ユメオチ~ユメで僕らは恋にオチる~はド級編隊エグゼロスのきただりょうま先生による漫画作品であり、2023年から連載された作品。ユメオチがつまらないと思う読者の意見があったので、今回はネタバレありの批判的な意見を紹介したいと思います。
まだ見ていない方は気をつけてください。
ユメオチあらすじ
ジャンププラスで新連載始まりましたー!
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— きただりょうま@ユメオチ日曜日更新 (@R_Kitada) February 4, 2023
蝶野ツトムは寝ることにより高校時代にタイムスリープできる体に。夢の中で出会った同じクラスの学級委員麻倉アゲハも同じくタイムスリープの能力を持つ。2人の青春やり直し系ラブコメが開幕。
そんなユメオチ~ユメで僕らは恋にオチる~がつまらないと思う理由はどのような点が挙げられるのでしょうか?
ユメオチ~ユメで僕らは恋にオチる~がつまらない理由
蝶野ツトムの主人公設定のリアリティを損なう
蝶野ツトムは高校時代に恋愛経験がなかったことがコンプレックスになっていたのですが、バイトの先輩に惚れられる描写があり自ら断るようなそぶりをした。終電を逃した先輩に対してタクシーで帰そうとするあたり手慣れている感じもする。
21歳となった蝶野ツトムはモテ期に突入しつつあるし、大学もきちんといけているようだったので、端から見たら順風満帆の人生を謳歌している。夢の中でタイムスリープが出来なくてもラブコメ人生を歩むこと可能性は十分ありあまり共感できない。
王道ラブコメディ要素がキツい
タイムスリープ中の夢世界では、少年漫画のラブコメ王道のハプニング展開が続きます。電車のつり革から滑り落ちて目の前に座られたり、落とした消しゴムを拾って見えあげる先には下着。
夢の中とはいえ、リアリティーを求める人にとっては不快な展開でしょう。入れなくても物語の発展に何かしらの意味はありそうにないですし、刺さる人にしか心を動かないと感じる。
杜撰なタイムリープトリガー
蝶野ツトムがタイムスリープをするトリガーとして、「夢で僕らは恋に落ちる」という書籍を枕元において寝ること。この本を手にしてからタイムスリープできるようになったことからほぼ確定で間違いないでしょう。
しかし同じタイムスリーパーである麻倉アゲハは、本を持っている描写がない。さらに平均睡眠時間が12時間と明記されていた蝶野ツトムと麻倉アゲハが同時に目覚めることもあり違和感がある。
意味深な蝶の数々が気になる
批判的な読者の理由もありましたが、気になる点もいくつかありました。本作のキーかもしれない「蝶」の数々です。まずメインの主役の名前蝶野ツトムと、麻倉アゲハ。2人とも蝶に関するワードが入っている。さらに麻倉アゲハは頭にアゲハ蝶の髪飾りをつけている。
第1話も夢の説明をする見開きページでモルフォ蝶がたくさん飛んでいるシーンも。ちなみに夢占いでアゲハ蝶は人間関係が良好になる暗示あり、幸運を知らせる存在とされています。新しい命が芽吹く春に現れる姿が、幸せのイメージと結びついたのでしょう。
一方モルフォ蝶は世界で最も美しい蝶と言われていますが、腐肉のスープをすすり、毒を体内に持ち、縄張りに侵入してきた個体に強烈なプレッシャーを与えます。
もし今後モルフォ蝶をオマージュしたキャラクターが出てきたら要注意人物かもしれませんね。
ユメオチ~ユメで僕らは恋にオチる~がつまらないまとめ
恋愛経験がない蝶野ツトムと、麻倉アゲハが夢で青春を取り戻していくラブコメ。つまらない理由として主人公のリアルさや、ハプニングエロの嫌気、タイムスリープ設定の矛盾が挙げられた。
漫画の中で評判が特に悪い夢オチ展開。今回はタイトルに使用されている分どのような話を作ってくれるが逆に新鮮です。タイムスリープの謎や、これから出てくる新キャラがどのように活躍するかは気になりますね。学園系ラブコメが好きな人は刺さる作品になるかと思います。
まだまだ伸びしろのある期待作と私は感じました。
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