【住みにごり】森田純夏の正体が怖い!末吉の家族構成と親父の不倫関係がやばい!

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漫画「住みにごり」はビッグコミックスペリオールで連載している家族のにごりを描いた作品。作中で出てくる森田純夏の正体が怖いということでも話題。本記事では末吉との家族構成や末吉の親父である西田憲と森田の過去の不倫関係についての紹介したいと思います。ネタバレ感想やあらすじもありますので、まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。

【住みにごり】あらすじ

僕の実家には怪物たちが住んでいる。29歳、夏。会社から長めの休みをもらった僕は、久しぶりに実家に帰省した。住んでいたのは父母、姉、そして35歳、無業無言の兄だった…。これは変な家族なのか? それとも家族は変なのか? 新ホームドラマ、登場! ビートたけし氏、麒麟・川島明氏、絶賛!! 漫画クチコミサイト「マンバ」にて新連載ランキング1位獲得! 超話題作!!

【住みにごり】作品情報

タイトル
住みにごり

著者
たかたけし

カテゴリ
青年マンガ

出版社
小学館

レーベル
ビッグコミックスペリオール

【住みにごり】西田家の家族構成は?

西田末吉

29歳で西田家の次男。若い頃に東京へ出て一人暮らしをしていましたが、職場での何らかの理由から仕事を辞める決断をし、再び実家に戻って生活することになりました。

東京での自立した生活から一転、家族の一員として再び家に戻ることで、彼自身が抱える葛藤や家庭内での立ち位置が物語の中で描かれています。

西田フミヤ

35歳で、西田家の長男。彼は15年以上も働かず、家に閉じこもりがちな生活を送っています。社会との接触を断ち、家の中で孤立するようになった彼の心の内には、深い絶望感や現実逃避が潜んでいるのかもしれません。

彼の行動やその背後にある心情は、物語が進むにつれて徐々に明らかになっていき、読者に複雑な感情を抱かせます。

西田長月

西田家の長女であり、兄弟の中では比較的しっかり者として描かれています。彼女はさばさばした性格で、面倒見が良く、家族の中でも冷静に物事を見つめることができる人物です。

長月は家族の問題を抱えながらも、それらに立ち向かい、家族を支える存在として、物語の中で重要な役割を果たします。

西田憲

西田家の父親で、定年を迎えた後も働き続けていますが、その生活には大きなストレスが伴っています。

老後の生活に対する不安や、家族を支える責任感が彼の心に重くのしかかっており、物語の中ではそのストレスが彼の行動や決断に大きく影響を与えています。

西田百子

西田家の母親で、脳梗塞の後遺症により寝たきりの状態となっています。彼女の存在は、家族全員にとって大きな負担でありながらも、母親としての愛情や存在感は失われておらず、家族にとって重要な存在であり続けています。

彼女の介護を通じて、家族の絆や葛藤が描かれる一方で、彼女自身の苦しみや無力感も描かれています。

【住みにごり】登場人物が全員グロ怖い

漫画「住みにごり」に出てくる登場人物は全員グロ怖いです。一見真面目そうなキャラクターでも「にごり」を持っておりこの作品ならではの独特な空気感や気持ち悪さが出ています。

誰が一番まともなの?

漫画「住みにごり」は作品を読み進めるうちに、登場人物たちの誰が一番まともなのか、巻を重ねるごとにますます分からなくなってくるという点が、この物語の魅力だと個人的に感じています。登場人物たちが次第にその本性を露わにする様子が描かれるたびに、彼らが抱える闇や葛藤が浮き彫りになり、それが物語全体に一種独特の緊張感をもたらしているように思います。

特に、末吉は物語の初期段階では無邪気で何も知らずに浮かれている様子が見られますが、その彼の背後で展開される他のキャラクターたちの複雑な思惑が、読者を惹きつける要素の一つとなっています。

