「もしこの作品が実写化されたら、誰が演じるんだろう?」漫画を読んでいて、ふとそんな妄想に取り憑かれたことはありませんか?
今回は、真鍋昌平先生によるダークなリーガルコミック『九条の大罪』を題材に、実写化するならドラマか映画か? そして、あの強烈なキャラクター・九条間人を演じるなら誰がいい? という、完全に趣味全開な実写化妄想キャスティングをお届けします。
社会の裏側にいる依頼人たちを法のギリギリで弁護し続ける九条間人という男。
悪徳なのか、それとも正義なのか。そんな彼の複雑な人物像を、果たして誰が演じきれるのか──?
妄想は自由!ということで、どうぞ最後までお付き合いください。
【九条の大罪】あらすじ
「九条の大罪」14巻の帯を見たら、ここ毎巻20万部も売れているのですね。危険な内容だけど、すごく惹かれる漫画です。#九条の大罪 #真鍋昌平 pic.twitter.com/czSeCCA2y8
— 岩松正記 (仙台の税理士) (@iwamatsumasaki) March 31, 2025
法とモラルの極限ドラマ、開幕! 国民的ダークヒーロー漫画『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平、最新作! なぜか厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。鼻炎持ちのバツイチで、ビルの屋上でテント生活をしている偏屈な弁護士だ。主な顧客は、半グレ、ヤクザ、前科持ちなど、きな臭い人だらけ!? ネットでは悪徳弁護士と罵られながらも、イソ弁の烏丸(からすま)と共に、依頼人の擁護に務める。ある日、飲酒して轢き逃げをした半グレが、先輩の壬生に連れられて、九条のもとを訪ねる。そこで九条が授けた策は、弁護士にはあるまじき教唆で――!? 交通事故ひとつですら、常識がひっくり返る。知ってるだけで、人生が変わる。神か悪魔か弁護士・九条! 法とモラルの極限ドラマ、ここに開幕!
【九条の大罪】作品情報
九条の大罪
著者
真鍋昌平
カテゴリ
青年マンガ
出版社
小学館
レーベル
ビッグコミックスピリッツ
掲載誌
ビッグコミックスピリッツ
【九条の大罪】実写化するならドラマ?それとも映画?
『九条の大罪』を実写化するなら、ドラマと映画のどちらが適しているかを考えた場合、個人的にはドラマがより良い選択だと思います。
その理由としては、以下の点が挙げられます:
キャラクターの深堀りが可能
『九条の大罪』は、登場人物たちのバックグラウンドや心情が重要な作品です。特に九条間人というキャラクターは、ただの「悪徳弁護士」ではなく、その内面に秘めた複雑さや過去のトラウマが物語に深みを与えています。ドラマなら、1話ごとにキャラクターを掘り下げる時間を確保できるため、視聴者は九条や他の登場人物の成長や変化をじっくり追うことができます。
社会問題を扱うリアルな描写
この作品は、法とモラルの限界を描き、犯罪者や社会の暗部に焦点を当てています。ドラマでは、各エピソードごとに異なる社会問題や犯罪のケースに焦点を当てることができ、視聴者に問題提起をしながらも、その都度異なる切り口でストーリーを展開できます。映画では、どうしても時間の制約があるため、描ききれない部分が出てくる可能性があります。
継続的なドラマの緊張感と衝撃の積み重ね
この作品の魅力の一つは、毎回常識を覆すような衝撃的な展開です。ドラマなら、回を追うごとにその緊張感や衝撃的なエピソードを積み重ね、視聴者に継続的に強い印象を与えることができます。映画では、どうしてもクライマックスを盛り上げる必要があるため、ペースや展開の調整が難しくなるかもしれません。
キャストの幅広い活用
ドラマは映画に比べてキャストの人数や役割を広げやすいので、九条と関わる周囲の人物たち(例えばイソ弁の烏丸や依頼人たち)にも十分にスポットを当てることができます。毎回違うゲストキャラが登場し、ストーリーが進むにつれて深まる人間ドラマを描ける点もドラマならではの魅力です。
もし映画化する場合
ただし、もし映画化するのであれば、それは一度きりの壮大なドラマを凝縮し、エピソードごとの精緻な内容を大きなスクリーンで視覚的に圧倒的に表現するという形で、作品の迫力を最大限に引き出すことができるでしょう。特に犯罪や法的なシーンでのリアルで重厚な描写が映画ならではの迫力を持つと思います。
総合的に見て、『九条の大罪』はドラマとして長期的に楽しむ方が向いている作品だと思います。深いテーマを掘り下げながら、視聴者との継続的な対話を生み出すことができるでしょう。
ただし、映画化も十分に魅力的であり、限られた時間の中で圧倒的な迫力とテーマの重みを伝える一作に仕上げることも可能だと感じます。
どちらにせよ、この作品の持つダークな魅力が生かされること間違いなしです。
【九条の大罪】九条間人の俳優は誰になる?
漫画『九条の大罪』主人公の九条間人はなぜか厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。鼻炎持ちのバツイチ。屋上にテントを張って暮らす、偏屈で変人な男。
彼の元に持ち込まれるのは、半グレ、ヤクザ、前科者など、曰く付きの依頼ばかり。ネットでは「悪徳弁護士」と罵られながらも、イソ弁の烏丸(からすま)と共に、法のギリギリを攻めながら依頼人を救う。
そして、妄想キャスティングへ──
九条間人(くじょう・たいざ)役
オダギリジョーさん
社会悪とも呼ばれるような依頼人たちの味方になり、汚れ仕事を淡々とこなすポーカーフェイスの弁護士・九条間人。
この役にはオダギリジョーさんがピッタリだと確信しています。
特に、大根仁監督の『リバースエッジ 大川端探偵社』で演じた村木役が九条の雰囲気に非常に近い。口数は少なく、何を考えているかわからない。でも、確実に”何か”を抱えている男。
九条のドライな語り口や、謎めいた存在感、どこか壊れているような生活感も含めて、
オダギリさんなら間違いなく演じきってくれると思います。
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