戦隊大失格は、春場ねぎ先生による人気漫画作品である。しかし、その一方で批判もあり、アンチヒーローやフォント、キャラクターに対する感情移入の難しさなどが指摘されている。また、前作のラブコメから一転したジャンルに期待がずれた読者もいたようだ。本記事ではつまらない、ひどいと評価する読者の意見をネタバレありで紹介したいと思います。まだ読んでいない方は気をつけて下さい。
戦隊大失格のあらすじ
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地球では13年もの間怪人たちとヒーローたちとの戦いが繰り広げられていました。その戦いは毎週日曜日に行われ、「日曜決戦」と呼ばれています。
怪人たちは何故か日曜日にしか攻めてこないため、怪人たちとヒーローとの戦いを観ようと民衆が集まり一つのイベント化していました。そしてその戦いは必ずヒーローたちが勝つように仕組まれていた「八百長試合」だったのです。
実は数年前に怪人たちの幹部クラスは既にヒーローたちによって倒されていて、残ったのはザコ怪人だらけとなっており、怪人たちは生き残るためにヒーローたちとある密約がかわされていました。
その密約とは「毎週日曜日だけヒーローに挑むこと」、「民衆に覚られてはいけない」です。この密約によって、ザコ怪人たちは生き永らえることが出来ていました。その密約通り毎週攻め込み負けるを繰り返していたある日、怪人Dはこのまま黙ってやられ続けるのはうんざりだと言い反撃の気をうかがうことに。
ヒーローたちは、不死身の怪人を殺すことが出来る「神具」を所持しており、その神具を奪って八百長試合を終わらせる為、怪人たちは立ち上がるのでした。
戦隊大失格がつまらないと評価されるひどい理由とは?
設定がありふれている
「戦隊大失格」という漫画がつまらないとされる理由の1つに、アンチヒーローに関するものがあります。この設定がワンパターンであるという批判があります。
近年では、正義と悪が逆転した設定の漫画が多数存在しているため、そういったアンチヒーローに飽きたと感じる人もいるようです。
また、「ありふれた設定」と感じる人もいるかもしれません。漫画やアニメ、テレビ番組などの娯楽コンテンツは、新しいアイデアや斬新な設定が重要視されます。特に、長期にわたるシリーズ作品の場合は、ストーリー展開やキャラクター造形の面で常に新しい試みが求められます。
フォントが読みにくい
フォントが読みにくい点が挙げられます。低評価の理由として、「フォントが読みにくい」というレビューが多数上がっています。また、「内容が分かりづらい」という意見もあるようです。特に、フォントに関しては、読みにくさに加えて、ふりがなが振られていることもあり、「目を殺しに来ている」とまで言われるほど、大きな不評を受けているようです。
漫画や書籍の場合、文字のフォントやレイアウトは、読みやすさや見やすさに大きな影響を与えます。読者がストレスなく読めるようにするために、フォントやレイアウトの工夫が必要です。しかし、「戦隊大失格」では、その点が不十分なのかもしれません。
読者にとっては、内容が面白くても、フォントが読みにくいと感じると、読むのが苦痛になってしまいます。そのため、「戦隊大失格」のフォントの問題は、読者にとって大きなマイナスポイントとなっているのかもしれません。
感情移入がしにくい
キャラに感情移入しにくい点が挙げられます。この点でつまらないと感じている読者は、作品の読みやすさやキャラクター設定を重視しており、特に主人公に感情移入して読みたいと考えている人が多いとされています。
読者は、主人公やキャラクターたちと一緒に笑ったり泣いたり、自分も作品の登場人物になったかのように様々な体験を共有したいと願っています。しかし、「戦隊大失格」の主人公である怪人・戦闘員Dには、そうした感情移入がしにくいという批判があります。これにより、読者にとって作品が面白くないと感じてしまうのかもしれません。また、「戦隊モノという設定を活かしきれていない」という批判もあります。
前作とのギャップ
春場ねぎ先生の前作「五等分の花嫁」の影響が挙げられます。前作が大ヒット作となったことから、読者の中には、新作として前作と同じような作品を期待していた人もいたようです。
しかし、「戦隊大失格」は、前作とはまったく異なるジャンルの作品であるため、求めていたものと違うと感じてしまった読者もいたのかもしれません。ラブコメから怪人戦闘物へのジャンル転換は、読者にとって予想外であり、期待が裏切られたと感じる人もいたのかもしれません。
作品に対する期待と現実とのギャップは、読者にとって大きな影響を与えます。期待を裏切られたり、予想外の展開についていけなかったりすると、作品への興味が薄れてしまい、つまらないと感じる原因になります。それが、「戦隊大失格」がつまらないと言われる理由の一つであると考えられます。
戦隊大失格が打ち切りの可能性
批判もあるものの、アニメ化が決定しているため、まだまだ続く可能性が高い作品です。批判の声があがっているとはいえ、それでも多くの読者に支持されており、これまでの経緯からも、打ち切りの可能性は極めて少ないと言えます。
アニメ化が決まっていることは、原作が持つ魅力やストーリーの面白さが評価されているということでもあります。今後も、原作ファンやアニメファンにとって、新しい展開が期待できる作品となっています。
戦隊大失格がおすすめできる読者とは?
戦隊大失格の魅力は、従来の戦隊モノに対する皮肉や、主人公の斬新な能力である「擬態」など、新しい試みが盛り込まれていることです。
また、茶番的な展開を取り入れることで、従来のヒーローものとは異なる視点から、正義や悪、そして人間の本質について考えさせられます。さらに、戦闘員Dの能力を活かした様々な策略や、彼の敵対する立場から見た正義と悪の境界が曖昧に描かれる点も、魅力の一つと言えます。全体的に斬新で面白い設定や展開があり、新たなタイプのヒーローものとして注目されています。
従来の戦隊モノに皮肉を込めた斬新な設定や、主人公のアンチヒーロー的な存在感、そして正義と悪の概念を問い直す物語展開が魅力的な作品です。
特に、従来の戦隊モノに飽きている人や、アンチヒーローに興味がある人、また、普遍的な問いを投げかけられるストーリーに興味がある人におすすめです。
戦隊大失格がつまらないと評価されるひどい理由まとめ
戦隊大失格」という漫画作品について、つまらないと評価する意見がある一方で、独自の設定や展開があることで支持する読者も存在することがわかりました。
つまらないひどいと感じる理由は、アンチヒーローがワンパターンで飽きたという声があり、正義と悪が逆転した設定が多数存在する現在では、そういったアンチヒーローに飽きたと感じる人もいるようです。また、フォントが読みにくく、内容が分かりにくいという批判もあがっています。
さらに、キャラに感情移入しにくいという点もあげられ、主人公やキャラと自分自身を重ね合わせ、共に体験を共有したいと考える読者にとって、主人公や戦闘員Dに感情移入しにくいということが問題視されています。
一方で、戦隊大失格には独自の設定や展開があることで支持する読者も存在し、怪人とドラゴンキーパーの戦いが全て茶番であることが示唆されており、正義と悪について普遍的な問いを投げかける物語としての魅力もあると評価されています。
また、アニメ化が決定しており、打ち切りの可能性は極めて少ないと考えられています。