月マガ新人賞にて「才悩人 応援歌」で入選を果たした新進気鋭の漫画家、瑞城雨先生による待望の新連載作品『悪樓の島』が、ついに月マガ基地(コミックDAYS)にて連載がスタートしました。この作品は、本州から遠く離れた太平洋に浮かぶ離島・蒼ノ久島が舞台となり、恐ろしい惨劇が繰り広げられるホラーサスペンスの傑作です。本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
悪樓の島のあらすじ
【新連載本日開始】
『悪樓の島』(瑞白雨)、連載配信スタート!
太平洋に浮かぶ離島・蒼ノ久島。大人たちだけで閉鎖的に行われている秘祭があると知り、浮足だつレイゴと彼の想い人・一麦は立ち入り禁止の山奥へと足を運ぶ。
それが、惨劇の始まりと知らずに。https://t.co/ASYvxPEB85 pic.twitter.com/lmj8J1jsj7— コミックDAYS|コミックデイズ (@comicdays_team) September 19, 2023
舞台は、本州から遠く離れた太平洋に浮かぶ離島・蒼ノ久島。そこに、一人で暮らす高校生・村雨レイゴ。両親を事故で亡くし、島に引き取ってくれた祖母も最近死んだ。それでも、島を離れようとは思わない。想いを抱く相手・寒凪一麦(かんなぎいちか)がいるから。とある夏の日、2人で夏祭りへ行くことに。大人たちだけで閉鎖的に行われている秘祭があると知り、浮足だつ彼らは立ち入り禁止の山奥へと足を運ぶ。それが、惨劇の始まりと知らずに。
悪樓の島のネタバレ感想!面白いポイント
悪樓の島面白い要素:離島✖️サスペンス
蒼ノ久島という場所が舞台となり、物語は昭和49年に起きた謎の不明死事件を中心に展開しています。この事件に関する調査員が派遣されましたが、驚くべきことに、その中から10名の調査員のうち7名が命を落としてしまいました。さらに驚くことに、彼らの死因は突然死であり、その遺体には自分自身を貪るように痛ましい影が投影されていました。そして、なぜこれらの人々がそのような恐ろしい結末を迎えたのか、その原因はいまだに不明です。
物語は限られた空間で展開され、離島という孤立した環境が恐怖を一層増幅させています。登場人物たちはまるで発狂したかのように描かれ、その結末は生命を絶つような極限の状況を思わせます。読者はこの謎めいた事件と、その背後に隠された真実を解明しようとする一歩一歩に共感し、同時に恐怖と興奮が胸に迫ります。
この作品は、読者の心を掴む最初の一歩が極めて恐ろしい状況下で繰り広げられるサスペンス作品の傑作と言えます。蒼ノ久島という舞台の神秘的な雰囲気と、不可解な事件の謎が、物語を通じて読者を引き込む要素となっています。
悪樓の島面白い要素:設定の共感
令和6年に突入しましたが、依然として蒼ノ久島にまつわる不可解な噂は耐えています。村雨レイゴという主人公は、この島に移住してから、東京からの生活とは大きく異なる田舎ライフを楽しんでいます。この島にはコンビニも自販機も存在せず、ただ一つ、心温まるのは人々の温かさだけです。田舎だからこそ味わえる独特の人間関係模様の細かな描写に共感ができる。
島の住民たちは互いに助け合い、まるで物々交換の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂っています。物語を進める中で、島の背後にある独自の文化や風習が細かく描かれ、ミタタラサマのお守りを含む島の特異性が、まるで実在しているかのように生き生きと描写されています。
この作品は、主人公が知識も期待もないままにこの特異な島に移り住み、そこで繰り広げられる物語を通じて、読者に島の奥深さと謎に迫る機会を提供しています。それに加えて、島の共同体の結束力と文化を通じて、読者に人間関係や共感の重要性を考えさせる要素が豊富に盛り込まれています。
