太陽と月の鋼ネタバレ感想!月の正体や金属に触れれない下級武士設定が面白い!

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太陽と月の鋼はビックコミックスペリオールにて現在連載中の松浦だるま先生の作品です。このマンガがすごい!2023にも選ばれ金属に触れれない下級武士設定や謎に満ちた月の正体も考察要素があって面白い。

今回はそんな太陽と月の鋼ネタバレ感想レビューをしたいと思います。まだ本作を読んでいない方は気をつけて下さい。

太陽と月の鋼のあらすじ

下級武士である竜土鋼之助は、あらゆる金属に触れることができない特異体質の持ち主だった。 職を失い、食うにも困る生活を送る鋼之助のもとに、ある日突然「月」という名の美女が嫁いでくる。 刀を持てない男と謎多き美女の愛を描いた和風ファンタジー。 小学館「ビッグコミックスペリオール」2020年第13号より連載を開始。

太陽と月の鋼が面白いと思う3つの理由

新しい感覚のある時代劇

主人公は奇妙な力を持つが故に侍として生きることの出来ない不憫な人間として登場し、そんな彼が正体の分からない謎の女性月と会い、大きな運命に巻き込まれてしまうと、怪奇譚かと思いきや、冒険譚と言える内容は、この作品の面白さを盛り上げている内容とも言えます。

天下太平の時代となり、侍が生きにくい時代となっている世の中で、侍としてどう生きるのかと葛藤する主人公に、突如現れた月は、彼の運命をどう変えていくのかと、翻弄されながらも自身の生きるすべを模索していく冒険譚でもあり、また成長記とも言える内容は、時代劇の漫画作品を新しく広げてくれる内容とも言えます。

主人公の魅力

本作の物語に登場する主人公は奇妙な力を持つが故に、下級の武士としての辛い人生を送ることになってしまうと、不憫な日々を送る事となる不幸な人物として描かれます。それがどんな力なのかと、一見すれば無敵にとも言える筈の力が、思わぬ形で不幸を招いてしまい、またその力故にと、人生を諦めてしまいかけていると、物語の開始当初から絶望感の溢れている彼。

でもヒロインの出会いによって、彼が自分の人生にどう向き合っていくのかと、彼の強さとなる部分も見どころです。

壮大希有な物語の構成力

最初は主人公の日常が大きく変わるだけの物語かと思いきや、彼を取り巻く日常の変化や、また国を抱えてのもめ事にまきこまれていくなど、自分が何も出来ないただの一般人と思っていた筈の人生が大きく変わっていく内容などもこの作品の注目すべき点でもあり、彼がどのようにして、そんな運命に立ち向かうのかと、彼の挑むべき人生の向き方にも注目出来ます。

太陽と月の鋼がつまらなかったと思う3つの理由

時代劇が今時の時代に難しいところ

やはり時代劇と言うべきか、歴史的な部分での説明が不足しているなど、読者が首をかしげてしまう部分なども、この作品の面白さを半減してしまっている部分とも言えます。

言うなれば時代考証の難しさを理解できない部分に問題があり、何故にこの侍は、こんな苦労をしているのかと、またこの時代においてはと、解らない時代劇の常識を、今の読者が理解できるのかという不安があげられます。

物語の構成力が難しいところに問題

この作品では怪奇となる妖怪や妖術などの部分も登場し、それは日本の歴史に関わる演出にもなっておりと、どこか難しい雰囲気がありと、読者を退屈させてしまう部分などがあり、その演出上の問題で読者が困惑するのではと言う心配が懸念されます。

時代劇というジャンルの中では、本作は若干に難しい部類にも入り、読者を選んでしまうのではと、一見さんをお断りしてしまう内容の深さなどが、この作品の好き嫌いを分けてしまう可能性が考えられます。

物語としては読者を読ませる内容なのか

作者は以前にも人の闇の部分を描き、美醜をテーマにした複雑な作品を手がけた経験がありますが、今作の中でも複雑な伏線や、また演出などが込められており、読者を選んでしまう内容なのではと、一抹の不安が見え隠れしています。

この作品の中で描かれている主人公の取り巻く日常や、また非日常の姿などを、より万人向けに描くことが出来れば、もっと面白くなると、惜しい部分があります。

太陽と月の鋼ネタバレ感想まとめ

数奇な運命に囚われてしまい、人を愛する事で強くなっていく主人公と、そんな彼に想いを寄せられながらも、自分の運命に翻弄されてしまうヒロインの物語となり、それが封建的な時代である侍の居た天下太平の世の中を舞台にし、物語を数奇な運命に翻弄されていく人間やあやかし達の物語として組み込まれ、そして様々なテーマで織りなしていく奇想天外の内容で綴られていく今作。

低迷しがちな時代劇のジャンルに新しい希望を見いだしていく事の出来る作品でもあり、また挑戦的な部分などもいくつもありと、読者を楽しませてくれる内容でした。

侍として生きる事に価値のある時代に、侍以外の道を見いだす事がどれだけに大変なのかと、現代の人間がどこまでにその時代を描くことの出来るのかと、その挑戦が込められた作品です。

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