本日4月18日、綿貫芳子による新作「となりの百怪見聞録」の1巻が発売されました。綿貫芳子先生といえば、「オリオリスープ」や「真夏のデルタ」など、多くの傑作を生み出してきた漫画家の一人であり、その作品は多くの読者に愛されています。本記事では、ネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
となりの百怪見聞録あらすじ
【お知らせ】
となジャンにて『となりの百怪見聞録』という漫画が始まりました。https://t.co/ddhcGlqBYU世渡りが下手クソな男と好事家の爺さんが、怪異と戦わない、仲良くならない、折り合ったりかわしたりする漫画です。
怖いのが苦手な人も、興味がなかった人も、読んでいただけると嬉しいです。 pic.twitter.com/rh1T2ZV5IQ— 綿貫芳子 (@atomicsource) September 2, 2022
怪異に好まれる男・片桐甚八と、オバケ先生と呼ばれる好事家・原田織座。
“あちら側”に縁ある男ふたりの、不思議と恐怖と好奇心の見聞録。
となりの百怪見聞録ネタバレ感想!面白い3つの要素!
シンプルイズザベストホラー
この作品は、全4話と巻頭におまけが含まれた、読み応えのある作品です。もともとは『となりのヤングジャンプ』で連載されていたものを、前後編に分けてまとめた単行本であり、そのためかなりのボリュームを誇っています。
通常、このような作品は読み進めるうちに胃もたれを感じてしまうものですが、不思議なことに本作はスラスラと読めるため、時間を潰したいときには最適と言えます。
また、本作ではデリカシーに欠けそうな装丁屋の甚八と、名前だけで飯が食える日本画家の織座が、タイトルにあるようにさまざまな危険な目に遭遇します。中年とナイスミドルのコンビネーションが好きな方にはたまらない作品です。
王道展開なバトルホラーではない
織座が戦いを繰り広げるような、バトル要素が強いホラー作品ではなく、現時点では甚八を含め、怪異を視る力のみが描かれており、至ってシンプルな構成となっています。
そのため、最近のホラー漫画で、すぐにバトル展開に入るものや、ホラーを謳いながら結局はアクション要素が強くなってしまうものに疲れた読者にはうってつけの作品ではないでしょうか。
甚八もストレートな感情表現がわかりやすく、読者に立ったキャラクターであるため、感情移入しやすいタイプです。
独立した作品かと思いきや伏線まみれ
話が独立しているため、1話完結スタイルに見えますが、現在連載中の分と合わせると、ある人物が後の話に出てきたり、あの時のやり取りがあの結果をもたらすなど、密かなつながりが見えてきます。
また、繰り返し読んでも、また違う視点を得られる伏線要素もありますので、何度でも読み返すことができます。
そのため、ストーリーを深く理解し、作品をより楽しむためには、何度も読み返すことが必要です。一見独立した話に見えても、実は深い関連性があることが分かる、秀逸なストーリーテリングと言えます。
漫画rawで読むと危険!
違法な漫画rawを利用して漫画を読むと、様々なリスクが伴います。
例えば、自動的に危険な広告が開かれたり、権限付与を求められたりすることがあります。このような詐欺行為やウイルスに感染する可能性があるため、安全とは言えません。
実際に、権限を付与してしまった場合には、個人情報を抜かれる危険性があることが報告されています。また、違法ダウンロードを行った場合には、法的な罰則が科せられる可能性もあります。
そういったリスクを避けるためには、公式サイトや有料サイトから漫画を購入するか、無料で読める合法サイトを利用することがおすすめです。安全かつ安心して漫画を楽しむためにも、違法サイトの利用は避けましょう。
以上のように、違法な漫画rawの利用は、詐欺やウイルス感染、個人情報漏洩などのリスクがあるため、安全性が保証されていません。違法行為には法的な罰則も存在することから、公式サイトや有料サイト、合法サイトから漫画を読むことが大切です。
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【感想】となりの百怪見聞録ネタバレあらすじ!不思議と恐怖と好奇心を掻き立てられる漫画!まとめ
この作品はバトル要素が少なく、怪異を視る力のみが描かれており、読者にストレートな感情移入を促します。また、話が独立しているように見えますが、実は密かなつながりがあり、繰り返し読むことで新たな視点を得ることができます。
これは秀逸なストーリーテリングと言えます。
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