悪樓の島面白い要素:サスペンスだけではなく恋愛要素も
この作品の魅力の一つは、サスペンスの陰に巧妙に潜む恋愛要素です。主人公である村雨レイゴは、肉親の喪失という大きな悲劇に見舞われ、最後の肩掛かりであるおばあちゃんとともに蒼ノ久島に辿り着きました。しかし、そのおばあちゃんもいつの間にかこの世を去り、レイゴは孤独な一人としての生活を余儀なくされました。島に留まる理由は曖昧でありながら、彼にとって特別な存在である同級生である寒凪一麦への思春期特有の恋心が、この島に滞在し続ける一因となっています。
物語は、巧みなサスペンスの要素を豊かに描きながら、村雨レイゴと寒凪一麦との恋愛関係をも深く追求しています。この二人の運命が、恋心とサスペンスの狭間でどのように交錯し、どのような未来を切り開いていくのかが、読者にとって極めて興味深い要素となっています。物語のこれからの展開がますます注目を集め、村雨レイゴと寒凪一麦の関係がどのように進展していくのか、期待と不安が入り混じった気持ちを読者にもたらしています。
悪樓の島面白い要素:都市伝説が現実に
蒼ノ久島の「ウラ祭り」は、YouTuberたちの間でも都市伝説のような存在として非常に有名でした。この祭りは18歳以上の参加を許されることから、村雨レイゴは大人たちが参加する何かいかがわしい行事だと勘違いしていました。同島の同級生たちも、夜になると両親が出て行く様子を何度か目撃したと聞いており、思春期の彼らにとって、その出来事は想像力をかき立て、不穏な方向に向かってしまっていました。
しかし、蒼ノ久島の「ウラ祭り」には、驚くべき秘密が隠されていました。この祭りでは、人間の死骸を生贄としてミタタラサマという神に捧げる儀式が行われていたのです。その背後にある理由や、ミタタラサマ様の正体についての謎が、物語の中で次第に解き明かされていく展開が読者を引き込んでいます。
この作品は、都市伝説のような祭りの裏に潜む恐るべき真実を描きつつ、主人公たちの思春期の葛藤と成長も丁寧に掘り下げています。物語が進むにつれて、ウラ祭りの秘密やミタタラサマ様の謎が一層深まり、読者は驚きと興奮に包まれた世界に引き込まれていきます。
悪樓の島ネタバレ!ミタタラサマ正体は?
「悪樓の島」におけるミタタラサマの正体については、現時点では謎のままです。しかし、YouTubeの投稿や噂によれば、その外見はビックフットのような体型を持ち、濃密な体毛を持つ猿のような生物として描写されていました。果たしてミタタラサマの正体は、ケモノのような形を持つ妖怪なのか、それとも人間の想像によって生まれた架空の存在なのか、まだ解明されていないのが現状です。
この孤立した島にまつわる謎や、ミタタラサマの正体についての謎は、物語の中で着実に膨らんでおり、読者を引き込む要素として重要な役割を果たしています。今後の展開がどのように進むのか、その答えを待つ間に、物語の魅力や緊張感は一層高まっていくことでしょう。ミタタラサマの正体や島の謎が解き明かされる瞬間に向けて、読者たちは楽しみと興奮を胸に抱いています。
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まとめ
新進気鋭の漫画家、瑞城雨先生による漫画『悪樓の島』は、太平洋に浮かぶ蒼ノ久島を舞台に、恐ろしい事件が繰り広げられるホラーサスペンス作品です。主人公の村雨レイゴは孤独な高校生で、島に引き取られた祖母も亡くし、同級生の寒凪一麦への恋心が彼を島に留めています。物語は彼らの夏祭り冒険から始まり、島に潜む秘密と恐怖が明らかになります。ミタタラサマと呼ばれる神の正体や島の謎は謎のままで、読者はこれらの謎解明を楽しみにしています。
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