巻を重ねるごと濁る人間関係

一見すると最も異常な行動を取っているように見えるフミヤが、巻を重ねるごとに実は家族の闇を冷静に観察し続けていることが明らかになるという展開も、この作品の大きな魅力の一つです。

フミヤは、表面的には破天荒で危険な存在として描かれていますが、彼の行動には一貫した目的と冷静な判断があり、それが徐々に明らかになることで、読者は彼に対する見方を変えざるを得なくなります。

また、フミヤの母親が彼に密命を与え、笑みを浮かべながら彼を追い詰めるシーンもまた、ぞっとするような恐怖を感じさせます。。母親のこの冷酷な一面が明らかになることで、家族の中でのパワーバランスや隠された真実が次第に暴かれていきます。

こうしたキャラクターの深層に触れることができるのは、物語が進むにつれて一層楽しめるポイントです。

行動の裏にある動機が最後まで読めない

この家族の中で唯一まともに見えるのは、社会人経験があり、東京で自立していた末吉と姉の二人だと思われがちです。

しかし、物語が進むにつれて、実は末吉が作中で一番何も考えておらず、快楽に流されるままに行動しているという皮肉な展開が明らかになり、読者はそのギャップに驚かされます。

このように、表面上は普通に見えるキャラクターたちが、実はそれぞれに深い闇や問題を抱えていることが徐々に明らかになるという展開が、この作品の醍醐味であり、読者を引き込む大きな要素となっています。

物語を進めるにつれて、彼らがどのように変わっていくのか、そしてその行動の裏にある動機が何であるのかを知ることが、読者にとって大きな楽しみとなっています。

【住みにごり】森田純夏とは末吉の親父との関係

漫画「住みにごり」の西田家の登場人物が全員やばいことは分かりました。しかし西田家に関わろうとする森田の正体も怖いと話題に。一体どのような部分が怖いと思われるのでしょうか?

森田純夏の正体とは?

森田純夏の正体は末吉の父親である西田憲のかつての不倫相手であり、その関係は10年前に遡ります。当時、二人の関係は表面上は終わりを迎えたかのように見えましたが、森田の心には深い執着が残り続けていました。

この執着は、単なる過去の思い出や未練ではなく、長年にわたって彼女の心を蝕み、西田けんとの再会を果たすための強烈な動機となっていました。

森田はその執念を胸に秘めながら、西田憲に再び近づくための方法を探し続けていました。

森田純夏は西田家崩壊を目論む

森田は、彼に近づくために西田家の弱点を探り始め、そのターゲットとして西田の息子である末吉を選びます。森田は、巧妙な策略を駆使して末吉に接触し、彼を利用することで西田憲との再接触を果たしました。

その結果、彼女は西田家の内部に不和の種をまき、家庭内に混乱を引き起こしました。森田の行動は次第にエスカレートし、最終的には西田家を根底から崩壊させるまでに至りました。

西田憲は、森田からの絶え間ない干渉と脅迫に追い詰められ、ついには彼女に対して深い恐怖と怒りを抱くようになります。

森田は西田家崩壊を目論む

西田憲は理性を失い、台所から包丁を手に取り森田に襲い掛かるという緊迫したシーンが展開されます。しかし、彼の攻撃は森田を殺すには至らず、この事件は殺人未遂に終わりました。森田は命を取り留めましたが、この出来事は彼女と西田憲の関係に深い溝を残すこととなりました。

一方で、この一連の事件を経て、西田と森田の物語には一旦の区切りがついたかのように見えました。しかし二人が同じ病院に入院しているという描写があり、彼らの間にはまだ解決されていない問題が残されていることが暗示されています。

【住みにごり】完結まで

住みにごりネタバレ1巻


末吉は東京での職を離れ、実家に帰省した。そこでは、車椅子の母親、癇癪を起こす父親、そしてニートの兄フミヤが同居している。末吉は無差別人の命を奪う兆候を示す兄の夢を見た後、その兄の行動が現実化するかのような予感を感じていた。

