マリッジトキシンはジャンププラスで連載されている、原作静脈先生と、漫画依田瑞穂先生による婚活系バトル漫画。
鬼滅の刃の作者である吾峠呼世晴先生が推薦されるほど。しかし一部の読者から「つまらない」「面白くない」という声も。
一体どのような漫画なのでしょうか?
マリッジトキシンのあらすじ
マリッジトキシン21話扉絵カラー、気に入っていただけてとても嬉しいです!白に散らばったカラフルが昔っから好きで、描けてよかったです!🌈
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— 依田 (@Yozudami) September 29, 2022
殺し屋一族で生まれた毒使いの青年・下呂(げろ)。 女性が苦手な下呂は、裏稼業である殺し屋の仕事を全うしていた。
そんなある日ど、毒使いの一族の血が途絶えてはいけないと、下呂の妹に強制的に継ぐ子を産むよう強要される。
妹の幸せを願う下呂は、結婚詐欺師・城崎(きのさき)と出会い婚活に励むことに。
殺し屋×結婚詐欺師、世界一ハードな婚活系バトル漫画。
マリッジトキシンが魅力的な3つの理由
マリッジトキシンを吾峠呼世晴先生が推薦しているから手にとってみたという方もいることでしょう。
私もその一人です。魅力的と感じた部分を3つ紹介したいと思います。
個性豊かな殺し屋達
主人公下呂の他にも個性豊かな殺し屋が登場します。スキンヘッドにムカデの刺青が顔面に彫られている強面の「蟲使い」
そんな蟲使いから近々結婚することを知らされる下呂。絶対に結婚できないと思われていた蟲使いでさえ家庭を持つことに。下呂は殺し屋仲間の中でぽつんと孤独な存在になってしまう。
毒使い、蟲使いの他にも水使いといった新たな使い手が次々と登場するのも楽しみだ。
殺し屋と結婚詐欺による婚活
恋愛に対して奥手な毒使い下呂。裏稼業ばかりしていた為恋愛には無頓着。
そんな時に出会った結婚詐欺城崎。殺し屋が結婚詐欺師に婚活のアドバイスを受けている様が斬新で新しい。
様々な柵がありながらも、下呂自身で答えを出そうとする葛藤が応援したくなってしまいます。
毒を使ったバトル
戦闘シーンも毒を使った手法で激しいバトルが繰り広げられます。食べ物に毒を入れる王道の殺し方や、注射器を使った攻撃、幻覚を見せ相手を混乱させるなど、毒という性質を非常に使いこなした戦闘が見れる。
依田先生の美麗な作画によりスタイリッシュでカッコいいバトルシーンは圧巻。
マリッジトキシンが残念だった部分
つまらない、面白くないという意見もありましたが、私的に残念だと思った部分をいくつか紹介したいと思います。
登場人物が多すぎる
練り込んだ設定はとてもいいですが情報量が多い部分を感じました。また登場人物も1巻から沢山出てきますので全体的にごちゃごちゃしている箇所が目立ちました。
作画はとても綺麗ですが登場人物が多いため、描き込み量が多くもう少しコマをスッキリするかと。
バトルもののインフレ
殺し屋と結婚詐欺師が婚活をするというテーマは非常に斬新。婚活を軸に物語が進んでいくと思ったのですが、主人公が敵とバトルするインフレ物語になっていくのが逆に残念でした。
能力バトルものとしてみるならカッコいいと思いますが、ジャンプあるあるのぶっ飛んだ身体能力で表現されたアクションは、逆に本作テーマである婚活のリアリティーさを失速させてしまっている気がします。
ヒロインのキャラが弱い
結婚詐欺師である城崎のキャラが弱いかなと感じます。
男性の個性の描き方や設定は練り込まれていますが、ヒロインである城崎がまだ魅力を出せてない。結婚詐欺師という割には理不尽さが足りない気がしました。もう少し胸糞で理不尽なキャラの方が引き立つのでは。
まとめ
マリッジトキシンはジャンプラスの人気漫画です。鬼滅の刃の作者である吾峠呼世晴先生も推薦されているので読んでみてはいかがでしょうか?
殺し屋と結婚詐欺が婚活をするという斬新な設定は、1話目から引き込まれます。バトルのインフレや、ヒロインのキャラクター性がまだ弱いと思いましたが、今後の展開次第で大きく変わってきます。
評価も非常に高い作品ですのでおすすめです。
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