「しのびごと」は、現代に生きる忍者を描いた作品として注目を集めていますが、その独特の設定や展開に対して、ネット上では賛否両論の声が上がっています。面白いと評価する読者も多い一方で、つまらないといった声も。この記事では、そんな「しのびごと」が本当に面白いのか、また今後打ち切りの可能性はあるのかをネタバレを交えながら詳しく解説し、ネットの意見をまとめていきます。
【しのびごと】あらすじ
【ジャンプ+試し読み!】
週刊少年ジャンプ42号より新連載、
しのびごと [第1話]の試し読みが
ジャンプ+で本日より配信になっております、ご覧ください!https://t.co/85skkfkgKP— しのびごと【公式】 (@shinobigoto_off) September 18, 2024
影に紛れ、闇を駆ける──。 “忍者”は今でもこの日本で、活動していた。 忍者名<ヨダカ>が託された次なる任務は、向日アオイの護衛。 慣れない学園生活を送りながら、さまざまな危険をすり抜け彼女を守ることができるのか…。 現代に忍ぶ、ポップでクールな秘密の護衛忍者譚!
【しのびごと】作品情報
しのびごと
著者
みたらし三大
著者
たけぐし一本
カテゴリ
少年マンガ
出版社
集英社
レーベル
週刊少年ジャンプ
掲載誌
週刊少年ジャンプ
【しのびごと】つまらない!ネタバレ感想!
設定崩壊5分も知らない人としゃべれない忍者
かつての忍者たちは、その卓越した技術と神秘的な存在感で恐れられていたが、現代においても「忍者」は実在していた。それが、公安警察の忍者部隊「ヨダカ」である。しかし、この物語の主人公であるヨダカは、一般的な忍者のイメージとは異なり、極度のコミュニケーション障害を抱えている。彼は「知らない人とは5分以上会話が続けられない」という特徴を持つ、まさに超コミュ障の忍者なのだ。
ところが、物語が進むにつれて、この設定が早くも揺らいでしまう。次の護衛任務で、ヨダカは初対面の護衛対象である向日アオイと出会うが、驚くべきことに、彼は自らアオイに近づき、積極的に会話を始める。リアルな世界の「コミュ障」ならば、初対面の相手とこのようにスムーズに話すことは非常に困難である。しかし、この漫画の中では、ヨダカの「5分も会話できない」という設定はあっという間に崩壊してしまう。
忍法ではなく肉弾戦にげんなり
護衛任務が進むにつれ、ヨダカは不慣れな学園生活を送りながらも、さまざまな危険を乗り越え、アオイを守ることに専念する。だが、物語はここでもまた期待を裏切る展開を見せる。
敵が教師であったことが判明し、彼はヨダカに対し、ボールペンを注射器に変えて襲いかかる。忍者としての技術や道具を駆使するのではなく、ただの肉体戦に終始してしまうこのシーンは、忍者の設定が完全に崩壊してしまった瞬間だ。
忍者という特殊な存在であれば、もっと忍術や道具を使った戦いが期待されるべきだろう。特に、ヨダカの「コミュ障」という特性をうまく活かした忍術戦法が展開されれば、さらに面白い展開が見込めたのではないかと思われる。
見せ場があまりない
第1話の冒頭で、ヨダカが壁に張り付いているシーンは、少年誌ならではのかっこいい演出を期待させるものだったが、実際には少し滑稽な光景に映ってしまった。
その後、ヨダカは覚醒し、これまでの「コミュ障」のイメージを覆すかのように、キザなセリフを吐きながらターゲットを倒してしまう。
少年誌における主人公の覚醒シーンは定番の演出であり、多くの読者が期待する瞬間であるが、このシーンにおいても華麗な忍法や戦略が描かれていれば、さらに感動的な展開となったはずだ。
忍者という独自の設定を持ちながら、肉体戦に終始してしまうこの物語は、殺し屋でもなりたってしまう。もう少し忍者だからこそできる神秘的な戦闘技術や「コミュ障」を活かした誰にも見つからない戦略的な戦いが描かれれば、物語にもっと深みと魅力がましたかもしれない。
【しのびごと】打ち切りの可能性は?
しのびごと、面白いとは思ったけど読み進める中で赤羽骨子やキルアオキヨシくんがよぎったのでちょっとな…
『しのびごと』ヒロインの初登場シーン糞ドジっぷりがドリフのコントみたいで一発で掴まれた。台詞回しが独特でなんて面白い女なんだ。ダークさとトンチキ青春ドラマのコントラストが実に面白い。
しのびごと面白い〜バトルの描写めっちゃキマってるのにその後のセリフで肩の力抜けるこの感じ前作の時から大好き。
ネット上では、この作品に対して賛否両論があるものの、総じて「面白かった」と評価されていることが多い。そのため、現時点で即座に打ち切りになるという心配は少なそうだ。しかしながら、今後の展開次第では作品の評価が変わってくる可能性も否めない。
例えば、物語のテンポが悪くなり、進行が遅く感じられるようになったり、読者を引き込むような魅力的な敵キャラクターが登場しなかった場合、次第に読者の関心が薄れていく恐れがある。
特に、長期連載作品においては、テンポの良さや新しい敵キャラの登場が物語の活力を保つ重要な要素となるため、この点が今後の作品の人気を左右する大きなポイントになるだろう。従って、これからも読者を飽きさせないためには、スピーディーでダイナミックな展開と、個性的で印象的なキャラクターの登場が求められる。
そういった工夫がなされない限り、今後人気が衰退していく可能性は十分に考えられるだろう。
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