漫画『ベアフェイス ~公安を去った男~』の主人公斑鳩の正体が元公安という驚きの設定。彼は、かつて「怪物」と呼ばれるほどの実力を持つ公安警察官として活躍していましたが、突如その職を離れ、探偵事務所を開業します。
公安で培った圧倒的な洞察力と戦闘スキルを駆使し、事件を次々に解決していく彼の姿は圧巻。その一方で、日常的な小さな依頼にも全力で取り組む彼のギャップが面白く、物語をより深く魅力的なものにしています。本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【ベアフェイス】あらすじ
電車が 怖いので 旅のお供に漫画持参して 人を見ないようにしていました。 😅
今日の 旅のお供は、狛犬はやと先生の
ベアフェイス 50ページあたりから加速度的に面白くなりました。 これは 現代の 抜け忍の話ですね。 人知れずの美学 って海外にもあるのだろうか❓ 聞いてみたい。 😊
2巻早く〜。 pic.twitter.com/HKS6ObwgDx— ちっちきF (@CC_fred0905) September 22, 2024
選ばれし警察官のみで組織された公安警察。その中でも「歴代最強」「怪物」と恐れられた男・斑鳩が、突然警察を去った。彼が始めたのは探偵事務所。果たして「怪物」の真意とは…?期待の新鋭が贈る弩級クライムアクション!
【ベアフェイス】作品情報
ベアフェイス ~公安を去った男~
著者
狛犬はやと
カテゴリ
青年マンガ
出版社
少年画報社
レーベル
ヤングキング
【ベアフェイス】ネタバレ感想
公安の怪物が探偵に
漫画「ベアフェイス」の最大の魅力は、かつて「怪物」と称された伝説的な公安警察官・斑鳩が、探偵という意外な職業に転身するというギャップの面白さにあります。
斑鳩は、公安時代には国家の安全を影から守り、感謝されることもなく使命を果たしていた。しかし、彼はその厳しい世界から離れ、自らの能力を自由に活かすために探偵を始めます。この設定がまず読者を引き込むポイントとなっています。
シリアスとコミカルのギャップ
公安での経験を生かした斑鳩の洞察力と戦闘能力は、ただの探偵とは一線を画しており、彼が次々と事件を鮮やかに解決していく様子はスリリングでありながらも痛快です。
特に、彼の能力が猫探しや落とし物といった日常的な案件に使われるシーンがユーモアにあふれ、リアリティあるシリアスな描写との対比が絶妙です。この「ギャップ」が、物語に軽快なリズムを与え、シリアスでありながらも気軽に楽しめる展開を作り出しています。
作画力も高い
絵のタッチが非常にリアル調であり、斑鳩の鋭い表情や緊張感のあるシーンが強く伝わってくるのも見逃せないポイントです。戦闘描写のスピード感や人間の心理描写そして構成力も兼ね備えています。
さらに事件の解決シーンでは、公安で鍛え上げられた知識やスキルを遺憾なく発揮する一方で、探偵事務所での日常パートでは、どこか親しみやすくなった斑鳩の姿が描かれ、読者に安堵感を与えます。狛犬はやと先生は「ザ・ファブル」の南勝久の元アシスタントで活躍されていたことも話題。
漫画監修も凄い
この作品はヒットドラマ『VIVANT』の監修を担当した元公安、勝丸円覚氏の協力も得ているため、公安の内情や捜査手法にリアリティを感じさせます。
実際の経験者が関わっていることで、作品全体に一層の信憑性が加わり、フィクションでありながらも現実の世界に根差した物語となっています。このリアリティが、作品に深みを与え、読者に「本当にあり得るかもしれない」と思わせる力となっているのです。
斑鳩の過去と現在のギャップ、緊張感とユーモアのバランス、リアルな描写と元公安の協力による信憑性。これらが巧みに組み合わさったこの漫画は、サクサクと読み進めやすく、それでいて一度読み始めたら止まらなくなるような魅力を持っています。
【ベアフェイス】おすすめ読者
シリアスとユーモアのバランスを楽しみたい人
緊張感のある事件解決や迫力あるアクションを好みつつ、日常のちょっとした出来事で笑いを求める人にはぴったりです。斑鳩の圧倒的な能力が、猫探しやお守り探しといった小さな依頼に使われるギャップは、重すぎず軽すぎない絶妙なバランスを提供します。
リアリティを重視する読者
公安の元警察官が監修に携わっていることもあり、現実感のある警察捜査や社会の裏側に興味がある読者にとって、この作品は信頼性の高い描写が魅力です。フィクションでありながら、どこか現実の犯罪捜査や公安の世界を垣間見ることができる点がポイントです。
探偵ものや警察ドラマが好きな人
探偵や警察を主人公にしたドラマや物語が好きな人にとって、斑鳩のような卓越した能力を持つ主人公が事件を解決していく過程は大きな魅力です。特に、元公安という設定が作品に深みを与え、通常の探偵ものとは一味違ったスリルを提供します。
公安や裏社会に興味がある読者
作品には元公安のリアルな体験が活かされており、公安の世界やその活動の裏側に興味がある読者にとって、リアリティを感じながら知識を深められる点も大きな魅力です。
【ベアフェイス】ネットの声
絵のタッチも好みで、サクサクと読みやすい。
主人公のキャラ立てが秀逸、舞台設定は違うけど「ファブル」に匹敵する面白さです
少しファブルっぽさもある今のところ超能力的強さはなくていい感じ
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【ベアフェイス】最終話や結末話は
漫画「ベアフェイス」はまだ完結しておりません。
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