フミヤは家の2階の部屋を南京錠で施錠し、毎日安価な店を巡っておつりを小遣いにしている。また、父親との関係が悪く、父親がトイレに入ろうとすると一升瓶を投げつけるなどの行動を取っていた。さらに父親の車には傷がついており、そのこともフミヤの関与を疑われている。

末吉は地元で以前交流のあった森田さんと再会した。森田さんはかつてフミヤとも親しくしており、末吉は彼女に対して特別な感情を抱いていた。そして、末吉とその兄妹たち、さらに森田さんが勤務する本屋の同僚たちが何故か合コンを企画する流れになった。

住みにごりネタバレ2巻


合コン中、フミヤと本屋で働く柳さんが一緒になりました。柳さんは以前、父親の元同僚で、意外なことに過去に父親に淡い恋心を抱いていたことが分かりました。この背景を知ったフミヤは、自分が彼女を尾行していたことが明らかになり、彼女からその尾行を中止するように頼まれました。

一方長月は16歳年下の鈴原と仲睦まじく過ごしていた。末吉は、二人の様子を目にして、なんとも言えない胸苦しさを覚えた。森田さんに自分の気持ちを打ち明け、そしてお互いにキスをしました。

フミヤは弟の告白を受け入れ、自らの感情を諦め、弟の恋を全面的に支えることを心に決めました。そのため、準備していた愛の手紙を手に握り潰し、ホームセンターで斧やハンマーなどを購入して家に戻りました。しかし、母親からの励ましもあり、少しずつ心が落ち着いてきて、弟の恋を応援するための部屋のデコレーションを手作りし始めました。

住みにごりネタバレ3巻


お墓参りの帰り道、末吉は祖父母の家に立ち寄りました。そこで大量のジュースを見つけましたが、これは実はフミヤが将来への不安から買いだめしていたものでした。

一方で、フミヤが柳さんを尾行していたのは、母親からの依頼によるものでした。2年前、父の部屋で見つかったDVDには不倫相手との情事が映っており、これを母とフミヤが知ってしまったことが発端でした。

末吉は結婚を考え、森田さんを実家に招待しましたが、森田さんが恐ろしい表情を浮かべました。そして家に戻った父親が驚く出来事が起こりました。実は、映像に映っていた不倫相手は柳さんではなく、森田さんだったのです。

末吉は父親に「森田さんと付き合っているんだ」と告げ、これによって予期せぬ展開が生まれました。

住みにごりネタバレ4巻


親は、不安を感じながらも、末吉が「仕事を辞めた」という重要な情報を共有するために、末吉、森田さん、母親との4人での会話に参加しました。

長い期間を経て、親はかつて森田さんの悩みを聞いたことがありました。森田さんは親に頼り、その一時の行動が二人の間で過ちを生むことになりました。

その後、母親が愛読するなぞなぞ本に、その過ちの内容が書かれていることが判明しました。フミヤがそれを見つけ、そのページを破り、自分だけの秘密として保持しました。

このように、過去の出来事が家族の間に繋がりを持ち、それぞれの行動が思わぬ結果を生むことがあります。

住みにごりネタバレ5巻


親父の過去が遂に暴かれる。それは親父と森田が不倫関係にあった時、母が突然倒れた状況であった。その悲劇的な瞬間から、森田との関係を断ったことが分かった。親父の追い詰められた姿や以前の出来事が段々と明らかになっていく。

兄は親父と森田の不倫を知ってしまったが、まだ何も知らない末吉がいた。親父は怒りに狂い、家に戻ることなく姿を消した。この親父の引き起こした混乱は、やがて西田家全体を巻き込むことになる。末吉は森田にプロポーズしようと考えていたその時、森田は末吉の母親に全てを告白した。自分が想いを寄せている相手は末吉ではなく、あなたの夫なのだと。

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