「エッジ・ゲーマー」第1話を読み終えて、期待していたサスペンス要素に若干の物足りなさを感じました。面倒な現実から逃げ続ける主人公・恩田奏恵の退屈な日常が描かれ、彼女の人生を一変させるという「ゲーム」の存在が物語の軸となるはずでしたが、第1話ではその衝撃的な展開はまだ見えてきません。
物語の締めくくりも、ただゲームをしているだけのシーンで終わり、盛り上がりに欠けた印象が残りました。サスペンスというジャンルが掲げられているにもかかわらず、緊張感や不穏な雰囲気も感じられず、仲の良いカップルの日常を見せられただけのような平凡な展開に終始してしまいました。果たして今後、この物語はどのように展開していくのでしょうか?
【エッジ・ゲーマー】あらすじ
本日9/13(金)は週刊漫画ゴラクの発売日🙌
増ページでおくる、特大スペシャル合併号‼
表紙&巻頭カラーを飾るは、集中新連載のゲームジャンキーサスペンス
本誌初登場の気鋭が描く『エッジ・ゲーマーズ』‼
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— 漫画ゴラク編集部 (@BETSUGORAKU) September 13, 2024
面倒くさい現実から逃げ続けてきた 恩田奏恵。退屈な毎日を過ごす彼女 がハマった「ゲーム」が、人生を一 変させる!! 本誌初登場の俊英が描 く衝撃サスペンス、集中連載開始!!
【エッジ・ゲーマー】作品情報
小見川なまり
カテゴリ
青年マンガ
出版社
日本文芸社
レーベル
ニチブンコミックス
掲載誌
週刊漫画ゴラク
【エッジ・ゲーマー】1話ネタバレ感想
週刊ゴラク新連載がスタートした漫画「エッジ・ゲーマー」は、現実の煩わしさから逃げ続けてきた女性、恩田奏恵を主人公に据えた物語です。退屈な日々を送る彼女が、ある「ゲーム」にのめり込むことで人生が大きく変わるという展開が予告されており、その衝撃的なサスペンス要素が物語の核となることが期待されます。作者は本誌に初登場する新鋭であり、今後の展開に注目が集まっていますが、サスペンスものが増えたゴラクにとって残念ながら第1話の終わり方はやや物足りない印象を受けました。
物語の導入部では、主人公がただゲームをしている場面で幕を閉じてしまい、サスペンスというジャンルが前面に押し出されているにもかかわらず、不穏な雰囲気や緊張感が感じられる展開には至っていません。むしろ、仲の良いカップルがただイチャついている様子を見せられたような印象すら残りました。このため、物語の始まりとしてはインパクトに欠け、読者を強く引き込む力が弱いと感じられました。
しかしながら、物語はまだ始まったばかりであり、今後どのように「ゲーム」という要素が物語全体に絡んでいくのか、また、サスペンスがどのように展開していくのかが気になるところです。ゲームとサスペンスが交錯する緊張感あふれる展開を期待しつつ、今後の物語の進行を見守りたいと思います。
【エッジ・ゲーマー】今後の予想
今後の展開に期待する点として、まず注目したいのは、現時点では特に目立たなかった平凡な日常が、どのようにして物語に大きなギャップを生み出すのかという点です。主人公・恩田奏恵の退屈な日常がどのように変化していくのか、そしてその変化がサスペンスの要素とどう絡んでくるのかが、今後の展開を左右する重要な鍵となるでしょう。
特に、ゴラクの作品にはあまり見られない「ファンタジー要素」を入れてみてもいいかもしれません。例えば、格闘技を題材としたゲームが登場し、それがただの競技や遊びではなく、命を賭けたデスゲームのような展開。あるいは、もっと現実に近いテーマとして、一本のゲームがきっかけとなって、奏恵の家族関係や周囲の人間関係が徐々に崩壊していく、シリアスでリアルな人間ドラマへと発展する可能性も考えられます。
どの方向へ物語が進んでいくのか、今のところまだ不透明ですが、この平凡な日常が一転して緊張感あふれる展開へと突き進むことを期待せずにはいられません。サスペンスとゲームという二つの要素がどのように交差していくのか、その緊迫感に期待を寄せながら、次回の第2話にも注目していきたいと思います。
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