れた風張がゾンビたちを倒す。
風張はミナトたちを部屋に案内し、一方でルミヤがリリィに復讐を行おうとする。風張は部下と合流し、火災報知器でゾンビの注意を引きつつ建物を脱出する計画を持っている。
不死と罰ネタバレ5巻
新宿・歌舞伎町に広がる街は、自衛隊ですら制御できないほど、増殖し続けるゾンビの群れに覆われていた。
その中で、連続殺人犯であるフミトたちが潜むホテルでは、ヤクザの風張から、残っている人々を犠牲にする可能性を伴いながらも、「EDO」と呼ばれる場所へ向かう計画が告げられる。
【不死と罰】最新話ネタバレ
毎月の定期刊行日として、別冊少年チャンピオン（特別定価：780円）は毎月12日に発売されています。
新たなストーリーやキャラクターの展開を楽しみにしている読者の皆様にとって、最新話を確認するための待ち遠しい瞬間がやってきます。最新号の内容や新たな展開について知りたい方は、ぜひこちらをご確認ください。
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【不死と罰】ネタバレ感想
ゾンビ好きにはたまらない
舞台が新宿の歌舞伎町という設定は、私が以前歌舞伎町に住んでいたこともあり、懐かしい思いをさせてくれます。物語に登場するホテルやテレビのアナウンサー、政界や経済界などは、現実と酷似しており、非常にリアルな印象を受けます。
また、ゾンビ系の作品が好きな方は、この漫画を読むとより愉しさを感じます。部屋を真っ暗にして無音で読むと、不思議と自分もこの漫画の世界に入り込んだような非現実的な気分を味わえるような気がします。現実には絶対に起こってほしくないような出来事でも、この漫画を通じて非現実的な体験を楽しみたいと思う方には、きっとハマる作品だと思います。
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