最近、ジャンププラスで連載中の「リバイアサン」が面白いと話題になっています。この物語は、旅客船リバイアサン号が突然爆発し、生き残りをかけた宇宙サバイバルゲームが始まるというものです。今回は、私が最新話まで読んだ上で感じた感想やレビューを紹介したいと思います。ただし、ネタバレが含まれるため、まだ本作を読んでいない方はご注意ください。
漫画リバイアサンあらすじ
J'ai fait une BD de science-fiction "Léviathan".
Le tome 1 sortira en France le 6 janvier 2022.
C'est un travail passionnant et intéressant, alors merci.Page d'annoncehttps://t.co/9R03Wdexcl
Lire l'essaihttps://t.co/5xtRvTOLA4
Vidéohttps://t.co/pO7yqwsPno @YouTube pic.twitter.com/GwreWOqfMH— 黒井白 /Shiro Kuroi (@Kuroi_Siro) December 26, 2021
ここは広い宇宙。
古い神話に出てくる「リバイアサン」という怪物を船首像とした廃宇宙船を発見し、お宝がないか船の中を漁る者たち。
そこにあった、乗客がつけたと思われる航海日誌に書かれていたこととはー
中学校最大のイベントである修学旅行。1日目の就寝前に突如として起きた爆発。
その影響で起きたのは人的被害だけではなく、外部との連絡を絶たれ、さらには酸素タンクが消失し、予備タンクが尽きて生命維持限界が訪れるまで残り50時間。
生き残るためにはかつて長期旅行のために使用されていたコールドスリープのみ。
しかしこれを利用できるのは1名だけ…
サポートロボットからその情報を得た男性教員だったが、それを盗み聞きしていた生徒2名。
教員は生き残るために盗み聞きしていた生徒1名をつきとめ、個室へと誘い出すー。
ジャンププラスで連載リバイアサンはフランスでもヒット
フランスで大ヒットした「リバイアサン」は、毎週火曜日にジャンププラスで更新される漫画作品です。元々はフランスで有名な雑誌で掲載されていたとのことで、フランスでの人気が高かったために日本語版の連載が決定したという珍しい例となります。
「リバイアサン」は、フランスで今年発売された新作のTOP10に入るほどのヒット作品であることがネット上でも確認できます。そのため、注目度の高い作品であることが分かります。
ジャンププラスの作品紹介では、「SFサバイバル群像劇」として紹介されており、宇宙空間の中で絶対絶命の少年少女たちがどのように行動するか全く想像がつかないと述べられています。また、本作は現在のジャンプには見られない独特の作風やストーリー展開から不穏の空気しか流れておらず、その独自性が魅力的な点でもあります。
私が本作で良かったと感じた点は、以下の通りです。
リバイアサンネタバレ感想!面白い3つの理由!
宇宙サバイバルを圧倒的な画力で描く
冒頭から描かれる圧倒的な画力に魅了され、その後に繰り広げられるミステリー要素に引き込まれる物語です。
廃墟となった宇宙船「リバイアサン」を発見した探索チームが、その中で発見した航海日誌が物語のキーになっています。航海日誌には、コールドスリープをめぐり遭難した宇宙船の乗組員たちが生き残りをかけて争った結果が詳細に書かれており、物語の重要な要素を担っています。
この作品は、SF要素が強いと思われがちですが、実際には宇宙を舞台にしたサスペンスやサバイバルが繰り広げられている点が特徴的です。また、「リバイアサン」は、ジャンルを超えた本作独自の世界観や物語展開によって、新たなジャンルを開拓したと言えます。
ストーリー展開やキャラクター描写など、多くの要素がうまく絡み合って物語を盛り上げています。読者は、航海日誌に隠された謎を解き明かすために、主人公たちとともにサバイバルに挑みながら、物語の行方を見守ることになるでしょう。
生徒と教師の関係崩壊の生き残りSFサバイバル
この作品は中学生たちの修学旅行から始まる物語です。
突然の落下物によって宇宙船が故障してしまい、残り50時間ほどで生命維持限界が迫っている状況下で、唯一の生き残り方としてコールドスリープが挙げられます。しかしながら、このコールドスリープは1人しか使うことができないという極限状態の中で、生存者たちの騙し合いや駆け引きが展開され、緊張感がたまらなく伝わってきます。
作品の中心となるのは、リアリティーのあるコールドスリープにかけた生存者たちの葛藤や駆け引きです。特に、コールドスリープの存在を最初に知った教師と、2人の生徒たちの間で繰り広げられる葛藤は、本当に面白いものです。作品を通じて描かれる生存者たちの心理描写や、騙し合いなど、細かい描写にも注目が必要です。
宇宙船内でのサバイバルや、コールドスリープにかけた生存者たちの葛藤、リアルな描写によって繰り広げられる緊迫した展開など、読者を引き込んで離さない「リバイアサン」。その独自の世界観や物語展開から、多くの人々が注目する作品となっています。
現代の探索チームと過去のサバイバルの構成が良い
現代と過去のシーンが巧みに入れ替わり、非常に面白く展開されています。
現代では、探索チームが航海日誌を読みながら、コールドスリープを探すために廃墟と化した宇宙船を探索しています。一方、過去のシーンでは、宇宙サバイバルをこなす中学生たちの姿が描かれています。
この作品の面白さは、現代と過去のシーンが物語を交互に進めていく点にあります。どちらのシーンも興味深く、話の繋げ方もスムーズであるため、読者は飽きることなくストーリーを楽しめます。
探索チームが廃墟船で遭遇する罠や、航海日誌に書かれた中学生たちの壮絶な知識戦といった細かい描写にも注目です。一方、過去のシーンでは、疑心暗鬼になる中学生たちの心理描写がうまく描かれており、誰が生き残るのかわからない展開にドキドキさせられます。
現代と過去のシーンがうまく絡み合い、ストーリーを盛り上げている「リバイアサン」。読者は、現代と過去の両面から物語を追体験することで、深みのある物語を楽しめるでしょう。是非一度手に取って、その魅力を味わってみてください。
上記の点が読んでいて面白いと感じた部分です。
【漫画】リバイアサンネタバレ感想!まとめ
「リバイアサン」は、圧倒的な画力と緻密なストーリー展開によって、宇宙サバイバルを描いた作品です。物語は、中学生たちの修学旅行から始まり、コールドスリープを使って生き残るために騙し合いや駆け引きが繰り広げられます。現代と過去のシーンが入れ替わりながら展開され、細かい描写や生存者たちの心理描写など、読者を引き込んで離さない作品です。特に、航海日誌に隠された謎を解き明かすために、主人公たちとともにサバイバルに挑む点が魅力的です。是非手に取って、その魅力を味わってみてください。
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