漫画『ミギとダリ』の最終回を驚愕のラストを迎えました。このギャグサスペンス作品の結末は一体どうなるのでしょうか？アニメ化もされた佐野菜見さんの遺作がどのような結末を迎えるのか？本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【ミギとダリ】あらすじ
🎥メインPV第2弾公開🎥
エンディング主題歌を担当する #Nulbarich
新曲「Skyline」を使用したメインPV第2弾を公開🎉園山夫妻の愛に戸惑うミギとダリ👥
放送スタート日まで残りわずか📺
お楽しみに‼️https://t.co/BCbKMWQVBL#ミギダリ #MigiDali #anime pic.twitter.com/lVC3Fr8bvS— TVアニメ『ミギとダリ』公式 (@MigiToDali) September 26, 2023
子供のいない老夫婦の園山夫妻は、多くの孤児が過ごす擁護施設の中から”秘鳥”と言う金髪の美少年を養子に迎える。 しかし秘鳥の正体は「ミギ」と「ダリ」と言う双子の少年であり、引き取られた園山家の中で巧妙に入れ替わりながら、2人で1人の人物を演じていた。
【ミギとダリ】ネタバレ
1巻ネタバレ
オレゴン村に住む裕福な園山家は、長い間子供を授かることができず、絶望の日々を過ごしていました。しかし、運命は彼らに対して新たな可能性をもたらすことになりました。秘鳥として知られる謎めいた存在が、彼らの家庭にやってきたのです。
この秘鳥は、その美しい外見と、子供らしいかわいらしさで、ますます園山夫妻を魅了しました。養子として迎え入れることを決意した彼らは、幸せな家庭を築くことを夢見ていました。
しかし、秘鳥には大きな秘密が隠されていました。実は、彼は双子の一部だったのです。家に入る際、確かに1人の子供だけが見られましたが、運び込まれた荷物の中にはもう1人の秘鳥が隠れていたのです。この見た目がそっくりな双子、ミギとダリという二人組は、途中で入れ替わっても、園山夫妻はそれに気付くことはありませんでした。彼らの家に訪れた幸福と混乱が、新たな物語の始まりでした。
2巻ネタバレ
幼少期、ミギとダリは母親と共にこの村に住んでいましたが、長らく家の中で隠れて生活していたため、彼らの知識や情報はかなり限られていました。
しかし、ミギとダリには共通の使命がありました。それは、かつて自分たちの母親を殺害した犯人を見つけ出すことでした。彼らの記憶の中には、ミジンコ柄の壁紙がある場所に住んでいたという断片的な情報が残っていました。ミジンコ柄というのはかなり独特なものですが、ミギとダリにとってはそれが特定の場所を指し示している可能性があるのかもしれませんね（笑）。
孤独に暮らすミギとダリは、家政婦のみっちゃんから、一条家に似た部屋があることを聞き出すことに成功しました。この発見が、彼らの犯人探しの旅路にどのような影響を与えるのか。
3巻ネタバレ
ミギとダリは、中学に進学する重要な段階を迎えました。ただし、特筆すべきは、彼らが秘鳥として中学に入学することです。
とはいえ、ミギは学業において非常に苦手意識を持っており、この問題に立ち向かう必要がありました。ここで、ダリが活躍することになります。彼は、サリーという美少女に変身し、その変身術を駆使して、ミギを巧みにサポートしました。その結果、ミギは驚くべき好成績を収め、普通科で1位の座を手に入れることができました。
このような乗せられやすい性格を持つミギが、母親の仇を見つけ出すためにどのように活かされるのか、これからの展開がますます興味深くなります。彼らの物語は新たな謎と冒険で溢れています。
4巻ネタバレ
ハイパフォーマンスを誇る秘鳥の成績に目をつけた一条家は、園山家を家に招待しました。しかしながら、そこで一条家の長男であり、秘鳥の同級生でもある瑛二が、秘鳥が瑛二の失くしたボタンを持っていることに気付くのです。
このボタンは、偶然かつて瑛二が家の中でなくしてしまったものでもあり、その事実に戸惑いが広がります。これらの出来事から、疑問符が浮かび上がりますが、その裏には驚くべき過去の関係が隠されていました。
