週刊少年少年ジャンプ最新作「ナイスプリズン」みなさんもう読まれましたか?監獄で生まれ育ったスーパー模範囚・三星放郎が、無法地帯と化した乃花市刑務所の平和を取り戻すため、スーパー死刑囚たちに立ち向かう──そんな異色のギャグ漫画です。
SNSでバズりまくったすがぬまたつや先生の初登場作ということで注目度は高かったものの、いざ読んでみると……正直「これは打ち切りコースでは?」と不安を感じる内容でした。ギャグのキレやストーリーのテンポに違和感を覚えた読者も多いのではないでしょうか。
今回は、「ナイスプリズン」第1話を実際に読んだうえで、「つまらない」と感じた理由、面白くなりそうな可能性、そしてネタバレ込みの感想をたっぷり語っていきます!
【ナイスプリズン】あらすじ
\少年ジャンプ新連載2連弾第1弾/
監獄デンジャラス新連載⚠️
『NICE PRISON』公式PV🚨SNSで話題のすがぬまたつや先生(@sugaaanuma)がおくる本格監獄サスペンス❗️
本日発売❗️
週刊少年ジャンプ21号より連載開始‼️#ナイスプリズン#wj21 pic.twitter.com/4plOoygdiB— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) April 21, 2025
SNSで激バズりのギャグ漫画家・すがぬまたつやがジャンプに登場!
監獄生まれ監獄育ちの三星放郎は、スーパー模範囚として、
囚人たちが野放しとなっている乃花市刑務所の平和を取り戻すため、
スーパー死刑囚に立ち向かうのだが、ここまで意味わかりますか?
【ナイスプリズン】作品情報
NICE PRISON ナイスプリズン
著者
すがぬまたつや
掲載雑誌
週刊少年ジャンプ
【ナイスプリズン】ネタバレ感想
ギャグのキレが弱い
まず一番感じたのは、ギャグのキレの弱さです。
ギャグ漫画に求められる「勢い」や「意外性」がほとんどなく、ボケもツッコミも予定調和。
読んでいても「はいはい、そう来るよね」という感想しか湧いてきませんでした。
「模んボ」みたいなワードに一瞬クスッとなった程度で、そこから先に続く笑いがない。
全体的に笑いのリズムが単調で、爆発力が感じられませんでした。
三星放郎の魅力不足
主人公の三星放郎も正直、魅力に欠けます。
ギャグ漫画の主人公って、もっと突き抜けたバカさや異常な行動力、どこか憎めない愛嬌が必要だと思うんですが、このキャラはすべてが中途半端でした。
「スーパー模範囚」という面白そうな肩書きを持っているのに、行動も発言も意外性がなく、物語を引っ張るだけのエネルギーがない。
読んでいて「もっとこいつを見たい!」とはなりませんでした。
刑務所の無駄遣い
囚人たちが野放しになっている乃花市刑務所という設定は、めちゃくちゃポテンシャルが高いはずなのに、ぜんぜん活かされていませんでした。
もっとカオスな世界を見せるとか、無秩序さをギャグに結びつけるとか、いろいろやりようはあったはずなのに、背景設定に留まってしまっていて非常にもったいない。
世界観を作り込めばもっと引き込まれたのに、それもなかったので、全体がのっぺりした印象になっていました。
ギャグよりストーリーに期待したくなる
スーパー死刑囚というボス集団の存在は、唯一ちょっと興味を引かれました。ギャグよりも、むしろこのストーリーラインをしっかり展開していった方が面白くなる可能性を感じました。
ただ、1話の時点ではその魅力を十分に見せられていないので、読者の興味を引き続けるにはかなり厳しい状況です。ギャグが弱く、ストーリーもまだ始まらないなら、どこに期待して読めばいいのかが分からないというのが正直なところでした。
勢いも中身も足りないギャグ漫画
まとめると、この漫画は「勢いも中身もないギャグ漫画」という印象でした。
読切だったら「ああ、こういうのもあるよね」で流せたかもしれないけど、連載で毎週これを読むのはかなりきついです。
主人公もギャグも引力が弱く、物語の推進力もない。このまま連載を続けるには、ギャグの精度を上げるか、ストーリーに本格的に舵を切るか、どちらか大きな変化が必要だと思います。
【ナイスプリズン】おすすめ読者
ガチガチに完成度の高いギャグやストーリーを求める人には、正直あまり向いていません。
でも、逆に言えば「雑だけど勢いだけで読むギャグ漫画が好きな人」や、「新人作家の荒削りな部分込みで楽しめる人」には、ひょっとしたらアリかもしれません。
もっと言うなら、普段からSNSでバズった一発ネタ漫画に慣れている層、XやTikTokで短いギャグやノリを楽しんでいる人たちには、それなりに刺さる部分があると思います。
あとは、設定自体は面白そうなので、「刑務所舞台の漫画が好き」「バトルもの×ギャグみたいなジャンルミックスが好き」という人も、試しに読んでみる価値はあるかもしれないです。ただしその場合も、今のところギャグが弱いので「スベる感じも込みで笑える心の広い人」に限られます。
総合すると、この漫画をおすすめできる読者は「肩肘張らずに、雑なノリや未完成なテンションを楽しめる人」、「ストーリーやキャラが爆発する“かも”という希望に賭けられる人」こんなタイプだと思います。
【ナイスプリズン】ネットの声

ナイスプリズンびっくりするぐらいつまらない

ナイスプリズンはなんというか”平成”をすげえ感じた

願いのアストロ終わらせて…ナイスプリズン新連載….最近なんかなぁ…新連載がね..
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