実は、ミギとダリの母親は以前、この家で家政婦として働いていた人物だったのです。この驚くべき結びつきが明らかになり、ミギとダリが子供の頃に過ごした部屋が、一条家に隠し部屋として存在していたことも判明します。
しかし、瑛二はこの事実を知らず、ミギを再教育として一条家に監禁してしまうのです。今後の展開がますます複雑に絡み合い、物語が深まっていきます。
5巻ネタバレ
一条家にミギが監禁された一方で、ダリは着実に一条家の内情を暴くための調査を進めていました。その過程で辿り着いた真実は、非常に衝撃的でした。何と、ミギとダリの母親を殺害した犯人が、驚くべきことに瑛二であることが判明したのです。
この事実は驚愕のものであり、特に瑛二が犯罪を犯した時点では、たったの5歳であったことを考えれば、ますます衝撃を増幅させます。しかし、瑛二がミギとダリの母親を殺した事実は否定できません。
ただし、瑛二が単なる冷酷な犯罪者ではなく、背後には彼に対する洗脳が存在していました。実際、一条家の母親である怜子が、ミギとダリの母親がおばけであるという虚偽の信念を瑛二に植え付けていたことが明らかになりました。この洗脳が瑛二の行動に影響を与え、悲劇的な結末を招いたのです。
6巻ネタバレ
怜子が母親を殺した原因を知ったミギとダリは、怜子からの脅威にさらされました。怜子は真相を知る2人を追いかけ、その行動は極めて危険で、考えられないほどの大人げない行動であると思われます。
そんな危機に直面した2人を救ってくれたのは、家政婦のみっちゃんでした。みっちゃんは、ミギとダリを救出するだけでなく、驚くべき情報も持っていました。それは、怜子が子供を産む能力がない体質であることです。
この情報に対して、疑問が湧き上がります。瑛二と妹の華怜は、一体誰の子供なのか？ この謎に迫る展開が、物語にさらなる深みを加えています。
村から逃げ出したミギとダリが再び村に戻ったことは驚きでしたが、さらなる複雑な情報が明らかになり、物語は一層興味深いものとなっています。
7巻ネタバレ
怜子は自身が子供を産むことができないことを理解した後、非常に極端な策に打って出ました。彼女は、かつて自分の使用人であったミギとダリの母親に、自分の代わりに子供を産ませるよう計画しました。この計画の結果、ミギとダリ、そして瑛二という3人の子供が誕生したのです。
実は、この3人は血の繋がった兄弟であり、父親は怜子の夫である一条家の当主でもありました。怜子が使用人に自分の夫と関係を持つよう指示するという行動は、確かに非常に異常で狂気じみたものでした。ただし、その背後には何らかの迫切る事情があったのかもしれません。
しかし、真実を知ってしまった瑛二は、自身が母親を殺したことを自覚することになります。この知識は、彼の心に暗い影を投げかけました。瑛二は怜子を殺し、自らも命を絶とうとするのですが、そこにはどんな結末が待っているのでしょうか？ 『ミギとダリ』の物語は、衝撃的なラストに向かってさらに進展します。
【ミギとダリ】最終回の結末
『ミギとダリ』は、最初はコミカルな要素が豊富で、物語は楽しい雰囲気でスタートしますが、ラストに向かうにつれてシリアスな展開が次々と明らかにされていきます。
最終巻では、ミギとダリの母親を殺害した犯人が明らかになり、それは誰もが予想しなかった瑛二でした。しかしながら、瑛二自身は自分が人を殺したことを自覚していませんでした。この混乱の原因は、彼の母親である怜子にありました。怜子は、ミギとダリの母親を幽霊だと言い、瑛二にその虚偽の信念を刷り込んでいたのです。
そして、衝撃的なラスト展開として忘れてはならないのは、瑛二が怜子の実の子供ではないことです。ミギとダリ、そして瑛二は三つ子であり、瑛二が実の母親を殺した犯人だった事実が判明します。その根本的な原因は、怜子の行動によって生じたもので、彼女自身も追い込まれた状況にあったことが示唆されます。
瑛二は怜子を殺し、自首して捕まりますが、物語を通じて浮かび上がるのは、瑛二だけが悪いわけではなく、大人たちの複雑な醜悪さや苦悩、それに巻き込まれた子供たちの困難な生き様です。『ミギとダリ』は、人間の複雑な心情や人間関係を描き、深い感銘を与える作品となっています。
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